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2018年ベビーメタル・ワールドツアー狂乱のモッシュピットから ~ ベビーメタルの世界征服がまじで洒落にならなくなってきている

Posted by 高見鈴虫 on 17.2018 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
ちーす。
本日は移動日で、ベビーメタルの公演はありません。
正直ちょっとほっとしてます。
だってさあ、そう、言わずと知れたベビーメタルのツアー中の恒例行事、
公演前からモニター前に齧りついてはワクワク・ドキドキ、
ペリスコからFBからを必死の思いでハシゴしながら
手に汗握る実況生中継でライブを疑似体験。
で、それが終わったらもう興奮冷めやらず、思わず朝まで動画漁り、となる訳で、
ぜんぜん寝てねえよ俺、ってな奴、世界中に山ほどいるんじゃねえのかな、と。

と言う訳で、今回の2018年ベビーメタル・ワールドツアー、
これまでの公演のタイトルをつけるとすれば、

驚愕のカンサス・シティ
熱狂のオースティン
怒涛のダラスから、
そして
狂乱のヒューストン。

連日、各新聞から雑誌からに大絶賛の記事が踊っては、
動画サイトにはファンカム海賊動画が星の数ほどアップされていて、
ベビーメタル、もはやもう、押しも押されもせぬ、
どころか、まじでここまで凄いバンド、どこにもいない、と、
世界中が唖然呆然!
驚愕に目を見張る大観衆を
狂乱の坩堝に叩き込む怒涛のスーパーバンド。

でさ、新生ベビーメタル、
今回、カンサス・シティに始まって、
そしてオースティンからダラスまで、
当初、その道程の中に感じていたちょっとした違和感。
→謎は深まるばかりのベビーメタル ~ 今度ばかりはどうしても判らない2018米国ツアーのその謎解きゲーム
つまりはほら、このテキサスの街々。
ディープ・サウスのバイブルベルト、と言われている土地で、
まさに共和党の票田。つまりは、トランプ・サポーターの坩堝。
つまりは、凄く凄く保守的なお土地柄、である筈なんだけどさ。
で、ベビーメタル、
東洋から来たアイドルとメタルの癒合の、なんて人たちを、
あの、KKKな赤首な人たちがいったいどんな態度で迎えるのだろうか、
なんていう、不穏なYAVA臭を感じないわけにはいかなかったんだけど、
それが、いざ蓋を開けたらこの騒ぎ。

という訳で、まずは、オースティン。
ここはいうなれば、テキサスの行政と学芸の都、
であると同時に、音楽の都。
6TH STって場所にはライブハウス通りから、
そしてなにより全米一の音楽番組の老舗、オースティン・シティ・リミッツの発信地。
嘗てスティーヴィー・レイ・ヴォーンが夜な夜な出演していた、音楽の街・オースティンはテキサスの文化を象徴する場所。

で、そんな街を、ものの見事にぶっ飛ばしたベビーメタル。

で、まずはこの映像。
ベビーメタル・熱狂のオースティン公演、モッシュ・ピットからの実況中継。








見ろよ、今更ながら凄いよなあ、この盛り上がり方。
改めてこのKARATEの重低音の超絶グルーヴ。
アメリカ人の壺を直撃ってところで、
このKARATE、アメリカでも特に人気のナンバーでもあるんだけど、
この熱狂、まじ半端ない、っていうか、
普段から、オースティン・シティ・リミッツのあの一種、癒し系の極のような、
おっとりとして知的なオースティン人のイメージからは、
まるで想像もつかない熱狂ぶりでございます。

オースティン・テキサス、完全に陥落ですなあ。

テキサス人は、一見してとっつきにくいですが、
一度心を開くととことんまで、という熱いハートの方々。
このベビーメタルのオースティン公演に参加したテキサンたち、
あの時のベビーメタルの、その勇姿を、
子に孫に、末永く語り継いで行くであろうと思います。




で、次なる街、ダラス・テキサス。
言わずとしれた、ダラスの熱い日、
JFケネディー大統領暗殺の地、であるわけなんですが、
ここダラス・テキサス、実はいま、全米の台風の目、でありまして、
というのも、かのTOYOTAが、ここダラス近郊にまたまた巨大工場を建設する、
なんて話から、西から東から、一攫千金を夢見る人々が、
このダラスを目指して大集合、となっている訳で、
俺の求職用のメアドにも、連日山の様な求人案内がここダラスから舞い込んで来る、と。

という訳でブームタウンであるところのこのダラス・テキサス。
オースティンから車で約三時間。
途中、かのブランチ・ダビディアン事件、
武装したカルト宗教団体とFBIとの壮絶な銃撃戦が生中継された、
あの怨念の街・ウェイコーを経て辿り着いたのは地平線の果て空の果て。
熱く焼けただれた太陽の下、車のボンネットで卵焼きができるような土地ではありますが
前日の熱狂のオースティン公演での熱も冷めやらぬままに、
ベビーメタル、この悪魔の地・ダラスにおいても、
とてつもないステージをご披露したようで。

という訳で、ダラス公演、怒涛のモッシュ・ピット。





いやあ、新曲エレベーターガール、思いっきり弾けてますなあ。

でなんか、今回の新生:ベビーメタル、
アメリカ人の特に女性の方々に強烈な支持を受けているようで、
で、新曲ディストーションはもちろんのこと、
このエレベータとタトゥは特に好評であったようです。

そっか、この新生ベビーメタル、もしかして、
現在の米国ロック界の思い切りの本命、
つまりは、ガールス・バンド層のターゲットを直撃したようで、
ほら、この映像でも、金髪を振り乱した女性ファンたち、
気の触れたように踊り狂ってる訳でさ。

いやあ、凄い、ベビーメタル、次から次へと新たなるファン層を開拓していく。





で、次なる土地が、ヒューストン・テキサス。
あの、NASAの宇宙基地で有名になった新興都市。
元々は沼地であったところで、その蒸し暑さと言ったら半端じゃない。
濡れた毛布を被ってオーブンで蒸し焼きにされているような、
とは地元の人達から良く聞く言葉ですが、
嘗ては保守的赤首のメッカであったこの街が、
いまや世界各国からの移民たちの集う、
一大コスモポリタン都市に変貌を遂げつつある、という話で、
という訳でここヒューストンでのライブ。
前回の怒涛の大乱痴気騒ぎであったダラス、
その勢いをますます倍増させては、
狂乱とも言えるほどのとてつもないステージ。





これ、またまたKARATEの映像なんだけど、
この熱狂、まさに、狂乱、って感じで、怖いほどの盛り上がり方。

俺がこの街を訪れた当時は、まだまだ白人の白人による白人の為の石油産業の街、
つまりは、テキサス・マフィアたちの牛耳るゴータム・シティって感じ。
一般市民のガンの所持率も全米でダントツ。
レイシストの象徴である南軍テキサス・フラッグなんてのおおっぴらに掲げている店も多くて、
そんな白人ばかりのレストランに足を踏み入れただけで、
店中の赤首連中から、思いっきりのガン見を食らった、あの不気味さと言ったら無かった訳で。
で?あのKKKの巣窟のようなヒューストンで、東洋人の女の子たちを前に、これだけの大騒動?
まさに、ありえね~、って気がしますが、
そう、ベビーメタルを前に踊り狂う赤首テキサンたち。
いやはや、これはもう、まるで魔法以外のなにものでもない、と。



という訳で、カンサス・シティの驚愕から、
アトランタの熱狂、そして、怒涛のダラス
ついにヒューストンにおいてはまさに狂乱の巷となったベビーメタル。
テキサスを越え、次なる街はおなじみ、アッランタ・ジョージャー。

去年のレッチリとの公演において、場内が星屑に包まれた、
あの大感動のステージ、思い出しますねえ。

で、改めてこのジョージア州、
かの、風と共に去りぬの舞台にもなったところで、
つまりは古き良きアメリカのコロニアニズム
白人の経営する巨大農園とそこで働く黒人奴隷たち、その象徴的な場所。
ではあるものの、このジョージア州、かのジミー・カーター大統領の故郷でもあって、
その影響でか、今は、白人黒人平和共存のモデル州、なんてのにもなっているようで、
ここニューヨークにおける俺の黒人の友人たちも、老後はジョージアにでも行って暮らすか、
なんていう感じで、南部でありながら、割と自由な気風を売りにしているところがあるようで、
それと同時に、凄くロックがお盛んなお土地柄。
俺の友人にも、ここアトランタ出身のミュージシャンが何人かいて、
彼らが嘗て根城にしていたヒッピー・コミューンなんてところにしばらくお世話になっていたこととかあって。

でそうそう、そう言えば、そんな友人の一人から、この間ふと、
ああ、そう言えば、俺このあいだ、ベビーメタルを見たんだよ、なんて話をされてさ。
去年、久々に地元に帰ったときに、
地元のダチに誘われてレッチリのライブを見に行ったら、その前座に出てた日本のバンド。
最初、なんだこれ、とかみんな笑ってたんだけど、
そのうちに完全に持って行かれて、終わってみたらもうレッチリどころじゃない。
打ち上げに立ち寄ったバーではみんなベビーメタルの話ばかりしてたよ、
なんて話を聞いていて、そう、今回のアッランタ・ジョージャーでの公演、
あの、レッチリの前座公演を見た人々、
そしてそんな人々から、これでもか、とベビーメタルの噂を聞いていた人々、
それがもう、一年間待ちに待ったって感じで再結集。

という訳で、いやあ、このアッランタ公演、
まさに、とんでもねえことになるのでは、と思っていたのだが・・・

という訳でこの映像、これ、まじで、ちょっと閲覧注意と言うか、
凄いぜ、まじで。





これもう、WODとか、モッシュとか、そんな状態でもない。
まさに、ギチギチの鮨詰め状態、まさに嵐の海、そのもの。

いやあ、ベビーメタル、本当の本当に、とんでもないことになっちまってるみたいで・・



という訳で、この壮絶なるモッシュピットの光景、
改めてこれ、アメリカ、なんだよね。
そう、日本のバンドが、アメリカの観客たちを、
完膚なきまでに完全の完全にぶっ飛ばしては、
驚愕から熱狂、怒涛から狂乱を経て、
ついには、もう、なんと言い表してよろしいのか。

それってさ、まさに、夢か幻かってぐらいにまで、
本当の本当に信じられない光景ではあるのだけれど、

でさ、このアトランタの公演を見ながら思っていたんだけど、
我らがベビーメタル、
もう日本から来た、とか、アイドルだ、メタルだ、とか、
もうそんな感じじゃ、ぜんぜん無いよね。

ディープ・サウスであろうが、
カントリー・アンド・ウエスタンであろうが、
アメリカの西から東から北から南から、
この広大なアメリカ大陸の津々浦々、
どんなド田舎においても、
すっごく当たり前に受け入れられていてさ。

つまりはもう、ベビーメタルって、世界のスタンダード。

今や米国ではTOYOTAやらSONYやらが日本の会社だってこと知らない奴がほとんどなように、
すでにベビーメタル、もう、世界のロック界を代表する、燦然としたアイコン。

で改めて、この狂乱のモッシュピットの光景を目の当たりにしながら、
ベビーメタル、本当の本当に、国境を、人種を、飛び越えたんだな、と、
その奇跡の光景を、まさにいま目の当たりにしているわけでさ。

そう、嘗ての駄文にも綴ったけどさ、
日本文化の浸透度の凄さ、っていうか、
こちらの子供、みんな日本のアニメ:ジャパニメを見て育って、
で、ニンテンドーやら、プレイステーションやらのゲームをやりながら大人になって、
つまりはもう、その成長の過程で、日本文化の刷り込みがばっちりなんだよね。
で、この全米規模のコスプレ・ブームは今やひとつの文化ともなりつつあって、
寿司屋からラーメン屋から、米人たちが米人同士でまったく普通の顔して、
箸を使っていたり、あるいはひとりで手元のIPHONE見ながら牛丼掻き込んでたり。

そう、もう日本文化って、エスニックでも、エキゾチックでも、異文化でもなんでもない。
もう普通の普通に、世界の人々に溶け込んじゃってるだよね。

で、このベビーメタル、
まさに、寿司だ天ぷらだラーメンだ、
TOYOTAにカップヌードルにプレイステーションのように、
あったり前田に、アメリカの文化の中に一つの位置を占めつつある、と。

つまりはそれがなにを意味するか、と言うと、
ぶっちゃけ、もう、ベビーメタルは、
キャパ3000なんていうライブハウスに収まるような人たちじゃ、
ぜんぜんなくなっちゃってる訳でさ。

初めてベビーメタルを見た時、その守備範囲の広さ、というか、
つまりは、大人から子供から、そして、ガールズ・バンドから、
パンカーからメタルヘッドから、
本気で本ちゃんのハーレー野郎たちまで、
アメリカ中のありとあらゆるロック・フリークたちに、
これでもか、と強烈に作用しているのを実感したながら、
このバンドこそが、世界を取る、それを確信したのだけれど、
その確信が、こうもあっけらかんと実現されるのを見て、
今更ながら絶句に絶句を繰り返すばかり。

という訳で世界におけるベビーメタルのこの人気、
本当の本物。それはもう誰の目にも間違いない。

去年のLAでの公演でも、
ファンカムを回す撮影者が、
よお、兄弟、どこから来た?と聞けば、
おおよ、オーストラリアでい、と答えられて絶句、
なんてシーンがあったけどさ。
そう、地球の裏側から、ベビーメタルを見にやってくる、
そんな奴らが山程いるわけで。

で、改めて、ベビーメタル、
ラテン系の人々の人気が凄いんだよね。
南米ツアーなんてやっても金にはならないだろうけどさ、
そんなことをやったら、まさしく、とてつもないことになるだろうと。

改めて、世界のすべての垣根を飛び越えたベビーメタル。
YOUTUBEにアップされたファンカム動画の配信者達、
ラテン系から、中国系から、印度人まで、
まさに世界津々浦々の人々から熱狂的に支持されているわけでさ。

とそんなことを考えれば考える程に、
嬉しさ、と同時に、得も言えぬ達成感、
ベビーメタル、ついについに、やったな、やり続けているな、
そしてこれが、ますますとてつもなく大きくなっていくんだな、
そんな姿を前に思わず感動に打ち震えながら、
と同時に、なんとなく、ちょっとした寂寥感。
我らが姫君たちがこのままどんどんどんどん大きくなり有名になり、
つまりは、世界のアイコンとなっていくにつれて、
もう日本人でも、僕らのアイドルでも、なくなっていってしまうんだよな。
つまりは、そう、いままでずっと、すぅパパが感じていたであろう、
嬉しさ半分、誇らしさ半分の、一抹の淋しさ。
旅立っていく娘を思う気持ちなんてものと、
ちょっとシンクロしてしまうような気もしてさ。

という訳で、ベビーメタル、もはやすでに、俺達の手を離れつつある。
リアーナがバルベイドス出身だ、なんて、誰も知らない、
知らなくても、みんなリアーナを知っているように、
え?ベビーメタルって日本人だったの?知らなかった、
なんていう、そんな人達がますます増えていくことになるだろう、
そんな予感をひしひしと感じながら、
最後の最後に、最低最悪の戯言、

ベビーメタルには、やはりどうしても、日本語で歌い続けて欲しい、

そんなワガママを、呟いてしまいたくもなるのであった。

という訳で、メイトの諸君、
新生ベビーメタルのこの2018年ワールドツアー、
と、と、とてつもない大成功。
破竹の勢いで、全米を席巻しつくしております。

国境を越え、人種を越え、世代も性別も、なにもかもを飛び越えて、
日本のスーパー・アイドルから、まさに、世界のロックのアイコン、
あるいは、まさに、ワールド・スタンダードに向けて、
ベビーメタル、大爆進中でございます。

このひとたち、本当の本当の、まじめのまじめに、
世界を征服するのではないか、いや、そうなるに違いない、
そんなことを、まじのまじめに、実感しつつある今日このごろ。

メイトの諸君、俺達って、まったくとんでもない大怪獣を、
世界に放ってしまったんだよな・・

ただもう、今更そんなことを言っても遅い、遅すぎる。

島国日本から、世界という舞台に解き放たれて、
ベビーメタル、その進化、その巨大化、その怒涛の熱狂の狂乱の勢いは、
もう誰にも止めることができない。

ベビーメタルが地球規模のアイコンになる日は、すでにそう遠くないのだな、
そんなことを思いながら、思わず、全身に戦慄が走る、長文乙なのでございます。

ベビーメタルの世界征服、伸るか反るか?
乗るでしょ、そりゃ、当然の話。
時空を越え、国境を越え、人種を越え、言語を越え、
世代を越え、性別を越え、肉体も思考さえもを飛び越えて、
世界を 愛でつなぐ ベビーメタルのTHE ONE。
行こうぜ、ベビーメタルと伴に、その愛の桃源郷、
地の果て、空の果て、世界の果て、そして宇宙の果てまで。







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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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