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ベビーメタル2018UKダウンロード ~ 世界ロック界の絶対女王・その当たり前のような圧巻のステージ

Posted by 高見鈴虫 on 11.2018 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
おはよ、いま起きた。
って言っても、こちらはいま日曜の夜の10時過ぎ。
いや、実はさ、
ベビーメタル2018年ワールドツアーの一大フィナーレ、
ダウンロードでの公演が終わった途端、
どういう訳だか、恐ろしいばかりの睡魔が襲ってきて。
この週末、フレンチ・オープンのファイナルもぶっちぎったまま、
ほとんどの時間を、寝て過ごしていた。

で、いまになって、ようやくダウンロードでの公演の、
ファンカム映像が山のように上がって来ているのだが、
なんだよ、これ、ダウンロード、とんでもない出来栄えだったんじゃねえか、と。

ベビーメタル2018年ワールドツアーの一大フィナーレとなった、
この世界一の巨大ロックフェス:ダウンロード。
我らがベビーメタル、地平線までもを埋め尽くすその大群衆を前に、
またもやまたも、それはまさに圧巻のステージ。

それはもはや、お決まり、というぐらいに、
まさに、完璧も完璧、
当たり前のように、とてつもないステージをやってのけたな、と。

今更ながら、ベビーメタル、
このあまりにもとてつもないスケール。
その姿、もうあっけらかん、というぐらいにまで、
そのあまりにも圧巻のステージ。

寝起きの頭を掻きながら、
いやはや、姫様、まったくもって、と、
思わず苦笑いの高笑い。

なんだよ、ベビーメタル、
結局南極、そういうことだったのかよ、と。

ダウンロードからの報告がなかなか上がって来なかったその理由、
つまりはその成功があまりのも凄まじ過ぎて、
で、そんな凄まじいまでの成功が、
最早、当たり前のことになり過ぎてしまった、と。

言うなればもう、ベビーメタルのステージ、
それがとてつもなくもとんでもなくの大成功の大成功、
それはもう、予定調和的な当たり前的な決めごと、
というまでに、
ベビーメタル、まさにその存在は、
圧倒に次ぐ圧倒、圧巻に次ぐ圧巻。
その姿、ロック界の絶対女王、そのもの、と。

で、改めて、この海賊動画、
すげぇなあ、ベビーメタル、
ガンズやら、メタリカやら、
レッチリやら、あるいは、オジーやらジューダスやら、
そんな奴らと、立派に同格、どころか、

こいつら以上のバンド、
もう、世界中、どこを探したって見つからねえだろう、と。

それを世界中にこれでもか、と知らしめた、
この2018UKダウンロード・フェスティバル。

いまや、向かうところ敵なしのベビーメタル。

この勢い、飛ぶ鳥、どころか、
この寝起きの頭さえもを、完全にぶっ飛ばしまくっているぜ、と。







いやあ実はさ、
そう言えばあの時、
そう、思い返せばあの土曜の日の朝、
例によって、前の晩からほとんど寝ていなくてさ。

というのも、例のあのアンソニー・ボーデインの悲報から、
込み上げてくるもののあまりの多さに、思わず夜を徹して、
また無駄な駄文を綴っていたせいなのだが。
→ 追悼アンソニー・ボーデイン ~ 放浪の天才シェフ その魂を辿って・・

で、そんな寝不足で朦朧とするままの土曜日の朝。
遠征組の方々のツイートを追いながら、
なんだろうこの不穏な重圧感が半端ではない。

バックドロップの二枚重ねのなんていう話から、
もしやこの公演の後に、新たなるスケジュールの告知が、やら、
それよりもこの二枚重ねの段幕、
ライブの途中でいきなり落ちて来たりとかしねえだろうな・・・

そう、ライブではなんでもある。
実に度々、予想もしなかったことが巻き起こる。
それこそがライブ、それこそが、運命の分かれ道。
それは時として運命の悪戯、そしてそれこそが宿命でもあるのだが。
果たして今日のライブ、丁と出るか半と出るか。
そんな不穏な重圧感の中で、
いやあ、ストリーミングさえあってくれればな、とふと思う。

そう、ストリーミング、あるいは情報量なのである。

情報量の無さが不安を煽る。
情報量の無さこそが、この疑心暗鬼のその源泉。
まあしかしながら、一瞬先は闇の予想のつかない暗中模索、
その未知数の醍醐味こそが、生きる上での楽しみでもあるのだが。
そう、未知数を楽しまねばいけない。
先の判らない不安を、不穏を、疑心暗鬼そのものを、
楽しむことこそが必要なのだよ、とそれは判っているのだが。

この情報化社会、下手に情報が氾濫する分、
そんな切れ切れの情報が入れば入るほどに疑惑が募っては、
もっと情報をもっとお知らせをもっと真相をと渇きを募らせて、
いつしかその情報の宿酔状態、一種の中毒症状を巻き起こす。

で?なに?間違えた段幕の中に、新たなる世界ツアーの予告?
それも、アリーナ・ツアー?
おいおいおい、である。

確かにベビーメタル。
その実力から行けば、アリーナ・ツアー、全然の余裕であろう。
そしてなにより今日のダウンロード。
それがセカンド・ステージ、ということからして、
なに考えてるんだ、のお笑い的なまでの大間違い。

このバンドを、メイン・ステージに出さなくて誰がトリを飾るんだよ!と。

そんなこと、業界内の人間、あるいはミュージシャン同志であれば、
誰もが感じている暗黙の了解。
ただ、そう、ただ、それがショー・ビジネスである以上、
その究極的な目的としては、
ショーのクオリティと同時にビジネス、
つまりは集客力、になる訳である。

ベビーメタル。
この東洋のガラパゴスから迷い込んで来た超絶壮絶な女神たち。

その実力からクオリティからなにからなにまでが企画ハズレの超大物クラス、
ではあるのだが、
如何せん、その宣伝力、そしてなにより、その資金力。

街角に張り出されるPOST NO BILLの大段幕から、
新聞広告から雑誌のレビューからそしてなにより、
企業とのタイアップによってそのテーマソングがエンドレスに流れ続ける、
そのTVCMのヘヴィーローテーション。
それらのすべてが、御墨付となって人々の潜在意識の中に染み渡っては、
既知感覚のサブリミナルのモンタージュのフラッシュバック、
つまりはその知名度として世界の津々浦々に浸透して行く訳なのだが、
果たしてそんな巨大資本による大々的な洗脳作業。
世の全ての指向を嗜好を思考回路さえも、
その物の善し悪しから潜在意識的な好き嫌いの選択までも、
すべてのこのなんちゃら効果によって予め刷り込みがなされてしまう、
それがまったく当たり前、となってしまったこの世の中で、
果たしてこのベビーメタル。
そんな宣伝絶対主義の笑顔のファシズムの印象操作、
その巨大資本の撒き散らす毒ガス効果をまったく用いないままに、
いったいどこまで、その集客を伸ばすことができると言うのか。

ヤバイな、この大舞台を前にしての、この不穏な重圧感、
その募る不安の中で、
ついついまたまた、ネガティブな霧に絡め取られていく。
この妙なばかりの異様な重圧感。
そうか、ドニントン・パークの空模様。
今日もくーもり空ぁ、きっとそのせいかしら。
と、また妙な旋律を思い出しながら、
なんかこいつら暑そうだな、と。

そう、ロックが悪天候に映えるのはなにもベビーメタルに限った事ではない。
晴れた日の会場、休日のお出かけの散歩がてらの、ではないが、
そのあまりに脳天気な休日の午後の雰囲気が、
こと、ロックという概念とはことごとくすれ違ってしまったりもするのだ。
なによりもその騒然として雑然とした空気の中に、
集中力が薄れ、そしてロックの醍醐味の全てと言うまでの、
あの一種の集団憑依的な凄みという魔力、それが薄れてしまう。








そう言えば、あの野外のフェスティバル、
といきなりいにしえの今は昔、
過去の記憶がフラッシュバックを繰り返す。

ステージが高いと、わりと遠くの方まで見渡せてさ。
ステージ前の密集地帯のその向こう、
そのうしろを歩いてる家族連れだとか、
アイスクリームを食ってるカップルとか、
焼きトウモコロシの屋台から立ち上る煙から、
どこからともなく漂ってくるハッパの匂いから、
そして目の前、そこに限りなく広がる間の抜けた青空と、
そこにゆらゆらと泳いで行く風船の赤青黄色。
そんな光景を前に、
俺、いったい、こんなところでなにをしているんだろうか、
なんて気分になってしまった記憶がある。

で、そんな時、雑踏の雑音がぼわーんと膨らんだその中で、
バンドの音が、いかにも凄くペラペラに思えては、
モニターの音が回る回る廻り続けてぐあんぐあん。
で、手元のスネアが、バシ、とか、パン、とかじゃなくて、
ペチペチ、って聴こえてきて、
そして遠くから跳ね返ってくるそのリバウンドが、
なんだか凄く、遠い遠い世界に思えてきてさ。

それってなんか、
凄く広いところにひとりでカプセルにいれられて、
宙ぶらりんにされているような気さえしてきて。
そのなんとも言えぬ離人感覚。
ボーカルからギターの音が、完全にチューニングが外れて聴こえて、
それはまさに、冗談でしょってぐらいに、
まるでさっぱりと噛み合わない絡み合わない。
ただ、実はそれも罠であることも十分に知っていて、
そう、野外のライブ、こんなものだよな、と思いながら、
やばいやばい、まずクリックに集中しよう、とか。

で、初っ端の一曲二曲の終わって、
全身から汗滴らせたターギが帰ってきて、
おいおい、凄いぜ、前の方、乗り乗りだぜ、とか。
そう、そんな時こそ、前の連中は良いなあ。
ステージの後ろで、こうしてコックピットに封印されたままのドラム、
そのあまりの閉塞感が心底恨めしくも思えたもの。
ベースがボーカルが次々と水を飲みに帰って来ては、
良い感じ!最高、このまま行くぜ、と早くもガッツ・ポーズ。
なあ、とシンバルの間から顔を覗かせたギタリスト。
なあ、客も乗り乗りだし、ちょっとテンポ上げていかねえか?
おおよ、と、答えかけたところで、
むむむ、と気づく。
そう、それこそが、野外の罠。
このなんとも間の抜けた休日の午後、
そのあまりにも脳天気な、
それはまさにロックというよりは、
運動会観戦気分のお気楽な観客達。
そんな雑然とした空気に飲まれては、
思わず、軽はずみなビートを撒き散らしては、
ピクニックついでの観客たちの、昼寝の邪魔にしかならない
そんなど滑りのライブの罠に嵌っていくことになる。
そんな中、おい、テンポ上げて行こうぜ、の誘いに、
馬鹿野郎、と思わず。
そう、そのお気楽さ、その高揚が、その解放感が、
実は野外ステージの底なしの罠なのだ。
音波の波長の長い野外こそ、気を引き締めて行く。
普段よりも大乗りに、ビートをタイムを長めに取りながら、
敢えて音数を抑えて、骨となる基本音を徹底して強調する。
それこそが野外ステージの鉄則である筈。
と、そんな俺を疑り深そうに見つめるベースの目。
判ってる。次の二曲、構成通り、クリック通り。
しかも、ちょっと重めにして行くぜ、のサインに、
そうそう、そう来なくっちゃ、とニヤリと笑う目と目。
まあそう、あのフロントの奴ら、
あいつらはあいつらでやらせておけば良い。
俺たちは俺たち。つまりはリズム、つまりはビート、つまりは要だ。
さあ、と振り返ったボーカルに、
さり気なくも確信犯的に、目と目、アイ・コンタクトのサイン。
アイコンタクトを忘れるな。
判ってる、とボーカル。
判ってる、アイ・コンタクト、だったよな。

そんなことを思えるまでに、
いったいどれだけ、滑った転んだのライブを積み重ねて来ただろう。
そう、この野外ライブこそは、そんな罠、罠、罠のてんこ盛りなのだ。
そのあまりの空間性の違いの中で、浮ついたリズムが滑りに滑り、
返りの山びこに足を掬われては、それに焦ってイタズラに手数をバラつかせ、
そしていつの間にか、一曲二曲と重ねるうちに、周囲の雑音の中に、
メロがビートが、ただの爆音の中で空転に空転を繰り返して行く。

そう、野外なのだ。そこは、野外ステージというまな板の上・・・



と、そんなフラッシュバックの白日夢の中を、
さっそく送られて来た会場の模様、

おっと、すげえな、満員も満員、
端から端まで、その地平線の先の先まで、
ぎっちぎちの超満員じゃねえか。

ただ、なんか観客達、暑さにうだってる。
そのなんとも間の抜けた、
まさに、ピクニック気分の運動会モードの、
つまりは、陽の高いうちからビールを飲みすぎてしまった、
そのなんとも言えぬ宿酔いモード。

なんかこれ、オハイオの時の雰囲気と似ているな。

その見るからにお気楽風な観客達。
そう、それはまさに休日のお散歩の途中にちょっと出くわした、
つまりは、思い切りの初観の方々。

そんな集中力のかけらもない観客達を前に、
出だしは、やはり、メギツネで行くべし。

コバさん、前の駄文のあれ、全部撤回。
つまりは、地平線まで広がるその大群衆、
その全てが全て、その全員が、
ベビーメタルの曲目の、そのすべてを丸暗記した、
そんなニートな熱狂的メイトとはぜんぜん限らない。
ともすれば、噂で聞いただけ、
あるいは、ギミチョコ一曲ぐらいしか知らないんだけど、
この人達、いったい何者なの?
下手をすれば、名前もスケジュールもなにも知らないまま、
ただちょっと、通りかかった、あるいは会場を間違えちゃった、
そんな初観も初観のピクニック気分の傍観者たちを前にしては、
やはり、そう、やはり、その出だしは絶対の絶対に定番の中の定番曲。

それが野外の、それも、巨大ロック・フェス、
つまりは、初見の観客、
つまりは究極のアウェイを前提とした商品見本市の鉄則。

と言う訳で、このダウンロードのライブ、
幸か不幸か、この地平線までみっしみしに集まった大群衆。
それもほとんどが初観と思われるこの不穏な傍観者たちを前にして、
その全ての鍵は、一曲目、その選曲に委ねられている、その筈だ。

すぅちゃん、そしてベビーメタル、そして神バンド、
頑張れ、頑張ってくれ・・
今日こそが天王山、今日こそが、天下分け目の一大勝負!

とそんな不穏な重圧がピークに達した時、
始まった、の一文の中、初っ端はやはり、
IN THE NAME OF FOX GOD

ぶつ切れの海賊動画の中で散漫に響くその不穏なテーマ曲の中、
さあ、運命の一曲目、その決断は、丁か半か!?

おおおおお! やっぱ、メギツネ。うーし!行けるぜ!

出だしはメギツネだ!

それを知った瞬間に、
この地平線まで埋め尽くしたダウンロード、
その成功を、確信した俺であったのだが・・








という訳で、このダウンロードのライブ、
徹夜のままに眠れぬままに、机上に並んだモニター群。
その二つも三つも四つもを駆使しては、
海賊動画という海賊動画、
このインターネットの大海に現れては消える映像の残骸との
果なき追いかけっこを永遠と繰り返していたのではあるが、
その海賊映像、どれもこれもが、一曲どころか一分も続かぬうちに、
みこすり半を繰り返すぶつ切れのブチ切れ。

ともすれば、遥か彼方にステージを遠望する、
その地平線の果ての片隅の屋台の前、なんてところからの、
超望遠映像、なんてのを見せられながら、
あり、なんか、前と後ろ、あまりにも温度差がありすぎねえか、と。

ただ、おお、青神さん、入ってるなあ!

さすが青神様だ。
ソニスフィアで、そしてその後の、数限りない巨大ロックフェス、
そのアウェイの極地のような修羅場をくぐり抜けてきた、
いまとなっては押しも押されもせぬ歴戦の勇者。
野外の罠にハマることもなく、
そのビート、浮ついた感の微塵もない、
まさに、的確に確実に、しかし揺るぎの一切ないこの骨太なビート。

青神さん、入ってる。
ビートが、骨が、ガッツリがっしりと入り切っている。

改めて、この野外ステージ、
そのあまりのも巨大な会場においては、
空に浮かび、地平線まで広がり続けるこの轟音の中で、
ぶっちゃけた話、ボーカルと、そしてドラムの音以外は、
なんにも聴こえないわけなんだが、

でさ、改めてこのベビーメタル、
このボーカルとドラム以外にはなんにも聴こえないような、
つまりは地平線の果てのフードコートの前、なんてところでも、
そこに貫かれた鬼のようなグルーヴと、
そして、この今にも鼓膜を切り裂くような、
このボーカルの、そのあまりの突き抜け度、その音の抜け方。

巨大アンプを通してのこのあまりのも散漫な轟音が、
しかし乗れる、確実に、踊れる、その超絶な程のグルーヴ、
そのメロディ、そのビート、その躍動感、高揚感、
そしてなにより、この絶対的なまでの安定感。

これはまさにプロの音。
この野外ステージの浮ついた空気の中で、
しかし、滑った転んだ、の微塵もない、
まさに、岩:ロック、のような、骨太のビート。

そしてなにより特筆すべきは、
このベビーメタル、その奇跡のビートの核心にあるのは、
なんといってもこのお二方。
つまりは、すぅめたるというボーカリストと、
そして、この青神様、というドラマー、
その卓越した音楽の修験者たちの、
その異様なほどの、相性の良さ、にあったのではないのか、
と、今更ながらそんなことを思っていた。

嘗て頂いたコメントの中に、
このボーカルと、そしてこのドラム、
いったい、どんな関係なの?

つまりはこの人達、まさかまさかの、夫婦茶碗?

そんなことまで言わしめるほどに、
この、ボーカル:すぅめたると、
そしてドラム:青神様との、
以心伝心なんて言葉ではとても言い表せない、
まさに、脳波が同調しているとしか言いようのない、
まさに、絶妙も絶妙、水も漏らさぬほどの徹底的なシンクロぶり。

改めて、ベビーメタル、
この、すぅメタルと、青神様、
この二人の相性、まさに異常なぐらい!

これぞベビーメタル・サウンドと言わしめる、
この超絶な錐揉みビート、その真髄とは、
そして、大小様々なアウェイのステージを、
これでもかとぶっ飛ばし続けたその秘訣とは、
結局のところ、
このすぅめたると青神様、
その鉄壁のようなシンクロぶりにある。

でさ、改めて、
俺がここまでベビーメタルに入れあげたその理由。
確かに、すぅちゃんの歌唱力も、
そして、三姫の可憐さも、そして美貌も、
確かにその大きな要因ではあるのだがだが、
だがしかし、
このひねくれ者のロック極道、
この超絶耳年増の頑固者のクソ野郎、
そんな俺を、とことんまでぶちのめして来たその大きな要因は、
なによりこのベビーメタルのそのビート、
ぶっちゃけこの、青神様のドラム、その素晴らしさ、にある。

そう、いみじくもそのドラム極道をこの歳になるまで引きずり続けたこの俺である。
ぶっちゃけ、その音楽の良し悪しのその全てが、リズム、あるいはビート、
ぶっちゃけ、そのドラムの良し悪しこそが全て、という、
穿った音楽観に貫かれてきたこの俺が、
果たしてここまで一つのバンドを愛して愛して愛し切る、
つまりはそのすべてを許しきれる、委ねられる、信頼し、尊敬しきれる、
そんなことは、嘗てのストーンズやらレッド・ゼッペリンから、
アース・ウィンド・アンド・ファイアー、ロス・バンバンから、
ジョン・コルトレーンから、パコ・デ・ルシア、あるいは、ベルリン・フィルから。
そんな伝説の大御所ともなりえた、
そんなレジェンド級の方々以外には、あり得なかったこと、なのである。

そんな俺が、今更になって、日本の、アイドルのJPOPのしかもメタル!?
そんなものに心底入れあげる、なんて・・

俺の周囲の方々からの、おまえ、気でも狂ったのか、
そんな不穏な不敬な無理解に囲まれながら、
誰がなんと言っても、このベビーメタルが世界一!
そう言わしめてきたそのなによりの理由は、

ベビーメタルはドラムが上手い!

その一言に尽きる。

で改めて言いたい。

ライブハウス、あるいは、この巨大野外ロックフェス、
そんな、劣悪も劣悪な音響事情の巷にあって、
それでも、幾万の初観の観客達、
アイドルなんてものとは縁もゆかりも無い、
この蛮族の塊りのような、世界中のロック馬鹿たち、
その、頑固者たちの視線を釘付けにしては、
乗せて踊らせて、ついには、ダイブからハイプから、
ついには多重サーフからサークルモッシュの群れから、
そんな錐揉み的な大狂乱を演出できる、その奇跡。

派生的アイドルであった筈のベビーメタルが、
ここまで完膚なきまでに世界中のロック野郎たちをぶっ飛ばしまくる、
そこまでの力量を持ち得た、
その奇跡の軌跡の、その秘密が秘訣がどこにあるのか。

それこそは、どんな轟音の中でも、
一際高々と響き渡っては天も高くに突き抜ける、
このバケモノ級の声量と高音域を誇るすぅメタルの歌唱力と、
そしてなにより、それを支える名ドラマー。
青山英樹と、そして、前田遊野、
その未曽有の名ドラマーの存在があって初めて。

つまりはこのベビーメタル、
まさに、ドラマー冥利に尽きる。
その名ドラマーたちがあって初めてのベビーメタルだろ、と。

でさ、改めて、このベビーメタルのドラムの秘密なのだが、
ただいかにそのドラマーたちが、どれだけ神業的なまでの名手であったとしても、
その音が、ちゃんと拾えてなかったら、誰にもなにも聴こえない、
というのは当然のこと。

で改めて改めて改めて、
ベビーメタル、なによりもそのドラムの「音」が良い!

そう、嘗ての日本のロック、
悲しきかな、その裏方の方々に、
ドラムという楽器を、そこまで理解し、愛し、
その、かゆいところに手が届く、
そこまで、ドラムという楽器、その音色の、その深みの、その魅力の、
そしてなにより、そこにある、大きな罠、
その全てを、理解し尽くしたサウンド・エンジニアの方というのが、
実は実は、皆無、であった。

つまりは、あの山派なんていうピアノ屋の方々の、
あの天をも恐れぬ不理解、その勉強不足、
そしてなによりの経験不足。

そう、嘗ての日本のロックにおいてはドラムの音が極端に悪かった。
ドラムの魅力の真髄、
つまりはそのスネアの音色と、そしてバスドラの締り。
そのバランスこそが、ドラムという楽器のすべて。
つまりはこの、スネアとバスドラ、それこそが、ロックの真髄の真髄、なのである。
その秘訣を秘密を、その奥義を、
日本人、つまりは、世界で類をみないほどのリズム音痴、
ぶっちゃけその血の中に、8ビートどころかグルーヴどころか、
ダンス・ビートの根本であるところの8分の6拍子がすっかり抜け落ちてしまった、
そんなどうしようもないリズム音痴の方々の中にあって、
こと、冷遇に冷遇を重ねられてきた日本のドラマーたち。

そんなロックのどツボのガラパゴスの中から、
何故にこのベビーメタルだけが突き抜けることができたのか。

改めて言おう。
それは、ドラムに対する理解度。
その違い。
ぶっちゃけ、チーム・べビーメタルの、ドラムという楽器に対する愛着、
強いては、ロックという音楽、そのビートに対する敬意の深さに他ならない。

そう、嘗てのあのアイドル歌謡に毛の生えたようなユニットであった筈のベビーメタルにおいて、
デジドラの音源、その全てのパートを別チャンネルで流す、
そこまでのコダワリを貫いた異色のアイドル・ユニットであったベビーメタル。
→ 「BABYMETAL LEGEND I.D.Z 観ましたよ! 「世界最強のメタル楽団」降臨!感服いたしました。

この生音史上主義のドラム極道の口からさえ、
「デジドラでも骨バンドであろうとも、この音であれば、十分に行ける」
とまで言わしめた、
チーム・ベビーメタルの、その「音」に対するあまりのコダワリ。
そこに明らかに見る、ロックに対する理解度の深さ、
ロックの魅力のその真髄を見極めたその理知の中にあったのである、と。

という訳で、このベビーメタルの成功の秘訣。
三姫の可憐さ、そのカワイイ魅力、というドルヲタ的な視点とはまた別にして、
ここまで、本ちゃんのロック野郎を虜にしてきた、
その奇跡の秘密こそは、
まさに、この、音。
ぶっちゃけ、ドラムの音の良さ。

これだけ素晴らしい音でドラムの音を拾ってくれるって、
やっぱりいままでなかったよなあ、と。

これだけドラムの音が通って居れば、
アイドルであろうが、ダンス・ユニットであっても、
ぜんぜん構わない。

そのロック野郎たちの琴線であるところのドラムの音色、
そこになによりコダワリ続けたチーム・ベビーメタル、
そしてそれを実現せしめた、サウンド・エンジニアの方々の、
その理知と信念と情熱と技術の賜物。

改めて、ベビーメタルって、
サウンド・エンジニアの人たちのご尽力に支えられている、
その事実を目の当たりにするのであるが。

でもまあ、そう、そんな素晴らしい技術陣を抱えられたのも、
どんな劣悪な状況においても、
むら無く粒を揃えて音が出せる、
その鋼鉄のようなプロ根性、
ミュージシャン、つまりは、楽器職人としての技術があって初めてなんだけどさ。

という訳で、ベビーメタル2018年ワールド・ツアー、
米国、そして欧州での公演の最後を飾った、
ここUKダウンロード・ロックフェスティバル。

揉みくちゃの会場からのそのみこすり半のぶつ切れ映像の中からも、
あるいはそんなこと素知らぬ顔の対岸の火事的な、
地平線の果ての屋台の影からの超望遠映像、
なんてものであったにしても、
少なくともその音を聴く限り、
その成功を確信していた訳で。

ちょっと、すぅちゃんの声が浮ついているな、と思ったのも、
それはつまりは、海賊映像では見ることのできないそのステージ前、
その熱狂のあまりの凄まじさの確証。

やったな、ベビーメタルが、またやったな・・

そのあまりの達成感の中に、
思わず、思わず、思わず、意識が遠のくほどの、
深い深い安堵の中に包み込まれていったのであったたたた。









という訳で、メイトの皆様、
本当の本当におつかれ様でした。

思い起こせば今回の2018年ワールド・ツアー、
実に実に、色々なことがあったよなあ、と。

カンサス・シティにおけるその衝撃の再デビュー、
そのあまりのあまりのあまりの驚愕の中で、
ともすれば、
ベビーメタルはもう、おしまい、なんじゃないのか?
そんな極論の飛び交う中、
怒涛のオースティンにおけるものの見事な大逆転、
そしてダラスにおける、怒りさえ感じさせるほどの大熱狂、
そして、狂乱とさえ言わしめたヒューストンから、
そして、アッランタ・ジョージャーから、シャルロット、
そして遂には、暴動、とさえ謳われた、
ナッシュビルでの公演。

実はその海賊映像が、
こちらのEBAYなんてところで、
闇値が付いて売り捌かれている、なんてことも起こっていて、
まさにこの新生ベビーメタルのワールド・ツアー。

驚愕に次ぐ驚愕、
そして、大逆転に次ぐ大逆転。

そのあまりのドラマチックさ、
まさに、それこそが、ベビーメタル。

いやはや、まったくこの人達、お騒がせするにも程があるせ、と。

という訳で、その衝撃の、
そして怒涛の、熱狂の狂乱の、
そして、暴動的なまでの大成功となったワールド・ツアー、

そのフィナーレを飾る、このUKダウンロードにおける、
海賊映像が、いまになってようやく上がって来た訳で。

いや、実はさ、
あの実況中のぶつ切れ映像、
その中での、あまりにも馬耳東風な屋台前の通行人たちの映像を前に、
もしかして・・、まさか、このベビーメタルが心に響かない人ってのが、
この世にもやっぱり、居るわけなんだよな、
そんな、ともすれば、人類そのものに対する大いなる落胆、
なんてものも感じてみたりもしながら、
だがしかし、改めてこのダウンロード・ロックフェスティバルの映像を前に、

ベビーメタルは不滅だ!

その真理に、改めて全身を奮わせるほどの戦慄を感じている日曜の深夜。








いやはあ、ベビーメタル。
転んでもただでは起きない、ではないのだが、
まさに不滅。
なにがあっても、まさに不死鳥のように蘇っては、
倍返しも倍返し、その全ての予想を遥かに覆す、
その驚愕を以って世界をブチのめしていく、
まさに、暴走機関車・ベビーメタル。

改めて、正直な話、
今度という今度は、ちょっとこれはまじで、一巻の終わり、
そんなことを、覚悟していた、なんてこともあったりもしたのだが・笑
→ ベビーメタルの新体制:CHOSEN SEVENを前に、選ばれるのは、つまりは俺たちのほうなのさ
そのテンパりまくった末に繰り返したあの戯言、
信じよう、ベビーメタルを!
その一言が、まさかまさかのこれほどまでの大逆転。
いやあ、正直な話、あの、新曲群が、これほどまでの大化けを遂げるとは、
さしもの俺も、それを言い続けてきた俺本人でさえ、
予想だにしなかった・笑

まさにこれぞ、ベビーメタル・マジック、
そしてなにより、これこそが、神バンド・マジック、
その力量の、確たるもの、ではなかったのか、と。

という訳で、変化に次ぐ変化を、
そして、進化に次ぐ進化を遂げつつけるベビーメタル。

そして次のお目見えになるところの10月の日本公演。

あれ?なんで?ってことは、今年の夏の日本のロックフェス、
そのすべてをスルーしちゃうわけ?
というこの大いなる謎、その謎解きとなる訳なのだが、

俺的には、残されて新曲の仕上げ、と同時に、
そしてなにより、ここまで見事な進化を遂げてしまった新生ベビーメタル、
そこに、果たして、ユイがどのような形で復帰を遂げるのか、
その、あまりにも劇的な再々デビュー、
その衝撃の光景の為に、この夏の期間が当てられるのでは、
と、そんな希望的観測に胸を踊らせている訳なのでありなむ。

という訳で、重ね重ね、メイトの諸君、ご苦労であった。

で改めて、チーム・ベビーメタルの皆様、
この感動を、この驚愕を、このドキドキ・ハラハラを、
本当の本当にありがとう。

いやはや、今度という今度は、まったくもって、
本気の本気で、思い切り持っていかれましたよ、はい。

とそんな束の間の達成感に包まれながら、
改めて、このダウンロードのステージ写真における、
すぅめたる、そして、最愛メタルのその晴れ姿。

思わず、ため息がでるほどに、こいつら、綺麗になったよなあ、と。

で、で、で、で、

もしもこの中に、あの、ユイちゃんが登場したりしたら・・・

その時にはまさに、ため息どころか、本気の本気で腰が抜けるほどの、
そんな、感動的なまでの美しさであることは、
なにも俺がいまさら言うことでもねえだろう、と。

という訳で、いやあ、10月まで、いったいなにして過ごせば良いのか。

ただ実は、このツアー中には、言いたくても言えなかった、
その様々なさままざままな封印してきた暴言の数々。

今回のこの驚愕づくめであったワールド・ツアー、
それが未曾有の大成功に終わった、その結果を大前提として、
ぶっちゃけ、この新曲におけるあまりの方向転換、
そしてこのステージ衣装、驚愕どころか、
ともすれば、冒涜的なまでのイメチェンに対する、
その本音の本音の本音的なところも含めて、
そして今後のベビーメタルの展望への希望的な観測、
その全てを、こま切れながらも綴ってみたい、とは思っている。

という訳で、すべての過ぎ去ったこの初夏の夕べ、
今ツアーにおける最大の収穫となった、
あの、ニュルベルグ:RARでのストリーミング映像。
→ BABYMETAL 2018 ROCK AM RING ~ ベビーメタルが世界を変える、その確証的映像!

今後、あの、ソニスフィアでの奇跡の映像と伴に、
インターネットという大海の波間を、
浮かんでは消えるを繰り返す知る人ぞ知るの奇跡の映像として、
末永く世界中を席巻していくことになるであろう
この未曽有の神降ろし的な驚愕ライブの余韻の中、
この甘い甘い達成感。

ベイビーメロー!ベイビーメロー!ベイビーメロー!ベイビーメロー!

そのいつ終わることのないシュプレヒコールに包まれては、
またもや深い眠りの底に、沈み込んでいく俺なのであった。

改めて、ベビーメタル、この感動を本当の本当にありがとう。
ベビーメタルと伴に生きる、その幸せを、
改めて、心から、噛みしめるばかりなのである。

行け、ベビーメタル、
この甘い熱狂の中に、世界の全てを、包みこんでくれ!


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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