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箱なし娘のベビーメタル ~ DNBFC 呪いの小包が北から南から

Posted by 高見鈴虫 on 13.2018 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
ここのところ連日に渡って、
世界各国津々浦々から続々と様々な荷物が届いている。
例によって、EBAY:ここ米国のオークションサイトでのお買い物の品々である。
ここに来てこの俄な買い物熱に冒されてしまったその理由、
言わずと知れたワールドカップ、その弊害なのである。

日々熱戦の続くワールドカップ、
米国時間の午前十時、あるいは午後二時から放送される実況中継、
その全試合を録画しては、帰宅後の鑑賞をなによりの楽しみとしているのだが、
その時間差の実況録画を思う存分に満喫する為には、
事前に結果だけを知ってしまうカタストロフ的事態を避けるべく、
ワールドカップが始まってこの方、
ニュースの一切、情報という情報の全てを完全にシャットアウト。
各種SNSは言うに及ばず、
ヤフジャ、グーグル・ニュースは勿論のこと、
電話も取らない、メールも見ない、メッセージも見ない、
誰とも口を聞かず、視線さえ交わさずに、
そんな俺に敢えて話しかけてこようとする不届き者には、
両手で耳を塞いだまま、うるせえ!の一言。

うるせえ、うるせえ、なにも言うな、なにも聞かねえ、聞こえねえ、
わ~わ~わ~、もしもし亀よ、亀さんよ~、困ってしまってわんわんわわん、

とやり続けては、見ざる言わざる聞かざる、
世界の全てから徹底的に遮断された状態で日々を過ごしている、のである。

とそんな時、ふと、たったいま、もしかしたら、
地球のどこかで、とんでもない大事件が持ち上がっているやも知れず、
もしかしたらそれを知らないのは人類の中でも俺一人、
こうしているうちに、いつの間にか世界が終わってしまっていたら、
なんていう妙な不安が湧き上がって来ては、
そしてふと手にとるIPHONE。
この21世紀の神器こそは、自身と世界をつなぎとめる、
唯一絶対の拠り所、まさに神様との糸電話、そのものなのである。

ただ、このワールドカップの断絶的世界にあって、
なによりも危ないのはこのIPHONE。
普段からそれはまさに性癖というぐらいにまで、
日常の様々なふとした隙に、
ちょいちょいちょいと無意識に目をやってしまう手元のIPHONE。
なんとはなしに、ふと広げてしまったサファリのページに、
なぬ!? ブラジルが、負けた・・・!?
なんてことが起きないようにと、
普段から細心の注意を払っているつもり、ではあるのだが、
いまやすっかりと悪癖として身に染み付いてしまったこのIPHONE。
思わずうっかりと目をやってしまったが途端、
このワールドカップ的至極の喜びの全てが、
一瞬のうちに瓦礫と化してしまう、
いや、いかん、いかん、それだけはいかん、と気を引き締めながらも、
で?だったら、なにを見るの?このIPHONEで・・

改めて、この徹底的なまでにIPHONEに依存した生活である。
生活の中で、五秒でも空きが生じたその途端、
反射的に開いているIPHONEの画面。
メールから、メッセージから、ゲームから、
そしてなにより、世界中の情報がリアルタイムにつながる、
この即時性のブロードキャスト。
世界津々浦々の大ニュースから、事故災害の情報から、
首相動向から、悪口陰口罵詈雑言から、
21世紀の現実の全てがこの片手の中に集約されている訳で、
そんな情報を操り操られるままの21世紀的生活、
がしかし、ひと度その即時的情報の流入を堰き止めた途端、
果たしてこの21世紀、なんともどうにもあまりの間の持たなさに、
一種、唖然、とさせられる、なんていうことにもなりうる。

改めてこのIPHONE、
日々刻々と移り変わる世界の情報の、
そのすべてを垂れ流すだけ垂れ流しては、
その情報にアップアップと溺れ溺れての宿酔い状態。
その中毒症状のあまりの重症さに、
我ながら唖然とさせられたりもするのだが、
だがしかし、日頃からのこの情報中毒、
それを断ち切ろうとすればするほどに、
間が持たない、時間が潰せない、
生きた心地さえもしなくなってくるではないか。

という訳で、そんなIPHONE、
情報中毒の緩和剤として、
そう言えば、ふと久々に開けてみたのが、このEBAY、なのである。
同じIPHONEの中にありながら、
しかし、世の中の情報世界とは最もかけ離れたこのEBAY的世界。

嘗て嘗て綴った覚えのある、かのFUNKO-POPのベビーメタル・フィギュア狂騒曲、
あの時に、これでもか、というぐらいにまでお世話になった、
そう、あの、EBAY、なのである。





「箱なし娘のベビーメタル」

という訳で、EBAYなんてものを広げるのは実に久しぶりであった。
忘れもしないあの抱腹絶倒・吹雪の夜のすぅメタル救出作戦の顛末。
→大雪前夜の FUNKO POP ベビーメタル・フィギュア 狂騒曲

その後、執念に執念を重ねては、
ようやく晴れて、三姫揃い踏み、ともなったのであるが、
箱入り娘の三姫、それはそれで家宝として神棚にお祀り申し上げてはいるのではあるが、
それとは別に、普段着用として、机の上で、あるいは箱から取り出した形で、
素顔の三姫に会いたいのも当然のこと。

という訳で、このワールドカップ狂騒の巷、
この降って湧いたような人生の隙間の中、
世の情報のすべてを遮断しては、新たに迷い込んだこのEBAY的世界、
思わず、BABYMETAL なんてキーワードで検索をかけて見れば、
出るは出るは、世界様々な国からの模造品の数々。

日本、そして全米各地は勿論のこと、
虫國からロシアから、タイからインドネシアから、
まさにワールドワイドに広がるこのベビーメタル人気。
ついこの間の2018年全米ツアー、
その海賊版DVDが大手を振って大セールを繰り広げ、
それと同時に、Tシャツからグッズから違法コピー版のDVDからCDから、
訳の判らない模造品が次から次へとリストされては、
思わず、えええ、嘘だろ!?という値段で売り買いが繰り返されている。

ふとそこで魔が刺したのが無刻印の虫國製。

箱無し娘のベビーメタル、2ドル99セントから、
なんていう見出しに誘われては、思わず、10ドルまでなら買いだ!
などと日々狂騒を続けていたのだが、
とそんな中で、思い知った世間の世知辛さ、

ええ、ユイが暴落!?・・・

そう、悲しいことに、あのFUNKO-POPのベビーメタル・フィギュア、
その中でも、不動の高値を続けていた筈のユイメタル、
その価格が、なんといまになって、悲しき暴落を続けているのである。

つまりはそういうことなのか、
つまりは、世界は、あるいはこのEBAY的なフィギュアの世界においては、
ユイメタルは既に過去の人。
なによりこのポニテだ、ツインテだ、ニーハイに赤いスカートだ、
というスタイルからして過去の遺物。
すでに世界は、ベビーメタル新時代、その常識の中で動き始めてしまっている、
ということなのか。

ただ、と俺は思う。
ただ、もしもそうだったとしたら、尚更なまでに、
このキッチュでレトロな、赤いスカートの三人娘、
その姿こそに、歴史的遺産としての年代物的な価値が生まれてくる、
その筈ではないのか、と。

だがしかし、なのである。
そう、ここはアメリカ、なのである。
敢えてセンチメンタリズムに背を向けて、
貪欲なまでに新しい時代、その変化を創造する、
その資本の循環のダイナミズムにこそ価値を見出していく、
このフロンティア美学、そのパイオニア精神。
そんな新しもの好きのアメリカ人にとっては、
ユイは既に過去の人、と烙印を押されてしまっている訳で、
そのあまりのドライさ、そのあまりの情け容赦のないまでの拘りの無さこそが、
しかし、新たなるCHOSEN SEVENの幕開けを、
諸手を上げて迎え入れてくれた、その寛容性にも繋がっていくのである。

という訳で、なにかにつけてのセンチメンタル、
未練と愚痴と懐古主義と、減点法と責任回避と同調圧力、
その檻に密封されてのキャビン・フィーバーの中で、
ああ昔は良かった、それに比べて近頃の若い者は、
と、不平不満ばかりを並べ立てるばかりの、
この筋金入りのセンチメンタリストである東アジア的メンタリティの中にあっては、
血も涙もない、としか思えないこのアメリカの残酷なる現実。

ユイが暴落してく・・
ユイが、あの、ユイメタルが、時代から消え去ろうとしている・・
その残酷なる現実を前にして、この21世紀という時代のあまりの過酷さを、
骨の髄まで思い知らされるばかり、なのである、が、

ええい、ままよ、であれば、だからこそ、と気炎を上げる、
この遅れてきた東アジア的メンタリティの権化であるところの俺様、

うっし、そうであるならば、この俺が、
世にあるユイというユイ、その全てを、買い占めてやろうじゃねえか、
などと思って見なかった訳でもなく、

という訳で、ふむふむ、このユイメタル、
箱には入っていないものの、これは確かにユイメタル、
ツインテールに赤いスカート、
そしてなにより、この頭の大きさだけは等身大の、
このユイメタル FUNKO-POP、
2ドル99から始まったビットが、
またまた終了間際の30秒、その中での熾烈な戦いの末に、
うっしゃ、9.99で見事落札、
と相成った訳なのだが、
言わずとしれたその箱無しの模造品。
その出処は当然のことながら、CHIN@、となる訳で、
送付済み、と表示されてから待つこと、半月あまり。
思い起こせば、ワールドカップ開幕直後、
メキシコ VS ドイツ、なんて試合の最中に落札した覚えのあるこのフィギュア、
すっかり忘れた頃になってようやく届いたユイメタル、ではあったのだが・・
開けてびっくり玉手箱、なんとそのユイメタル、
実はしっかりマツコ・デラックスにすり替えられて、
なんてことでは勿論なかった、のではあるが、
なんとなんと、よりによって、
その可憐なお顔、その白きほっぺたのそのど真ん中に、
マジックで殴り書かれた、七元 の文字。

七元・・・!?
な、な、なんだ、こりは!?

どこの馬鹿が、フィギュアの顔のその真ん中に、7元、なんて文字を、殴り書いたりできる訳か。
言っとくが、これ、ユイだぞ、ユイ。
我が神国日本が、世界に誇る国民的な美少女である訳なんだぞ、と。

という訳で、この唖然呆然の七元の刻印。
そのあまりのデリカシーの無さ、そのあまりにも突破ずれた常識。
その神をも恐れぬ地獄のような無神経。

これぞ、虫國・・
これぞ、まさに、虫國の現実、その埋めるに埋められない、
あまりのギャップ・・
思わず唖然呆然、頭真っ白けになったまま、
いまや世界の常識となって久しいこの呪いの言葉、

DNBFC = DO NOT BUY FROM CHIN@ 虫國から物を買うな、

この定理を改めて、これでもか、とばかりに、叩きつけられた思いがしたのであつた。

という訳で、思わずEBAYにクレームメール、
写真付きで、これ、見てよ、信じられないよ、こいつ、虫國人・・
と怒りのすべてを叩きつけながらも、

ただ、そう、その呪いの悪態を綴れば綴るほど、
行きつく先は、まさに、自嘲的なまでの脱力感。

虫國なんかから物を買った俺が馬鹿だったと、ただそれだけの話だろ、と。

虫國、だめだこりゃ・・・

そう、それこそが、この21世紀社会における真理。
常識がまったく通じない国、その怒涛の未開国であるところの赤き蛮人たち、
そしてそんな虫國無くしては最早成り立たないこの21世紀という時代。
その悲喜劇のすべてが、実はこの虫國という、あまりにも桁外れなまでの常識理念の食い違い、
そこに端を発している、というこのあまりにも茶番的な状況でもあるわけで。

虫國、そう、虫國なんだよな・・

そして世界は、そんな虫國のあまりに突破ずれた常識と、譲歩せざるを得ない、
その苛立ちが、そのもどかしさが、その怒りが、その唖然呆然が、
結局は、自嘲的な無力感の中に至らざるを得ない、この21世紀という現実。

虫國・・だめだこりゃ、結局の所、この時代のすべてが、そこに行き着いてしまう、
と思っているのは、実は俺だけではない筈なのだ。



「ブルータル・ビッグ・フォックス その模造品毒ガスTシャツに卒倒せり」

とそんな中、よりによって罰当たりにも、
またまたEBAY的模造品漁りの罠に嵌りきったこのワールドカップ熱。
でよりによってもう一発。
実はそう、嘗て購入した、すぅめたるグラフィック・Tシャツ、
→ ベビーメタルを知ってから、不思議なことがよく起きる
これはこれで、違法コピーの模造品ではあったのだが、
なによりこれはアメリカ製。
一応、アーティストを自認する方の作品というだけあって、
その出来栄えとしては、まさに、おっ!と目を瞠るもの。
で、思わず、これはまさに、一張羅の中の一張羅。
ベビーメタルが世界の頂点に立つその日、
つまりは、マジソン・スクエア・ガーデンでの単独公演のその日まで、
大切に大切に保管しておこう、と神棚に封印、となったのだが、
だとしながらも、やはり普段着用のベビーメタルTシャツ、
これはこれで、一着二着、持っていたいというのも当然の心理。
という訳で、ふむふむこれも確かに模造品、ではあるものの、
ちょっと気になっていた、ブルータル・ビッグ・フォックス、
言わずと知れた、2017年SSA、
ベビーメタルがロックの頂点を極めた金字塔的公演の記念Tシャツ、という訳で、
→ ベビーメタル巨大キツネ祭SSA二日目 ~ 出だしでいきなりのギミチョコに、絶対無敵王者の勝利宣言を見た!
実は実は、なにかにつけてこのブルータル・ビッグ・フォックス、
さりげなくも確信的に探し続けていなかった訳でもなく。

という訳でこのワールドカップの情報遮断の巷にあって、
さりげなくも確信的に、EBAYで検索、なんてのとかけては見たものの、
ただ、日本製のオリジナル版は、なんとなんと、200ドルを超える高値がついている訳で、
うーん、たかが普段着用の、つまりは犬の散歩用のTシャツに、そこまで銭はかけられない。
なんてところから、ふと目についた、インドネシア製。

これまで流石に、肌に身につけるものでは虫國製は避けたい、
そのぐらいの常識は持ち合わせてはいる、そのつもりではあったのだが、
そっか、インドネシアか。
であれば、なんとなく信用できるかもしれず、と思ったのが運の尽き。

待って待って待って待ち続けてようやく届いたそのインドネシア製、
ではありながら、そのパッケージを見れば、なんと、やっぱりしっかりと、送信元は虫國、とある。
でそのパッケージ、届いた途端に、ソファでうたた寝をしていた犬が、なんとも怪訝な眼差し。
なんかそれ、臭わないか?・・

という訳で開けてみた、そのインドネシア製、でありながら、実はしっかり虫國製のそのTシャツ。
ただ、インドネシア製と銘打ってるだけに、その梱包がいかにもさりげなくも確信的に、防水仕様、
なんてことにもなっている訳で、
へえ、虫國製であれば、そんなことなど露ともせずに、ズタ袋に丸めて押し込んで、
というのが彼の国の標準的な常識である筈が、であれば、もしかして本当にインドネシア製?
などと思ったのがまさに浅知恵であった。

その防止シートを開いた途端、それはまさに、金属バットで殴られるかのような、強烈な異臭。
思わずソファの犬が飛び起きては、グルグルと喉を鳴らし始めるどころか、
スタコラサッサと、寝室に向けて緊急脱出を遂げている訳で・・

そのインドネシア製ならぬしっかりと虫國製のブルータル・ビッグ・フォックス、
封を開けたとたんのその凄まじいまでの酢酸臭が、
たちどころに部屋中どころか廊下にまで広がり続け、
と、そんな中、買い物から帰った我が愚妻が、
玄関を開けた途端に、なんなの?この匂い・・・

というわけで、いやはや、まさに、またしても唖然呆然。
虫國人・・・やってくれるよなあ、と。

いったい全体、世界のどこに、こんな鼻のひん曲がるような悪臭を放つ、
毒ガス仕様のTシャツなど着れる輩がいるものか、と。
あるいは彼の地では、みんながみんな、こんな毒ガス的な悪臭を放っているという訳なのか。
そう、確かに彼の国は、世界でも有数の公害大国である。
最早、酸素マスクなしでは外出ができない、なんてところまで、
徹底的に世間の常識をぶっ千切っては暴走に暴走を続けるこの赤い野蛮人たち。
これ、こんなもの着たら、その途端に、身体中が焼け爛れてとんでもないことになりそうだな・・
それはまさに、マスタードガス仕様のびらん製殺人Tシャツ。

いやはや、判で押したような踏んだり蹴ったり、どころか、
ここまで来れば来れば立派なテロ行為ではないか。

で、このTシャツ、いったいどうすれば良いか、などと思うまでも無く、
捨ててきて!と絶叫を上げる我が愚妻。

このゴミ袋に密封して、早く早く、外に捨ててきて!

でもさ、これ、一応、ベビーメタル、なんだよね。

ベビーメタルっていっても、虫國製でしょ?
そんなもの家に置かないでよ。お願いだから捨ててきて、もう耐えられない!。

くっそお、待って待ってようやく届いたってのに、やっぱり虫國製かよ。
まったくもって、この世の中、いったいどうしてしまったのか。
あるいは、あるいは、あるいは、と思わず本気の本音、
この地球上から、お願いだからこの人たち、消えてなくなってくれないものだろうか・・
あるいはそう、百歩譲っても、
頼むから、そのあまりにも突破ずれた原始人的常識で、世界を汚さないでほしい、
つまりはそう、この資本主義的社会から、潔くご退場願えないのだろうか・・

ただ、そうそんなことはいまに始まったことではない。
世界中のありとあらゆるものが、今やこの虫國製の粗悪品、
その爆弾を抱えて生きざるを得ない、そのブラックホールを抱え込んだ上での21世紀、
でその代償として、この破格の爆安値、
それを享受してぬか喜びしているのも、
なにはなくともこの貧乏根性、その腐った性根の為せる業ではなかったのか、と。

ただ、賭けても良い、
AIだ、量子コンピュータだ、ロボット社会だ、と喧伝だけは勇ましいが、
そこにコストの概念が生じた途端、必然的にこの虫國製の粗悪品、
その爆弾を抱え込むことは必至。

ということは・・ と、そこに見えるありとあらゆる茶番的状況。

突如として暴走を始めるAI、いきなり火を吹くスーパーコンピューター、
あるいは、暴れだしたら止まらない、殺人介護ロボットが、次から次へと患者たちを殴り殺し・・

改めていう、この虫國製品を駆逐しない限り、世界は安眠を失ってしまう、
そんな茶番的悪夢の中に追い込まれる、その事実を世界はどれだけ直視しているのだろうか、と。

そしてこの模造品のブルータル・ビッグ・フォックス、
この鼻のひん曲がるどころか、思わず気さえ遠くなりそうな悪臭を撒き散らす毒ガスTシャツを前に、
人類の未来、つまりは、世界はすでに、この虫國の底なしの呪いを前に、
敢え無く、茶番的な崩壊を待つばかりなのであろうか・・

という訳で、鼻をつまんだまま、捨ててこい捨ててこい、と、
ミンミンゼミの声でゴミ袋を振り回す愚妻を前に、
果たして、この虫國製品、この毒ガスの如き悪意に対抗する手段、
つまりは、虫國への逆襲を講じてみたくもなってくるというもの。
人類の叡智が虫國の無常識に打ち勝つには果たしてどうすればよい訳か・・
これは、これこそは、この21世紀という時代の最大の難関、
人類 VS 虫國人、その究極のテーマにもなりうる大問題なのではないか。

とまあ、そんな気合を入れるまでもなく、
その答えは、かのグーグル様のお導きによっていとも簡単に解けてしまった、
虫國製品のその安価、その爆安のその理由なのである。

Tシャツの染色の過程において、多用される数々の薬品類、
その様々な工程において、虫國製のその爆安の秘密が到るところに隠されている訳で、
徹底的なまでの原料費の節約、ともすれば代替え、必然的なる模造が繰り返される、
というのは想像に難くなく。
それと同時に、ありとあらゆる工程での、徹底的なまでの手抜き。
つまりはそう、虫国製品のその安値のその理由、
製造工程のその最終工程であるところの、
UAT:USER ACCEPTANCE TESTING
つまりは、最終的な動作確認の工程が、こと虫國製品には、すっぽりとあっけらかんと、
それはまさに、確信犯的に抜け落ちている。
それこそが、虫國的粗悪製品の、その爆安の秘密、なのである。

で、この毒ガスTシャツ、この鼻のもぎられそうな悪臭のその根源は、
どうやら、最終染色の後、その色素を定着させるために使用した酸成分、
その薬品を洗浄する工程を割愛した為の所産らしく、
その洗浄工程に使用する薬品代の、コストカット、こそが、この悪臭の理由、と。

で、その回答とは、重曹、つまりは、ベーキングソーダ?

繊維の染色の最終的洗浄工程において使用される筈のこのベーキングソーダ。
その原料費のカット。
及びその洗浄の工程こそが、元来の染色の質の悪さを露呈させることにもなりうる諸刃の剣。

つまりは、この毒ガスTシャツの発注者は、見栄えの良さ、だけに重点を置くばかりに、
その臭気、そして多分、それを着用した際の、敏感肌への破滅的影響などは、
これっぽっちも考慮に入れていなかったに違いない。

この投げやり、この表層主義、このなによりの無責任こそが、虫國製品の確たるもの。
つまりは、売ってしまえばそれで終わり、その後のことなど後は野となれ山となれ。
この21世紀、そんな虫國的な常識から身を護るのは消費者自身ということになるのだろう。

という訳で、この毒ガスTシャツの撃退法。

重曹つまりはベーキングソーダ。
鍋で湯立たてた熱湯の中に毒ガスTシャツをどっぷりと浸し、
そして上から重曹:ベーキングソーダをふりかけて待つこと30分。
つまりはこの破格値のその倍返し、
Tシャツを煮返す、その作業工程を、自前でやりさらせ、ということなのだが、
で、結果から言えば、ベーキングソーダ、まさに神の粉末である。
あのいまにも窒息しそうであった毒ガスが、煮返しの作業を二度、三度と繰り返すうちに、
嘘のように消え去ってくれた、までは良かったのだが、
ただ、その工程において、度々に渡って驚愕させられたのはまさにその煮汁。
墨を流し込んだかのように、まさに真っ黒、まさに毒汁のような真っ黒い染料が、
洗っても洗っても、魔法のように湧き出してくる訳で・・
いやはや、まさにこれ、つまりは虫國製の染料、
いったいなにを使っているのか、と今更ながら、ぞっとするものがあった訳で・・

虫國製品、その安さに釣られては、人類は毒を纏い、毒に浸され、毒に冒され続けるこの21世紀。

DNBFC = DO NOT BUY FROM CHIN@ 虫國から物を買うな、

それはまさに、身を護る為の鉄則にもなりつつある。

とそんな話を漏らした途端、ただね、と、思わず微妙な表情の繊維業界の御仁。

ただね、そう、コスト、なんだけどさ、
そう、この資本主義社会、コスト競争、というものがある限り、
そんな虫國製品を、使わないわけにはいかないってのが現実な訳でさ。

でも、あなたの会社、つまりは、世界に名高いあのイタリア製の高級ブランド、

とは言うものの、そう、そのイタリア製ってこそが味噌な訳で、
つまりは、どこで最後のはんこを押すか、それだけが、なんちゃら製のその秘密。

つまりは、イタリア製であろうが、フランス製であろうが、BUY AMERICANであろうが、

そう、蓋を開けてみたら、どれもこれも、実は虫國製、それが現実なんだけどね、と。

そう、コスト競争、という現実がある限り、最早人類は、虫國の毒からはどうあっても逃げおうせない、
それこそが、この21世紀社会の現実でもあるのだ、と。



という訳で、お恥ずかしい話、
日々、次から次へと届くこのパッケージの山、
Tシャツから、フィギュアから、その全てが、
実は蓋を開けてみれば、判で押したように、虫國製。

お顔の真ん中にタトゥーを入れられた美少女人形から、
梱包を開けた途端に毒ガスを発するTシャツから、
一度洗った途端、どころか、着ているそばから縮み始めるリネンのシャツから、
トイレに行った途端に噛み合わなくなってしまった社会の窓のジッパーから。

そう、なにもかもが、虫國製、
ぶっちゃけ、UATの工程をすべてはしょった、
つまりは、購入者のことなど、これぽっちも考えていない、
その場限りのぼったくり商法、
その安かろう悪かろうが、底の底を這いずるこの21世紀的資本主義社会。

DNBFC = DO NOT BUY FROM CHIN@ 虫國から物を買うな
とどれだけ言ってみたところで、
敵もさるもの引っ掻くもの、
今となっては、かのアマゾンにしたところが、
幽霊会社を西海岸に立ち上げては、アメリカ製です!と銘打ちながら、
届く品物は判で押したように、虫國製ばかり。

だから、虫國製はもう要らない、と言えば言うほどに、
この虫國製品の罠からは逃れようもないのが現実な訳で。
なにもかもが、壊れきり、腐れ切り、毒ガスを発しては、
資本主義のその根幹たる「信用」の概念を根こそぎに腐敗しつくすこの虫國製品の毒。

果たして人類は、あの、悪意の塊りの虫國人による、
全人類毒ガス汚染作戦のこの巷を、
果たしてどうやって生き延びるつもりなのか。

このワールドカップ熱の弊害か、
連日に渡って世界各国津々浦々から届き続ける、
ありとあらゆる様々な虫國製品を前に、
いやはや、まったくもって、これ、ゴミ、どころか、まさに、毒、
これって立派なテロ行為だろうが、と、
そんな絶望的な舌打ちを響かせながら、
この21世紀の将来を考えれば考える程に、暗澹たる気分にさせられながら、
安物買いの銭失い、どころか、そのうち本当に、命を亡くすことになるだろう、
そんな予感を身を以て目の当たりにしながら、
誰か、頼むから、虫國人のいないところを教えてくれ、
そんなことを呟きたくなるこの絶望的なまでの脱力感。

いやあ、我ながら失敗したな。
やっぱり、命が惜しければ、銭をケチるべきではなかったな、と、
今更ながら、泣き笑いを続けている訳である。

という訳で皆様、改めて言うまでもなく、模造品には気をつけましょう、と。

身から出た錆言うにはあまりにもお粗末、
ケチな教訓もあったものである。

おしまいである。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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