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宝くじに当たった!! 夢を見た・・

Posted by 高見鈴虫 on 14.2018 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments
宝くじに当たった夢を見た。
ああこれで、もう、なんの心配も要らないのだな。
夜更けの暗闇の中に、とても幸せな気分で目を覚ました。
そうか、俺にいま一番必要なものは、宝くじなんだな。
そんな気配を目ざとく察した犬が、
なにを間違えたか、ねえ遊ぼう遊ぼうとじゃれ付いてきて、
どうしたの?と妻の寝ぼけた声。
宝くじの当たった夢を見た。凄く幸せな気分だった。
そう、と妻は目を瞑ったままにこりと笑った。
で、いくら当たったの?
さあ、と俺は言った。それは判らなかったな。
ただ、一生困らないぐらいのお金だった。
ジーパンのポケットにいくら入ってるかなんて、
もう気にしなくてもいいんだぜ・・・
甘い夢の余韻が去らぬうちに再び夢の中に戻りながら、
いったいいくらあったら、一生を安心して暮らせるのだろう、と呟いた。
一億?二億?三億?
なぁんだ、と妻がつまらなそうに背中を向ける。
そのぐらいのお金ならあるじゃないの。
え?と思わず。
え?一億二億、あるの?うちに?
ねえ、遊ぼう遊ぼう、と顔を舐める犬を宥めながら、
そうか、一億二億、ぐらいあるのか、と暗い天井に目を向けた。
妻は妻で、宝くじの当たった夢でも見ていたのかも知れない。




そう言えば、宝くじと言えば、ハーレムでこんな事件があった。
余命数ヶ月と宣告された老人が、
ふと買った宝くじが大当たり。
ここにきてようやく運が回ってきた、と、その直後、
強盗に入られて、その老人は哀れにも殺されてしまった、と。

そのニュース、誰もが微妙な表情を浮かべては肩を竦める。
あれあれ、お可哀そうに。
わざわざ殺したりしなくたって、どうせすぐに死んじゃう筈だったのに。
つくづくツイてない人っていうのもいるのよね。
業じゃねえのか?バチ、って言ったほうが良いかもだけど。
なんでそんなこと判るの?良い人だったかもしれないじゃない。
やっぱり宝くじなんて当たらない方が良いのかもしれないわね。

言うまでもなく、ここアメリカにおいて、
宝くじの当選とは、即ちは死を意味する。

宝くじが当たると、殺される、のである。

二回立て続けに宝くじに当たったブロンクスの老人が、
予想通りというかなんというか、あっさりと殺されて、やっぱりなあ、と。

当たっても黙っていれば良いじゃないか、とも思うのだが、
そう、舞台は、ハーレム、あるいは、ブロンクスである。
日々の生活費に青色吐息の生活保護受給者達の中でのことだ。
いつものミラーハイライフが、
今日に限ってサミュエル・アダムスを飲んでいる、たったそれだけのことで、
!? と感づかれてしまうのであろう。

ところで、
今日は10時から三位決定戦。
ベルギー 対 イギリス、なのであるが、
徹底的な消化試合感が無きにしもあらず、
ではあるものの、その燃え尽き度を考えた上で、
ベルギーの圧勝になるだろう、と思っているのだがどうだろう。

で、明日の決勝であるのだが、
まあ、普通に考えれば誰に聞いてもフランス、ということなのだろうが、
ただ、このクロアチアの飛ぶ鳥も落とすダークホースぶりである。
心情的には確かにクロアチア、ではあるものの、
現実問題としてやはり、金を賭けるなら、フランスだろう、と。

手堅く行くか、賭けにでるか、
そこにどこまで思い入れと言う私情を含ませるか、
そのあたりの選択に、人生の機微が隠されているような、
そんな気もするのだがどうだろうか。

つまりは、全てを賭けても悔いはなし、
そこまで思い入れられる、
つまりは、愛を賭けられる対象を見つけることこそが、
最も大切なことなのだろうが、
はい、そこにこそ、罠がある、
だからこそ、博打というゲームがこれほどまでに、
人類の歴史を通じて脈々と受け継がれてきたその理由。
つまりはそう、ゲーム、という奴。

たださ、ここでもしもクロアチアが勝ったりしたら・・

それこそ、国民全てが超大穴の大当たり!となる訳で、
一夜にして国民全員が大金持ち、となってしまったクロアチアに、
いきなりセルビアが攻め込んで来て内紛が再燃、
なんてことにならないだろうか・・


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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