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ワールドカップ閉幕 兵どもが夢の跡 ~ カルトの時代の身のかわし方、他、最低最悪の罵詈雑言羅列

Posted by 高見鈴虫 on 16.2018 日々之戯言(ヒビノタワゴト)   0 comments

「ワールドカップ閉幕 兵どもが夢の跡」


嗚呼、ワールドカップも終わってしまった。

有ろう事か、同日同時刻にウィンブルドンの決勝も行われてしまった訳で、
このあまりにも超豪華な日曜日の朝、
これではまるで、数百発の花火を、
同時に一時に打ち上げてしまうようなものではないか。

という訳で、全てが終わってしまった日曜日の午後、
半ば放心状態のままに、近所のタイ料理屋に
遅い昼食などをとりに出たのだが、
昨夜からの雨も上がり、薄日の射し始めた空。
家を出た時にはちょっと肌寒いぐらいで、
飯を食い終わったら早速犬の散歩に出ようと思っていたのだが、
いざ外に出た途端、いきなり気温が10度も上がっては街中が蒸し風呂状態。
今更ながらこの変わり身の早さ。
数時間前までの普通がいきなり別の次元に早変わりしてしまう訳で、
その環境の変化に対応するだけでも並大抵のことではない。
さっきまでのパーカーを脱ぎ忘れたまま、
この蒸し風呂のような日差しの中で四苦八苦しながら、
環境の変化に即応できないことは即ち、
すぐにも死に直結する現代社会の縮図を見るような気もしてくる。

確かに備えあれば憂いなし、いつかまた雨が降り出すこともあるかもしれないが、
一瞬のうちに様変わりしたこの蒸し風呂のような世界の中にあって、
取り敢えずいまこの状況を生き抜く為には、無駄なものは全て捨て去るしか方法がない。
確かに過去の集積も、非常時への備えも必要なのであろうが、
小一時間のうちにいきなり気温が10度も跳ね上がってしまうような異常事態の中にあっては、
後先のことなど考えているだけで死活問題なのである。
いまこの瞬間を生き抜くためには、まずは無駄なものは全て捨て去ることなのだ。
全てをすべて、抱え込んだまま生きようとすればするほどに、
それはほら、いまこの眼の前の道端に転がるホームレス、
真夏の蒸し風呂の中でダウンジャケットを被っては青色吐息じゃねえか。

という訳で、全ての終わった日曜日の午後、
改めて始まる明日からの日々を思いながら、

ああ、玉手箱、開いちゃったな、と深い深いため息。

で、そんな現実を前に、
いったい、なにを、捨て去るべきなのか、

なんてことを、考えてみたりもしたものだ。







「アメリカのいない世界」

という訳で、遂に遂に、恐れていた事態となった。
ワールドカップが、終わってしまった、のである。
これでもうなにも言い逃れすることはできない。

つまりはそう、あの現実という不愉快な世界に、
再び、立ち戻らねばならない。

そしていま、最後の甘い余韻に浸りながら、
改めて今回のワールドカップの期間の一ヶ月間に起こったことを、
いまになってからざざっと辿り直してみる。

でさ、まずは一番思っていたことではあるのだが、
今更ながら、このワールドカップという世界の祭典、
唯一ここアメリカでは、閑古鳥も良いところである。
そう、ここアメリカにおいて、サッカーは女の子のスポーツ、なのである。
そしてもうひとつ、
このワールドカップという世界の祭典、
言ってみれば、欧州と、そして南米と、そしてアフリカと、そしてアジア、
つまりは、アメリカ以外の世界の全ての祭典でもある。

で、今回、よりによってその開催国がロシア、
なんてこともあって、ここアメリカにおいては、
そんな不愉快な祝典に対してはなんの歓心も寄せられず、
であった筈が、
なんとなんと今回のワールドカップ、その全試合を、
よりによってFOXチャンネル、
言うまでもなく、アメリカの悪意の象徴である共和党右派、
つまりは、あの悪名高き世界メディア界の大魔王:ルパート・マードックのお膝元であるところ、
そんなFOXチャンネルが、このアメリカ以外の全て的な世界の祝典を、
大々的に実況生中継ってのからして大笑いな訳だが、
まあそんなルパート・マードック的FOXチャンネルの粋な計らいによって、
今回のワールドカップ2018ロシア大会、
骨の髄まで堪能させて貰ったのではあるが。

でさ、そう、ずっと思っていたのだがこのロシア杯、
今更ながら、その全試合会場で繰り返されたあの漢字の広告、
ぶっちゃけあれ、虫國企業のスポンサーな訳で、
いやあ、ほら、あの、前回のソチのオリンピックではないのだが、
何かにつけてやることなすこと間が抜けすぎのロシアという国、
下手をすればまた、蓋を開けた途端に、
あ、ごめん、準備ぜんぜんできてない・・
ピッチに芝が生えていない、から始まって、
観客席が突然崩れた、全観客がスパイ疑惑で入場制限だ、
やれドーピング疑惑だ、暗殺だ毒殺だ、
抗議集会だ、爆弾テロだ、と、
歴史的な醜聞と言えるほどまでに
それこそとんでもないことになってしまうのではないのか、
などと思って見なかったこともないのだが・・・

そっか、虫國か、と。

という訳で、今回のワールドカップ。

アメリカ以外の世界の全てで行われたこの世界的なイベント、

開催国がロシアで、胴元が虫國で、
でよりによって、その優勝国がフランス、なんてことになってしまった、
ぶっちゃけそれって、寅ンプさんにとってはこれ以上無い程の良い面の皮。

つまりはなにか?
つまりそれって、
世界にとっては、もうアメリカなんて、必要ないのでは?
ってことなんじゃねえのかな、と。

世界中に向けて本音の本音の中指を突き立てたこの寅ンプのアメリカが、
いきなり、あっそう、だったら、アメリカなんか要らないし、とばかりに、
世界中からあっかんべーのシカトを決められてしまった、
そんな妙な不安に駆られてしまったのではないだろうか、と。

で、そんな大シカト、
そこまで憎まれ口を叩くのであれば、もうアメリカなんて要らない!
そんなアメリカのいない世界での大祝典の模様を、
よりによって、FOXチャンネルなんてのが実況生中継をしてくれたこのアメリカ、
果たして、この時代、世界はいったい、どこに向かっているのだろうか、と。
はっきりいって、なにからなにまで、まったくもってわけがわからねえ、と。



「目からウロコの、INSIDE FACEBOOK」

なんてことをツラツラと考えながら、

ふと、そう言えば、と嘗てお送り頂いたまま目を通していなかったあの記事。

→ 「INSIDE FACEBOOK~打ち砕かれた夢と理想、そして混迷の二年間」

え?なに?つまりは、そういうことなの?・・・

『WIRED』US版編集長であるニコラス・トンプソン、
その自らの署名投稿によるこの連載。

なんかこれ、この曖昧模糊の魑魅魍魎とした現代社会、
その縮図というかカラクリが、いかにも簡単に、
簡単過ぎるほどまでにに、あっけらかんと暴露されてしまっている訳で。

いやあ、俺さ、
ご存知のように、FACEBOOKも、ツィッターもやっていなくてさ。
え?なんでって、

そう、FACEBOOK?俺、友達なんて欲しくねえし、
と言ったらなんなのだが、
そう、FACEBOOK、アカウントを持っていなかった訳でもないのだが、
なんとなくすぐに、辞めてしまったんだよね、これが。
なぜかって、正直に言って、怖かったから。
そしてこのFACEBOOK、あまりにも、胡散臭かったから。

そう、このFACEBOOKというお友達紐づけサイト、であるのだが、
なによりも俺は、この様々な友達を一緒くたにするのが嫌だった、というか、
俺にとっては、音楽の友、テニスの友、文学の友、仕事仲間、
その全てが、俺という媒体の各部分と繋がっているに過ぎない別々の集合体な訳で、
ことによれは、そのひとつひとつの友達の輪に、
俺はそれぞれの偽名:源氏名を持ってお付き合いしていた、
なんていう事情もあって、
それをすべて一緒くたにブロードキャストすることに、
限りない違和感を感じた結果であったのだが。

で、言うに及ばずツィッター、
これまで、うっかりと呟いたその失言の為に、
社会的なステイタスの全て、どころか、下手をすれば命さえも危うくさせる、
そんな、大失言を繰り返してきた、そのあまりにも苦い苦い経験から、
うっかり口を滑らすことのそのあまりのリスク、というものを骨の髄まで思い知っていた俺としては、
このツィッター、下手をすれば、そのうちとんでもないことをやらかしてしまうに違いない、
それを本能的に察知した結果、であったのだが、
はい、ご承知頂けますように、このツィッター、まさに、現代の魔境そのもの。
という訳で、このツィッターに入らずに、まじで命拾いした、とそう思っている。

ただ、と思わず。
そう、ただ、この現代社会における二大魔境であるところのこの、FBと小鳥ちゃん、
その毒ガスから逃れおうせたばっかりに、
俺はいまや世界中を包みこんだこの毒ガス窒息的現実、
その全てから、完全に蚊帳の外に置かれていたのだな、
という事実を思わず痛感することにもなった、と。

はい、俺がここまで脳天気にも罰当たりにも、
わりとひょうひょうとして健全に生きていられるその理由とは、
つまりは、このFBと小鳥の糞、
その悪意の毒ガスに晒されずに済んでいたこと、な訳だが、
ここまで世界中がこのFBと鳥の糞に塗れきっては、
それを含めた上での世界、とやられてしまったが為に、
俺はすっかりと明き盲状態、
いったいぜんたい、世界が何故にここまで、
HATE HATE HATEな邪悪な鬱病の責苦に、
自ら率先して冒されねばならなかったのか、
その理由が、実はさっぱりと判っていなかった、ということにもなるのだが、
そうか、つまりは、そーゆーことなのか、と。

という訳で、遅ればせながら、このWIREDマガジンの記事、
今更ながら、目からウロコ、というよりは、
予てから感じていた有象無象の曖昧模糊が、
一挙に糸を積むんで、はいはい、よーく判りました、と。

で、改めて、
俺ってさ、こんな時代において、いったい、なにを、やっているのかな、と。
改めて、この明き盲的な現実に唖然呆然としてしまう訳でさ。

なんとなく、この記事を読む前の世界と読後の世界、
決定的になにかがずれている、とも感じてしまった訳で。

つまりはこれこそが、開けてびっくり玉手箱。

はい、という訳で、ここに書かれていることが、嘘か真か、
あるいは、FBをやっているやっていない、なんてことにも関わらず、
取り敢えずは現代人の必読の迷文であるのかな、
なんてことを思って見なかった訳でもなく。

激しくオススメしてみようかな、と思った次第。

という訳で、以下の文章は、このWIREDの記事を読んで貰ってから。
これが読み切れない、ぐらいのウジ虫頭、
あるいは、こういうのあまりに興味ねえし、という明き盲、
いやこれはすべてユダヤ媒体の謀略に違いない、なんていう陰謀乙、
そんな方々には、ちょっとこの先を読み進めるのは、
あまりにも辛いことになるかもしれない。
それだけはお断りしておく。


♪♪


「飛びます飛びますのダイバダッタ」

でさ、そうそう、西日本の大災害の中で、
かの我が国首相が、どこぞのお座敷で大宴会を催していた、
なんて話から始まって、
河野外相が、訪米チャーター機費用で3千8百万円!
日本、実は金、持ってるじゃねえか!と。
なんていう、思わず、うひょー!なんてこともあったのではあるが、

最近のこの毒ガス的な現代において、
なによりも実は、ズドン、と思わず後頭からいきなりぶっ放された、
そんな気分にさせられたのが、
なにを隠そう、あのΩ死刑囚7人の同日執行のニュース。

いやあ、実はさあ、と、またまた歳のばれることを呟いてしまう訳だが、
実はこのΩというよりは、浅腹性交って人、
なんだかんだ言って、そう、直接ではないにしても、右から左から、
それとなく、へえ、っては話は小耳に挟んでいたんだよね、これが。

実は、嘗て極貧のバンドマン時代、
なんだかんだと一宿一飯の恩義に預かっていた某ボンビー系専門の旅行会社さん。
そこでお知り合いになった、これまた極貧系の劇団員、なんて方から、
そう言えばさ、これ、と出された一枚の妙なチラシ。

空中浮遊術?なんだそれ、と。

その劇団員さん、妙なところで、というのはぶっちゃけインドフリーク、
つまりはあの時代的に翻訳するところの、毬花友達、という奴で、
そのインドフリーク的な絡みから、
こんなの貰ったんだけど、興味ある?と。

空中浮遊術?スプーン曲げとかじゃなくて?

なんかインドの山奥で修行したダイバダッタのレインボーマンみたいな人が、
ヨガの最中に空を飛ぶ、なんて話でさ。
面白いかな、と思って。

と、それをあざとく聞きつけた、パンク馬鹿、
つまりはあの時代的に翻訳するところの、極金欠の無法者。
空を飛ぶ?おもしれえじゃねえか、やって観せて貰おうぜ、
というその不敵な発言のその裏には、
つまりは、そこでアヤをつけては小銭でもせびろうと、
そういう、しょうもない魂胆がミエミエな訳であったのだが。

で、俺?あんま、超能力とかオカルトとか徹底的に興味ねえし、と。
と言うか、ぶっちゃけ、俺は、人に物を教わる、というその行為そのものが、
たまらなく疎ましい、耐えられない、ともすれば、
たぶん俺、途中で暴れるぜ、それでも良いのかよ、と。

空中浮遊だろうが、スプーン曲げだろうが、
そういうの、まじで、あんまり、興味がさっぱり、であった訳なのだが、
とそんなインドフリークとパンク馬鹿の二人が、
なにを間違った、なにを目論んでか、
その空中浮遊術の独演会、なんてものに、のこのこと顔を出したらしい。

で?
で?
跳んだのかよ、そのダイバダッタ。
いや、飛ばなかった、とその二人。
飛ばなかったんだけど・・
飛ばなかったんだけど?で、小銭でもガメてきたのか?
いや、なんというか・・
そう、実はそういう雰囲気でもなくてさ。
雰囲気でもない?ってことは、過激派?
いや、そういうのでもない。
だったら・・
実はさ、とパンク馬鹿。
飛ばなかったんだけど、飛びはしなかったんだけど、
そう、飛べはしなかったんだけど、凄く一生懸命やってくれて。
一生懸命?
そう、凄く一生懸命やってくれてさ、
ああ、ここまで誠心誠意、一生懸命やってくれたんなら、
跳んだ跳ばないは、まあ、結果論に過ぎず、というか。
ぶっちゃけた話、ちょっと、感動したよ。
感動?
そう、なんていうか、ほら、ド下手なパンクバンドじゃないけど、
下手でも、無茶苦茶でも、取り敢えず一生懸命やってくれた、
その満足感、というか。
パフォーマンスとして?
そう、そのパフォーマンスとして、ちょっと感動した。
その一生懸命の?
そう、その誠心誠意の。
へえ。
まあそう、まがい物ではあるんだろうけどさ。
そう、まがい物であることは糞パンクバンドもおんなじなんだろうけどさ。
でも、ちょっと感動したんだよね、実は。
でも、ほら、そうやって、会費やらお布施やらと巻き上げられて。
いや、それも無し。
今日は飛べませんでしたが、また来てください。次は絶対、とか。
お代は結構です、とか?それじゃあ商売にならねえよな。
いや、ただ・・
そう、ただ、実は・・
実は?
そう、なんか、ちょっと感動しちゃってさ。
その感動って言葉、無茶苦茶お前らしくねえっていうか。
まあそうなんだけど。
さては、その代わりに、とかで、ちゃっかり草でも吸ったのか?
いや、実はそれも無し。
シラフ?
そう、まったくのシラフ。
シラフで感動した、と。
そう、なんか、パフォーマンスの真髄を見た、みたいな気もさせられちゃってさ。
そう、なんか、ちょっと、洗われたかも。

ただ、そんな話を聞かされながら、
へえ、だったら俺も行ってみようかな、
などと、そんな辛勝なことを思ったかと言うと、
まさかそんな筈もなく。
であらば、と俺は思った。
であらば、あいつとあいつとあいつを引き連れて、
つまりは、鋼鉄入りの安全靴に首から鎖をジャラジャラ、なんていう連中で、
おうおうおう、飛ぶと行っておいて飛べねえってのはどういう了見だ、コラ、と、
アヤの一つもつければ、晩飯の焼き肉食い放題ぐらいにはありつけるか、
なんてことを思わなかった訳でもなく。

ただ・・インドフリークだろ、と。
そんな野郎が、銭なんざ持ってる訳もねえしな。
カツアゲするにしても、あまりにも、タマが小さすぎるしよ、と。

とまあそんなこんなのうちに、何の因果か俺は再びアジアの人。
香港の重慶からタイの楽宮を経由してインド・ネパール・パキスタン。
マレーにインドチャイナにバリ島からロンボク島を経由して、
そして再びへいへいの体で舞い戻った東京。

月日は流れたものの、懐に一銭もない、という状況だけは相も変わらず、
くそったれ、どこかにボロい儲け話はねえものか、と駅前をうろついていた、
と、そんな時・・

どこからともなく流れてきた、あの、妙に、気味の悪い、気味の悪すぎる旋律・・

ショーコーショーコーショーコーショーコー

なんだこれ・・ 

思わず、見開いたその目には、
まさにこれ、あのフランシス・フォード・コッポラの名作「地獄の黙示録」における、
あの白塗りのゾンビー土人・・・

で、その悪魔の帝国のその守護神たるカーツ大佐、その姿、

ああ、あいつ、あの、空中浮遊術!!

そう、あのダイバダッタの空中浮遊術のイカサマ野郎、
その人が、よりによって、東京四区の選挙戦に立候補!?

真理党党首 あさはら性交 34歳 んだそりゃ!



「カルトを舐めていはいけない!」

でさ、俺、実は思ったんだよ、こいつ、ヤクザもんだろ、ってさ。
そう、その姿、紛れもないヤクザもん、そのもの。
いや、極道っていうんじゃない。ってか、丸暴構成員ではないのだろうが、
無法者が無法者の匂いを嗅ぎつける、その嗅覚を持って、
こいつ、太いぜ、と。

口では、愛だ平和だ、真理だ、悟りだ、と最もらしいことを言ってるが、
こいつ、絶対に、最低、最凶の、ヤクザもん、つまりは、一大ペテン師。
嘘を嘘と知りつつ、しゃあしゃあとやり抜いては、
それを他人に無理強いしても屁とも思わない、
つまりはぶっちゃけ、筋金入りのサディスト、
つまりは、そう、一言でいって、サイコ。

俺はその細やかなる経験の中から、
こいつ、ヤバイ、とまじで、耳の後ろのアラートがピピピと鳴った訳だ。

ただ、そう、ただ、なんだけど、この眼の前のゾンビー奴隷たち。
こつら、なんだ、この気味の悪い、亡霊のような奴らは。

確かにそう、嘗てのパンク・バンドのファンの中にも、
いかにもこういう、ぼく病気的な、ぶっちゃけ、お薬系フリーク、
なんていう奴らもいるには居たのだが・・・

このヤクザもの、こんなしょうもない奴らを集めて、
いったいなにをしでかそうとしているのか、と。

ただ、その光景を前に、思わず、背筋にぞぞぞぞっとした物が走っては、
やばい、こいつら、まじでやばい、と、思わず過剰反応。

またいつものやつで看板をけとばして、

おらおら、てめえら、俺の許しもなしに、なにをしてやがるんだ、
などと、要らぬ騒動を画策してみなかった訳でもないのだが、

そう、忘れもしないあの時、ちょうど待ち合わせをしていたダチ、
そいつがよりよって、連れてきた彼女ってのが、ニューヨーカーのアメリカ人。

で、その、ショーコーショーコーを前にして、

よお、元気だったかよ、
会うのは、あのロフト以来だったよな。

なんて昔話に花を咲かせながら、

で、なんだよこいつら。

ああ、知らなかったのか?つまり帰ったばっかりって奴なんだな。
そう、こいつら、Ω真理教って言ってさ。
最近、そう、連日これ、なんだよ。

まるで、こいつら・・あの・・

ああ、気味悪いだろ?俺もそう思うんだけどさ。

ほらあいつが、と、示された顎の先。

なにをトチ狂ってか、その彼女たるところのニューヨーカーの女の子、
ショーコーショーコーと歌い踊るそのゾンビー集団に歩み寄っては、
にこやかに、握手、なんてのをして花まで生けている。

で、あの女、なにもの?

いや、実はさ、と話を始める前から、満面の笑みで帰ってきたそのニューヨーカー娘。

どもー、とそれなりに片言の日本語でご挨拶しながらも、

で、WHAT’S HAPPEN!?と一言。

え?なにが?

だから、あいつら、なにもの?ってか・・

つまり、カルトでしょ、と軽く答えるニューヨーカー。

カルト、でしょ?って、そんなものに愛嬌振りまいてどうするんだよ。

愛嬌なんて振りまいてないわよ。ただね、

と言った先で、いきなり、バーカ、と響き渡る怒声。

バーカ、気持ち悪いんだよ、どこかに失せろよ、この・・ XXガイ!

とそんな酔っ払いの怒声に対して、いきなり STOP!と声を上げるニューヨーカー。

STOP! 駄目、それをやっちゃ駄目!

なんだよ、この外人、と絡む矛先を変えた酔っぱらい、
でありながら、隣に控えた俺たちを見て、ぎょっとして口を開けている。

おっさん、なにか用かよ、とせせら笑う俺。

ちょっと話聞いてやろうか、と一歩を踏み出したその横で、
やめて、とニューヨーカー。

駄目、絶対に、駄目。
彼らを、刺激しては、いけない。
絶対に、絶対に。

刺激しては?どういう意味?

カルトを刺激してはいけない。
彼らは、アビューズド・ドッグ、虐待された犬、なの。
脅かせば脅かすほど、アバンダンすればするほど、彼らは意固地になって、
そして、そして・・

という訳で、そんな不愉快な街頭を離れながら、
そのニューヨーカーの演説が始まった。

ジム・ジョーンズって知ってる?
あの、ガイアナの、人民寺院
そう、ガイアナで集団自殺したカルト集団、ピープルズ・テンプル。
あれからアメリカは学んだのよ。
カルト集団を見くびってはいけない。
カルト集団を、嘲ってはいけない。
カルト集団を、嘲えば笑うほど、
彼らを阻害すればするほど、いじめればいじめるほど、
彼らはそれを糧にして、より強固な、より先鋭的な力をつけていく。
力をつければつけるほどに圧力が強まり、そして最悪の相乗効果。
ねえ知ってる、ガイアナの悲劇の後、
アメリカでは、カルトの力が弱まるどころか、
それこそ雨後の竹の子みたいに、次から次へとカルト教団が生まれている。
そして、そんなカルト教団の中には、
あの人民寺院の教訓の中から、武装する人たちまで現れてるのよ。
武装?
そう、武装。ガンから爆弾からロケットランチャーまで、
アメリカだなあ。
アメリカだから、じゃないのよ。それが、カルトのたどる必然なのよ。
だったら、早いうちに叩き潰しちまえばいいんじゃねえのか?
叩き潰せないからこういうことになっているのよ。
叩けば叩くほどに、彼らは秘密結社化しては、
鍛えられ、そしてその手段を先鋭化、過激化させる。
そればかりが、目的化されてっちゃうのよ。
そして、彼らは、カルト、なのよ。
つまり?
つまり・・そう、説得が凄く凄く、難しいの。
一度そんな人達に洗脳されてしまったが最後・・
なんか、やけに詳しいな。
私の叔母さん、つまり、お母さんの妹がね。
人民寺院?
いや、そうであったらまだ良かったんだけど。
カルトなの?
そう、その、カルトなの。
凄く頭の良い人だったの。コロンビアでジャーナリズムを専攻して、
その仕事の関係で、西海岸のカルト集団に接触を持って。
で、ミイラ取りのミイラ。
そう、THE BITER IS BITTEN
私、その叔母さん子供の頃から知っていて、とてもとても理知的な人だったよ。
あんなに頭の良い人が、なんでカルトなんかに、っていまでも思ってるんだけど。
ただね、そう、カルトってそういう力があるのよ。頭が良ければ良いほどに惹きつけられる。
あるいは、自分が頭が良いなんて思っている馬鹿だから、そういう罠に嵌まるんじゃねえのか?
それはそれで処世術よね。
パンカーだからな、俺達は。
パンカーだってカルトなんじゃない?
いや、パンカーはカルトにさえなれない。
ああ、なんてたって馬鹿だからな。馬鹿を自称して初めてパンクスだからな。
だったら、メタルか。
そう、メタルは、その存在からしてカルトだからな。
だからあいつらはしょーもねえんだよな。
上手いけどな。
ああ、確かにテクは凄い、それは認める。認めるが・・
ねえ、とそのニューヨーカーは言った。
カルトを舐めてはだめよ。カルトを刺激しては駄目なの。
彼らは、世の中で一番タフな、アビューズド・ドッグ、なのよ。
嫌えば嫌うほど、阻害すればするほど、いじめればいじめるほど、
彼らはより凶悪な方法で牙を剥く。
カルトはそもそもそういう性質を持った人たちなの。
そしてなにより、そんなカルトを、根絶やしにすることは絶対に不可能なのよ。
日本は間違えている。
あの、Ωの人たち、こんなことやっていたら、そのうち、とんでもないことになるわよ。
まじめにあの人達、世界を滅ぼそう、なんて、そんなことを考え始めるに決まっている・・




「つまりは戦争なんだ、そこを間違えてはいけない」


その後、なんの因果か、平和な日本をおん出ては、
そのカルトの巣窟たるアメリカなんてところに流れ着いて、
相も変わらず食うや食わずの貧民暮らしを続けていた訳なのだが、

で、そんな貧民アパートのご近所さんであった、
元ベトナム帰還兵であるところのビリー。
半端な草など燻らしては、グレートフルデッドなんてのを聴きながら、
で、見るともなしに眺めて続けていたCNN。

ブランチ・ダビディアン
ウェイコー・テキサスにおける、
カルト集団:ブランチ・ダイヴディアンとFBIとの銃撃戦。
その間延びした実況生中継を眺めながら、
また例によってビリーらしく、そこで使われている武器、
その種類から口径からのそのほとんどを得意げに言い当てながら、
ちっちっち、と鼻で嘲笑う。

だから、州警察なんかじゃ無理だって言ってんじゃねえか。
さっさとFBIでもねえ、州軍を派遣するべきなんだよ。
いいか、こいつら、新国家の樹立を宣言してるんだぜ。
つまりは戦争だよ。
戦争である以上は、軍隊が出て当然だろうが。
政府としてはこれを、事件、として処理したいんだろうが、
そんなことをやればやるほど、恥を晒すばかりだ。
いいか、これは国家からの独立運動なんだよ。
それを間違えてる馬鹿どもには、
この事件の重要性はまったく判っちゃいねえだろ。

とまた例によってそんな訳の判らない持論を振り回すビリーが、
ふと、
で、お前の国の、あの、カルト集団な。
ああ、Ω真理教だろ?お前がなんでそんなこと知ってるんだ?
ああ、あれ、ヤバイぞ。俺の仲間はみんなそれを言っている。
下手をすれば、こんなブランチ・ダイヴディアンなんかよりも、ずっとずっとヤバい。
いまに見ていろ、そのうち、必ず、とんでもないことをやからすぞ。俺にはそれが判る。

いいか、カルトを見くびっちゃいけねえ。
警察やら司法やらは、国家の名誉にかけて、
それを、内事的な事件 なんてことにしたがるのだが、
いや、違うんだよ。
カルトはな、国家の中に新たな国家を作ろうとするんだよ。
つまりはそう、独立紛争だ。
当局が考えているような、子供だましの事件、
どこぞのジャンキーが、銀行強盗で下手を踏んで立て籠もりました、
そんなちゃちな事件とは、そもそもまったく次元が違う。
奴らは、国家としての独立を考えている。
つまりは、国家存亡を旗印に、軍として武装している訳なんだぜ。
そんな奴らを見くびれば見くびるほどに、奴らは暴走する。
その嘲りを糧にしてますます強大化する。
そして有ろう事か、世界中のそんな嘲られた同志で、
横の連帯なんてのを築き始めた日には・・

いまに見ていろ、お前らの国、まったくとんでもねえことになるからな。
これはもともと警察なんてところの扱えるヤマじゃねえんだよ。
これは軍事事変、つまりは、内乱、つまりは、戦争なんだよ。
そこを間違えちゃいけねえ。




「カルトの時代の終わりの始まり」


ついにその邪悪な予言が現実化した、
地下鉄サリン事件の話を聞かされたのは、
ニューヨーク・ミッドタウン47丁目にあるバンダービルド・YMCA、
その夜更けのロッカールームだった。

アルフレドという名のグアテマラ系の小男、
全身を岩のように鍛え上げられた身体が、
シャツを脱いだ途端、背中一面が焼け爛れたケロイドに覆われている。
その様を見るだけで、この一見して能天気なラテン男が、
しかし言葉には言い尽くせない壮絶な人生を送ってきたことは安易に想像がつく。

なあ、と、アルフレッドが言った。
知っているか?TOKYOでとんでもないことが起こってるぜ。
とんでもないこと?
ああ、メトロの中で毒ガスがばらまかれた。
FUME:毒ガス?なんだそれ。
さあな、俺も上で聞いただけなんだが。
TOKYOの地下鉄がナーヴガス:神経ガス攻撃にあったとさ。

東京の地下鉄が神経ガス攻撃?なんだそりゃ。

そのあまりに荒唐無稽な話に、
思わずこいつまた、妙な冗談でかつごうとでもしているのか、
とは思っていたのだが・・

後になって、その首謀者が、Ω と聞いた途端に、思わず絶句した。

つまりは、あの、真実一路の空中浮遊術の、
そしてあの、地獄の黙示録のゾンビ土人を引き連れたヤクザもの、
つまりは、あのビリーの言った、とんでもないこと。
何もかもが、そのままじゃねえか。

あっちゃっちゃ、と思った。
思いながらも、なにもかもが、あまりにも荒唐無稽、あまりにもバカバカしすぎて、
そう、なにからなにまでが、現実感が乏しかった。

ただ、ああ、遂にやったのだな、とは思っていた。
遂に遂に、それが起こってしまった、と。

そう、俺は知っていた。聞かされていたのだ。
あの、空中浮遊術誠心誠意のパフォーマー。
あの、ショーコーショーコーを前にした、カルトを追い込んではいけない、のあの予言。
そして、あのビリーから聞かされた、これは事件ではなく、戦争なのだ、の不穏な言葉。

その全てが、こんな形になってぶち撒かれるとは。

まずったな、と思った。
まあ、俺になにができた訳でもないのだろうが、
ただ、日本はやはりまずった。
気狂いの宗教馬鹿、オタクゾンビーたちの戯言とせせら笑っていた、
そんな司法当局の前に、本気の本気で戦争を企てた狂気のカルト集団。

こいつらを、こんなにしてしまったのは、いったい誰なのか。

ただ俺はそれを知っていたのだ。
そしていつか、こういうことがある、と、様々な奴らから忠告をされていたのだ。

ほとぼりが済んだ後、かつての友人と話した際、
まるで吐き捨てるように、ああ、あの、Ω な、とその顛末を聞かされた。

実は俺もヤバかったんだよ。
やばかった?
そう、俺も奴らのブラックリストに載せられてさ。
ブラックリスト?
そう、最初はあなたの読者だ、ファンだって言ってきてさ。
本持ってきて、サインしてくれとか、神妙なこと言いやがるんだよ。
で、何度か話をしているうちに、協力して欲しいとかなんとか。
協力?サリンを撒くか?
いや、名前を使わせて欲しい、と。つまり Ω の後援者として。
で?
で、まあ、そう、別にそんな大したこともねえだろうと思ってさ、
これもなにかの宣伝にでもなるかと思ってさ。
だったら良いですよ、と言ってしまったんだよ、これが。
したところ、色々な人から話を聞いて、あいつらヤバイ、と。
ヤバイ・・
そう、ヤバイ、と。で、後援者のリストから俺の名前を消して欲しいと頼んだんだが、
当然のことながらの禅問答。
で、消せ、消せない、消せ、消せない、ってな話が拗れて、
したところ、しばらく気味の悪い奴らに追い回されることになってさ。
で、カミさんを実家に返しての大騒ぎ。
したらなにを間違えたか俺の実家にまで奴らはやってきて。

お前の実家にか?

そうなんだよ、おふくろから電話があって、
なんかさっきから気味の悪い人たちが庭の生け垣の間からずっとこっちを見てるって。
警察を呼ばなかったのか?
警察が来るとすぐにさっとどこかに消えてしまう。
で、また戻ってきては、なにをするでもなく、ずっと見ているのだそうだ。朝から晩まで、夜中まで。
それは気味が悪いな。まるで地縛霊、幽霊みてえじゃねえか。
で、うちのオヤジが、またああいう人だろ?
ああ、空手バカ一代の星一徹だろ?
そう、あの暴力親父が、腕まくりして話をしに行ったんだそうだ。あんたらいったい何もだ、と。
したら?
したら、そう説教をされたそうだ。
説教?
そう、世界は終わりに近い。あなたを救うためにこうして私達はがんばっている、と。
まじかよ。
その論法にさすがにうちのオヤジも驚いたらしくてさ。
普通にヤクザ者とかだったら、一撃で半殺しにされただろうにな。
ああ、最初から暴力沙汰で来てくれればこっちのものだったんだが、ってオヤジも言ってたよ。
なんか、妙になよなよとして薄笑いを浮かべながら、平和の為に祈ってください、とかさ。
あのやくざオヤジが、全身に鳥肌がたったっていってたよ。
こいつら、拳では潰せないってさ。
こいつら殴れば殴るほど、このニヤニヤ笑いですがりついてくるだろうって。
こんな気味の悪い奴ら、見たことがねえってさ。
ただ、と友人は言った。
ただ、あいつらの言い分も判らないわけでもねえんだけどな。
判らない訳でもないから、なおさら、たちが悪いと言うかなんというか。
つまりは、誠心誠意の真実一路と。
そう、なんというか、あまりにも救いがなさ過ぎるというか。
救いを求めてのサリンだったんじゃねえのか?
いや、サリンはたまたまの結果であってさ。
その根源というか、本当の本当に怖いところは、もっともっと別なところにあるんだよ。




「カルトの時代の身のかわし方」


またまた臭い持論を並べさせて貰うが、
俺的に言えば、サリン事件からの一網打尽。
そして四半世紀を経て、
この時期になって晴れて、首相の乾杯の音頭と伴に、
七名揃って集団処刑、と相成った訳だが、
改めて言えば、当然のことながら、
こんなことぐらいで、この事件は終わったりはしない。
あるいは、あまりにも時期が悪すぎた、というか、
それはまさに、ベスト・タイミング、という程に、
このワールドカップ熱の最中に、
いきなりフラッシュバックした、この Ω 的世界。

つまりは、カルト、といわれている方々。

そう、実は、ここのところずっと、カルト、という言葉が胸に引っかかっていた。

カルト、というよりは、オカルト、でもあるのだが、
それをくくってしまって、大カルト、なんていうとまたゴロが悪い。
ってなところで、まあとどのつまりがカルトだろ、と。

で、まあ、あまりにも簡単に言いきってしまうが、
現代の日本のキーワードは、まさしく、カルト、である。

そう、日本中、その津々浦々が、カルト的な同調圧力の鬩ぎ合い。
ブラック企業そのものがカルトそのものでもあり、
そして分派・乱立する新興宗教、そのすべてが、カルト化している。
ともすれば、世に存在するなにもかも、政治から経済から、
強いては、ロックバンドなんてものにおいてさえ、
なにからなにまで、カルトカルト、
カルト的な偏執狂的密室的なキャビン・フィーバーの中で、
不気味な加熱を繰り返しているようにも思える。

どこに行っても強要されるそのカルト的同調圧力の中で、
そこから逃れる為に、また新たなるカルトに所属することで逃避を遂げることもできるのだが、
その逃げ場所であった筈のカルトでまた別の同調圧力に追い込まれていくことにもなる。

今や完全なるカルト的人気を誇るエイブ首相自身がかのカルト的新興宗教の熱心な信者でもあり、
その親衛隊、つまりは、ネチョウヨと言われる方々も、まさしくカルト亡者以外のなにものでもなく。
で、なんとかその足を引っ張ろうとするサ翼陣営も、言ってみればただのカルト。
そのカルト性のカルト性と言われるところは、つまりは、密室、つまりは、その論理の閉塞性、
言ってみればその、偏愛にある。

宗教のない国であるはずの日本が、何故にこれほどまでにカルト化されるのか。

実はあの人、妙なしゅーきょーに嵌っちゃって。
ええ、なんで?
だから、効いたって言うのよ。本当に効いた、病気が治ったって。
ええ、だったら、私も試してみようかな。
ほんと?だったらちょっとまって、連絡先教えておくから・・

日常会話の中で、さり気なくも繰り返されるこんな話題。

そう、あなただって、きっと、覚えがある筈なのである。

そこにある、徹底的なまでの、客観的論理性の欠如。
ではあるものの、信じるものは救われるではないが、
そう、彼ら、あるいは、彼女たちは、なにかを信じたいのである。

だって、と彼らはいうだろう。

だって、この時代、なにもかもが、さっぱり、判らなくなっちゃって・・

そう、わからなくなったら、カルト、なのである。

コンピューターが壊れたのも、なにかの呪い。
お金が貯まらないのもなにかの祟り。
病気に掛かったのも、それが治ったのも、きっとなにかの、神秘的な力。

あのなあ、と思わず。
あのなあ、違うだろ、と。

またまた極論から言わせて貰えば、
日本人がいとも簡単にカルトに嵌まるその理由は、
ぶっちゃけ、政治力の欠如、だと思っている。




「日本人はなぜ、政治力を失ってしまったのか」


俺も確かに、政治について語る輩が好きではない。
実はそれは、日本人に共通するメンタリティでは無かろうか。
おいそれと、政治について語ってはいけない。
この糞ブログにおいて、折々と、思わず筆が滑るその度に、

おい、政治について、語るな、
これはこれ、それはそれ、そこに政治を、関わり合わせるな。

そういうお叱りを頂きながら、改めて、日本人の方々の、
その政治アレルギーを、ちょっと不思議に思ったりもしていたのである。

そんな政治アレルギーな方々に、
どれほど論理的な説得を試みても、ろくなことにはならない。
なせかと言えば、彼らは政治的な見解の違いから嫌悪を示しているのではないからである。
ほとんど大抵の場合において、
盲信対象への偏愛が汚されたことに対して、
ただただ感情的な反論を試みている、
そう、つまりは、彼らは政治的な立場ではなく、
カルト的な意味で、嫌悪を示しているのである。

言うまでもなく、政治は理念であり、宗教は教義である。
政治は疑いから始まり、宗教は信心から始まる。
政治を語るものはしかし、そこに必ず、一抹の疑念、
つまりは、論理の余地を残しているのだが、
宗教的信心からなされる反論には、
その論理的な根拠が曖昧な分、その非難は激烈である。

果たして、何故にこれほどまでに、政治をカルト化してしまったのか。
あるいは、物事をもっと、客観的に、論理的に、多面的に、考えることができないのか。




「それは、気分はもう戦争 から始まった」

嘗て、俺が政治なんてものにまったくこれっぽっちも興味も知識もクソもなかった、
あのイタイケな高校時代、
ただ、ふと呟いたこのことば。

ねえ、この米軍機、なんで、こんなにうるせえのかな、

基地の街に生まれた俺が、日々頭上を飛び交う米軍機の轟音を、
あたかも不可抗力の産物と、諦め切っていたそんな街で、
改めて、ねえ、なぜ、遠足の日に限って雨が降るの?
そんなイタイケな疑問と同じように、

なぜ、米軍は、我が日本国で、
これほどまでに、無茶苦茶が許されるのであるか?

と呟いたその途端、さあ、待ってました、と寄ってきた、
俗に言う、サヨクケイ の、御仁たち。

実は、先生たちも、あの米軍をどうにかしようと思った。
そして先生たちが学生の時代、
当時からそんな米軍とずぶずぶに癒着した自民党政権と、
真正面から戦った、そんな時代もあるにはあった。

ただ、その戦いは無慈悲にも叩き潰された。

そして、そして日大が陥ち、東大が陥ち、
そして、先生の通っていた東京教育大学も、解体されることになった。

そして代わりに作られたのが、筑波大学だ。

筑波大学のモットーを知っているかい?

スリーエス、みっつのS。つまりは、セックス、スポーツ、スタディ、
あんな芋畑の真ん中に幽閉しては、
徹底的にこの三つのSを与えていれば、
少なくとも学生は政治には走ることはない。

そう、日本の教育は、なによりも、学生を政治に走らせないことを、
最重要課題としたんだよ。

その結果が、これ、だ。

これ?

そう、この洗脳的な教育制度さ。

学閥カーストの中で、受験、受験で、勉強漬けにして、
あるいは、体育会の名の元に徹底的な体罰教育、
それからあぶれた劣等生たち、お前らのような落第生には、
セックス、ドラッグス、ロックンロール、
そう、つまりはていの良い、廃棄処分って奴なんだがな。
つまりはそのすべてが、洗脳さ。
つまりは、学生を政治というものから遠ざける為の、
その究極的な洗脳手段。

で、そう、言っちゃなんだが、お前のような奴、
つまりは、馬鹿でもなく、運動神経が悪い訳でもないのに、
世界の全てに徹底的に刃向かい続ける、反社会的人格。

実はそういう輩、洗脳されきれない人間には、
この国にはなんの受け皿も用意されていない。

アーティスト、ミュージシャン、パフォーマーとは言うが、
実はそういう世界も、全てがすべて、学歴社会、その枠を出ない。

なので言っておく。
お前はこの国にいても、なにひとつとしてなにもろくなことはない。
どこに行っても、どんな社会からも、徹底的に鼻つまみにされるだけだ。

なぜ?
あの頭の上の米軍機がうるせえ、と、そう言ったからか?

そう、そう言ったからさ。不可抗力なものに、敢えて根源的な疑問を持つ、
そういう輩こそが、この国がもっとも忌み嫌う対象なんだよ。

根源的な疑問を禁じられた国?

ほら、これを持っていきなさい、とその日教組の権化のような教師が、
俺に一冊の分厚い本を差し出した。

もしかしたら、この中に、お前の答えがあるかもしれない、
実はそんなことを思っていた。

その本。
それは、マルクスの資本論でも、ドストエフスキーでも、
高橋和巳でも、大江健三郎でもなく、小田実でさえ無く、
それは、まるで、辞書のように分厚かった、漫画本。

気分はもう戦争・・・ 大友克洋。

なあ、早く、こんな国は出ちまえ。
基地の街に生まれて、あの米軍機にうるさいと、
馬鹿な文句を言ったのもお前の運命だろう。

本当にその答えが知りたいのなら、早くこの国を出ることだ。
この国に、お前の居場所はどこにもない。
この国にいても、お前の探している答えは絶対にみつからない。
この国にいても、お前はたぶん、刑務所に入るか、あるいは・・・

とそんな言葉を聴く前から、俺はすでに手渡された漫画本を読み始めていた。

戦争?戦争ってなんだよ・・

俺の政治は、そうやって始まった。
政治、と一言口にだした途端、
右から左から、次から次へとこれ以上もなくタチの悪い連中が寄ってきては、
なんとかして俺を騙して走らせ踊らせ、そして良い鉄砲玉にしてこき使おうとした。

そして、この時代錯誤のサヨク教師の口車に乗った訳でもないのだが、
そして俺は、国を出た。
お決まりの貧乏旅行、各都市の安宿巡りのコースを辿りながら、
しかし俺が、ここまでこじらせてしまったその理由というのが、
今から思えば、つまりはこの、気分はもう戦争、
戦争っていったい、なんだよ、
その根源的な疑問から始まっていたのかもしれない。

そして俺は考え続けた。
戦争はなぜ起きるのか。
戦争は誰が起こすのか。
戦争を推進するものとはなんなのか。
そして、戦争を回避するためには、なにをしたら良いのか。
あるいは、戦争って、それほどまでに、悪いものじゃないんじゃないのか?
もしも、本当に、永遠に勝ち続けることさえ、できるのであれば。
そして、それができなかったとしたら、いったい、どうなるのだろうか・・




「敢えてカルトに嵌らない生き方」


という訳で、そう、Ω だったよな。

果たして、何故に、日本人はこうも、いとも簡単にカルトの罠に嵌っていくのか。

つまりはそこに、根源的な疑問を持ったから。
そして、その答えが、日本の中には徹底的に見るからなかった、
あるいはそれが、故意に、周到に、隠されていたからに他ならない。

そう、あのサヨク教師の言葉を借りるまでもなく、
この国において、疑問は許されない。
教えられたことを、教えられたように盲従する以外には、なにひとつとしてなにも許されない。
そしてこの国には、政治は許されない。
3S、スポーツとセックスとスタディ、その牢獄に密封されたまま、
そのカルト的なまでの学歴主義の轍の中から、一歩たりとも抜け出ることは許されない。

それが少なくとも、ついこの間までの日本の目指した道だった。
そしてある時点までは、それは妙なことにも、成功しているようにも見受けられた。
俺のような徹底的なハグレモノを海外に弾き出しては、
そして日本は、そのカルト的なまでの学歴カーストの中で、
意味もなく、猛進に次ぐ猛進、盲信に次ぐ盲信を無理強いしてきた、その筈だった。

そしてバブルが弾け、
そして、人々が、実はほっと、息をついた。
ちょっと景気は悪くなるだろうが、これであの重圧、誰もが過労死寸前まで追い込まれいた、
あの、ノルマの重圧から開放されることができるのか。
その、ちょっとした隙間の中で、そして日本は罠に嵌った。
そして、終身雇用が崩れた。
そして、雇用が、そして信用が、そして、なにかとても大切なもの、
つまりは、戦後という時代を支えてきた、あのカルト的な盲従の夢から覚めた、
そんな時、大阪の地震が、それと同時に、あの Ω の事件が起こった。

ただ、いまから思えば、Ω の事件はまだ、可愛いものだった
、と言ってしまえるような気がする。
あれはあれで、学歴主義的猛進盲信的向上思考のひとつの現れでもあった。
あのバブル的な猛烈主義に疑問を持ち、
その体育会的なスパルタ主義からふるい落とされた、
そんなナイーヴなオタク連中、
つまりは、いじめられっ子のルーザたちの徒花的なマジ切れ騒ぎに過ぎなかった。

ただ、いまの陥っているのはそんな生半可なものではない。

ぶっちゃけた話、あの、東日本大震災、
それをきっかけとした、原発事故。

あの原発事故を境に、日本の全てが変わった。
つまりはあの原発利権。
日本の、つまりは、旧自民党の根幹を支えていた、
あの原発利権。
あの事故によって、その最も毒々しい部分が、
いきなり、あからさまになってしまった。
そのぽっかりと開いた虚洞の中から、
わらわらと這い出してきた利権亡者という毒虫、
それに担ぎ出された、まったくもって脳みそからんからんの木偶人形。

つまりは、恥も外聞もなく、毒を毒と知ってそれを無理矢理に食わせ、
嘘を嘘と知りながら、それを狂うまでに強要し、
我武者羅なまでにその既得権益に固執しながら、
そのために、悪魔を悪魔と知りながら、敢えてその口車に乗った、
その結果・・その利権のすべてを、秘密裏に海外に移動させること。
つまりは、既得権益者たちのノアの方舟計画。
そんなあまりにもあからさまな売国的行為を、
なんの疑問も持たずにあっけらかんとやり続けている我らがエイブちゃん、
つまりはそう、彼こそがなにより、そのカルト亡者、そのもの、ということなのだろう。

で、そんな日本に幽閉されたまま棄民された方々。

信じるものの全てを失っては、
今や、東京オリンピックという祭典に向けて猛進をやむなくされながら、
果たして、その先になにがあるのか、そのたかが二年後のことさえ、
誰一人として誰も、判っていはいない。

そんな無茶苦茶を無理強いする為には、
敢えて、この世のすべてを、カルト化する以外に、方法がないのである。

そして、3Sの教育方針の元、
スポーツと、セックスと、スタディ、それ以外になにひとつとしてなにも許されなかった人々が、
その三種の神器さえも失ってしまった時、そこにすがれるものは、
既に、カルト的な盲信しか、残されてはいないのではないのか?

という訳で、カルトの時代、あるいは、オカルトの時代である。

論理性を失い、客観性を失い、目も耳も鼻も口も、五感という器官、
そのまともな判断力の全てを拭い去られたまま、
そこで感じられるものとは、つまりは闇の世界。

この、人を狂わせることを目的とした社会の殺人的な同調圧力の中で、
はなから人を狂わせることを目的としたカルトにその逃げ道を見つけては、
まるでミミズのように這い回って生きる、それ以外に、なにが、残されているのか。

それはまさに、末期的なまでのカルト社会である。
なにからなにまで、盲信盲従を強要されるカルト的密室、
その中にしか、居場所を見出すことのできない、どん詰まりのどん詰まり。

神の声が聴こえる、そのオカルト的な盲信の中で、
すべての不安からの解放を願う、そう、つまりは、信じるものは救われる、
その棄民された人々を、手っ取り早く処理するための、ガス・チェンバー国家。
それが、このカルト政権の目指しているところ、そんな気がしてならない。

では、そこから抜け出すにはいったいどうしたら良いのか。

この盲信的なカルト的同調圧力から、脱出する方法はあるのか?

ぶっちゃけ、俺は、それを、政治だと思っている。

日本がいま、まず最初にやらねばならないのは、
政治への覚醒ではないのか?

この徹底的な政治的無力。
それは無関心をも含めて、あるいは、無理解、
つまりは、政治そのものへの拒絶反応も含めた上で、
国民の政治力そのものを養うこと。

果たしてこの国において政治がどう行われているのか。
つまりは、国という集合体が、いったいどう運営されているのか。
ぶっちゃけ、税金がどこから集められ、
それが、どこで、どう使われているのか、
その徹底的な洗い出し、その見える化。

そう、この時代、全ての企業がそれを徹底されているように、
日本という国家も、それに准ずるべきなのだ。

この徹底的な見える化、それが成しえない以上、日本という国家は、
いつまでたっても、ただのカルト国家、
あるいは、そう、言いたくはないが、
アメリカ、あるいは、後には多分、虫國に、従属するだけの、
体の良い、奴隷国家、以外にはなりえない。

訳の判らないカルト団体に、ゾンビ土人として従属させられるか、
あるいは、しょうもない愛国カルトの出汁にされては海の藻屑、
あるいは、見たことも聞いたこともない国での海の向こうの戦争の為に、
税金の殆どをむしり取られていくようなことにならない為に、

日本人は改めて、政治というものに、冷静にそして徹底的に向き合わなくてはいけない。
それ以外に、このカルト的な同調圧力の罠から、抜け出す方法はありえない。




「政治という魑魅魍魎の百鬼夜行」


そういう俺も、実は政治屋が嫌いである。
あるいは政治について、訳知り顔で語る奴は、
どうしても、鼻持ちならない、そう思ってしまう。
全ての政治家が嘘つきであり、
もっともらしいニヤケ顔のその後ろには、必ず何らかの利権団体が控えている。

そう、政治とは本来そういうものであり、
政治家とは本来そういうことが、好きで好きで貯まらないタイプの、
つまりは、どうしようもなく虫の好かない奴らである。

ただ、それを必要悪と割り切って、
それを、苦渋とは知った上で、俺達はやはり、政治と向き合う必要がある。

で、改めて、前述した、FACEBOOKのザッカーバーグに関する記事である。

ハーバード大学のスーパー・エリートであったザッカーバーグが、
お友達、ぶっちゃけ、彼女紹介用の友達の輪、
そんなところからお遊びで始めた筈の、プラットフォームが、
先に殺さねば殺される、その恐怖感の中で猛進を続けては、
ついには、メディア利権なんてところに引きずり込まれ・・

そしてFACEBOOKが陥った、つまりははめられた罠。

あの記事にある、そのどこまで本当か判らない。
判らないながら、現実問題として、
そう、FACEBOOKは、そのあまりの政治的な無関心であったがために、
その政治的において、もっともたちの悪い輩たちから、
すっかりと、踏み台、とされてしまった、それだけは事実のようだ。

改めて言うまでもなく、ハッカーにやられる、やら、会社を食われる、なんてことよりも、
IT屋として、もっとも恥ずかしいこととは、この、踏み台にされる、ということではなかろうか。

そう、FACEBOOKは、その無関心が故に、露助の踏み台とされては、
そしていつの間にか、あの人類史上最低最悪の糞馬鹿に、
米国大統領という、地球そのものを何度も木っ端微塵にできるスーパーパワーを、
与えてしまうことにもなったのである。

そう、ザッカーバーグはあまりにも頭が良すぎた。
その育ちの良すぎた冷徹なる頭脳が、
あまりにも理論整然に良い子過ぎていたが為に、
前時代的、曖昧模糊な魑魅魍魎、その巣窟であるところの政治、
そんなものに、いとも簡単に、まんまとしてやられてしまった、という訳なのであろう。

改めて、ザッカーバーグでさえ嵌められたのである。
政治という世界は、本当の本当に、恐ろしいものなのであろう。

だがしかし、そんな百鬼夜行の巣窟だからこそ、
人類は、叡智の全てを結集して、それと戦い続けなくてはいけないのである。

それから逃げれば逃げるほど、それから目をそむければ背けるほどに、
いつの間にか、踏み台にされている、という事実を、忘れてはいけないのである。




「ヤフじゃも踏み台にされている?」

改めて、このFACEBOOKの落日を追いながら、
そこで嵌まり込んだ罠、つまりは、コンテンツ・セキュリティ軽視、という、
まったくもって、しょうもない罠の中の罠。

そしてふと、俺も常床とさせて頂いている、
ヤフージャパン、というサイトについて考えてみる。

いやあ、実はさ、と、また実は話なのだが、
もうかなり前の話だからもう時効だろうが、
実は、嘗て、夜更けのドッグランで会話をした、
某、ユダヤ系のシンクタンクに勤めているアナリスト、
なんて人から、妙な質問を受けたことがある。

なぜ、日本人は、ヤフーが、好きなのだ?

そう、世界的な意味において、
ヤフーは既に、過去の遺物である。
いま、アメリカ人で、YAHOO.COM なんてものを、
見ている奴など、ひとりも、とは言わないが、
そう、そレは多分、かなり、情弱な輩であるに違いない。

そんな過去の遺物である筈のYAHOOが、
何故に、日本でだけ、生き残っているのか。

改めて、俺の知る限り、
海外駐在員のエリートさん、あるいは、全然そうでない方々も含め、
こと日本人という方々で、ヤフじゃ、を見ていない人を俺は知らない。

或いは、こちらの駐在員の方々、
暇であればあるほど、ヤフージャパンばかりを見ている、
と言っても過言ではない。

言わずとしれた、ヤフじゃ、
つまりは、ニュースのまとめサイトである。

そのコンテンツがどういう価値判断で選択されているかは判らないが、
良い意味でも、悪い意味でも、
日本の中でもっとも一般的、つまりは、世俗的な側面を垣間見る、
とても便利なサイトではある。

で、そう、そんな俺が、ヤフじゃを見始めて思ったこと、
それを率直に言わせて貰えば、
サンケー、なんていう、まったくもってどうしようもないヨタ新聞と、
そして、朝日、なんていう、東大卒しか勤めていないような、
日本の文系的ハイレラルキーの頂点にいる筈の方々、
そんな二つが、まさに、同列で、閲覧ができる、
その、あまりにドラスティックなまでの多様性。
あるいは、国際政治、あるいは、最も大切な経済ニュースが、
いつの間にか、芸能人の炎上の、なんていう、
もっとも下世話な世界に引きずり込まれているこの不思議・・

でまあ、実はこの文章オタクとしては、
自らのこの糞駄文を棚に上げて、というよりは、だからこそ、
他人の文章の良し悪しが、どうにも鼻についてならないところがあるのだが、
敢えて言うまでもなく、サンケーはひどい。
この文章力、まじで、高校生以下。
と言うか、このひとたち、まじめに、第三者検証、だれもやってないよな、と。
つまりは、下書きもなしに一気に書き進めたものを、
ろくに読み返しもしないうちに、ほらよ、と、アップロード、
それぐらいしなくては、薄利多売の給料が稼げないということなのだろうが、
でその結果であるこの産物、
その内容と言えば、もうその胡散臭さ、
その利権屋の無理強い的なステマ臭が、
ムンムンむんと噎せ返るような、あまりの胡散臭さ。
で、そう、サンケーといえどもさすがにそこまで馬鹿ではないはず。
あるいはどう考えても、この糞記事を真面目に本気で本心から、
書き綴っているとはどうしても思えない。
つまりは、この胡散臭さ、わざとやっているに違いない。
で、言わせてもらえば、その訳の判らない短縮形に彩られた表題、
その訳のわからなさに引かれれば引かれるほど、
最もたちの悪そうな、つまりは、スキャンダルと炎上を目的とした、
ステマサイトに導かれていく訳で。

ぶっちゃけ、GOOGLEのOPT OUTではないが、
どこぞの誰かさんが、一度検索した内容を早がってんしては、
次から次へと、その検索履歴にひっかかったタグを引っ張り続ける、
そうこうしているうちに、世の中の全てがそういう人ばかり、
そんな幻想さえも抱かせてしまう、この21世紀の罠、な訳だが、
ぶっちゃけ、この愛国カルト的な反知性的な潮流と、
そして、反原発カルト的なぽよぽよサヨク、
その、すべてが、つまりはこのOPT OUT的な現代の罠、
その轍の中を、ぐるぐる回っているだけの話なんじゃねえのか、と。

で、改めてこのヤフージャパンである。
政治色はない、作為も目的もない、と謳いながらも、
俺の場合、暇に任せてはうだうだとやればやるほどに、
最終的にたどり着くのはなぜか決まってサンケー的な愛国カルト。

それがなぜか、と言えば、
そう、読みたい記事は、読みたい記事に限って、有料だから、なのである。

ではなぜ、サンケーやら、そういう馬鹿げた愛国カルト的なエセ新聞、
そんなものの記事は、金も払わずに読むことができるのか、と、
そこにこそ、この現代の最も浅ましい罠が隠されているのでは、と。

改めてヤフージャパンには、
フィルターリングの機能を一刻も早くつけて欲しい、と願っている。
ぶっちゃけ、サンケーやら、あるいは、よみうりやら、
つまりは、紐付きで、そのスポンサーの提灯記事しか載せてません、
そういう、しょうもないステマ的な媒体を、
我が視界から消し去る方法を実装して欲しいのである。

嘗ては、そんなしょうもない奴らも合わせての多元的性だろう、
などと、綺麗事を吐いてはいたが、
もう時代のこの汚染度は、そんな生半可なものではありえないと断言できる。
あまりにもあまりにも、そのステマ的なものがくどすぎるのである。

そう、つまりは、このヤフージャパンの節操のなさ、
ぶっちゃけ、その政治色のなさこそが、
知らないうちに、フェイクニュースの踏み台にされている、
そのまったくもっての典型に他ならない。

ただより高いものはない、その悪しき典型をみるようなこのヤフージャパン。
この降って湧いたような愛国カルト的な無知性の潮流、
つまりは、ただで読めるから、というだけの理由で誘い込まれるそのステマ的カルト論法。
金のないガキどもは、ただたんに、
そのちゃちな罠に誘い込まれているだけの話なのではないのか?




「終章: 政治という悪魔からは、もう誰も逃げられない」


改めていう。
あのザッカーバーグがしてやられた程にまで、
この、政治というのは、まったくもって油断ならない、
まさに、魑魅魍魎の百鬼夜行、最低最悪の餓鬼妖怪どもが蠢く、
そんなどす黒い悪意の底の底、まさに、修羅しゅしゅしゅな世界である。

でありながら、

いや、俺、政治とか、興味無いし・・
いや、わたし、女だから、政治とか苦手。。

或いは、俺は若者だから、なにがなんでも、右翼。
で、誰が右翼か?なにが右翼か?
そんなことを、聞くことからして、おまえ、サヨクか?

つまり、原発は悪いんです。
つまりは、あゔぇさんが、嫌いなんです。
つまりはすべて、じみんとーのせいなんです。
で、どうしたら良いのか?それが判らないからこうして反対しているんです。

なんていう、カルトと政治を一緒くたにしたアフォ、

あるいは、そう、
これまで世界の常識であった処世術、
頭の良い人間は、敢えて政治とは距離を置く、
その、必殺的な処世術の極意が、
この時代、すでに、効をなさない、
つまりは、そうやって逃げれば逃げるほどに、
その、逃げた代償を背負い込まされる、
そんな、まったくもって、抜け駆けならない時代なのである。

それこそが、このパラダイムシフトの中における、
もっともたちの悪い、もっとも執拗な罠、なのではないのか?

或いは、それから逃げようとすればするほど、
その末路は二つにひとつ、
つまりは、カルトに嵌まるか、あるいは、踏み台にされるか、
あるいは、その、どちらもか。

ワールドカップも終わり、
そして、遂に遂に、現実に向き合わなくてはいけない、
そのあまりにもうんざりこいた日曜日の夜、
思わず、力いっぱいなまでの、愚痴混じりの暴言を吐かせて頂いた。

という訳で、
世界がどうあろうと知ったことか、
俺は俺のエルクを追うまで、
そうしていない限り、必ずや、カルトの罠、
あるいは、どこぞの誰かの、踏み台にされることになる。

そう、そういう時代なのだ。

追われるダチョウが、土の中に頭を突っ込んでいるかのような、
あるいは、弾丸の飛び交う最前線で、
恐怖のあまりに気が触れてゲラゲラと笑いだす、
そんなことにならない為には、
苦渋を苦渋と知りながら、邪悪を邪悪と割り切った上で、
敢えてその魑魅魍魎と、戦い続けなくてはならないのである。
そういう現実を、俺達は生きている、
それを忘れてはいけないのである。

俺は、俺だけは、コケねえぞ、
そう思い続ける以外に、生き残る方法はない。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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