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BABYMETAL AWAKENS ~ 夜明けを前にしたこの不思議なほどの静寂・・ 

Posted by 高見鈴虫 on 27.2019 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments

という訳で、ようやく出張から帰った途端に、
やれ精算だ、報告だ、反省会だ、
リンチだ、ミンチだ、吊し上げの干し肉だ、
とそんなこんなでうかうかしているうちに、
そうか、もう六月も終わりに近い、という訳か。

えっ! ということは!

といきなり背骨を走り抜ける百万ボルト。
もしかしてベビーメタル、
その復活の狼煙、
あの横アリって、もしかして、6月じゃなかったっけか、と。

いやあ、正直なところのここのところ、
気になることはと言えば秋の全米ツアーのことばかり。
強いては、来たる10月11日、
米国初アリーナ公演となる、
LOS ANGELES THE FORUM
そのことばかりが気にかかってしまっていた訳で、
まだ三ヶ月も先の話だと言うのに、
それに向けた全米各会場での、
そのチケットの売上げが、残席情報が、
そんなことばかりになんとなくもいつにもなく、
ソワソワとして落ち着かない日々を過ごしていた。

で、ここ9月15日のニューヨーク公演会場となるターミナル5。
これ、実は、犬の散歩で日参するリバーサイド・パーク、
そこから歩いて3分、なんてところにあったりもして、
日々の日課の犬の散歩、
そのついでにちょくちょくと、川沿いの倉庫街のその外れの外れ、
ニューヨーク公衆衛生局、ぶっちゃけ、ゴミ収集車の集結所のその隣り、
なんていう、いかにもいかにもなロックな場所を訪ねては、
そして見上げるその無刻印の黒い看板。

この場所に、この場所に この場所に、
あの、すぅめたるがやって来る!

そんなことを想いながら、思わず感慨に耽っては熱いため息。

会いたい、早く逢いたい、すぅめたる・・

とまあそんなことばかりを繰り返しているのだが・・




という訳で、ふと気がつけば、
新生ベビーメタルのその旗揚げ公演、
BABYMETAL AWAKENS - THE SUN ALSO RISES
それがもう、目前、という訳かいね、と。

まあそう、思い返せば昨年2018年
突如のアマゾネスルックでの登場から、
そしてあのトゲトゲ頭のディストピア戦士スタイル・・

いやあ、まあ、そう、正直なところ、
あそこまでの衝撃を食らってしまったいまとなっては、
この先に例えこれからなにがあろうと、
大抵のことでは驚かない!
それぐらいまで肚が座ってしまった、座らされてしまった、
そんな気もするこの2019年。

取り敢えずはなにがあろうとベビーメタル、
いやなに、これだけの衝撃に耐え抜いた不屈の女戦士たちである。
なにがあっても大丈夫、それだけは確信している。

という訳で、果たしてそのAWAKENS、
その登場がどんな形で成されるのか!?
だがしかし、この際、無駄な推測は一切控えて、
その姿をありのままで受け入れる、
その覚悟は既にできている、それだけは確かなようだ。

とまあ相変わらず分けの判らないト書きではありながら、
そう、そのついでに悪乗りをご容赦いただきながら、
新生ベビーメタル2019
その大いなる門出を祝って、
以下の意味不明の糞駄文をご進呈申し上げたい、
と思う訳でありまんす、と。



改めて、いや実は、それはちょっと、不思議な心境ではあるのだが、
このAWAKENS

その夜明けは目前、とは判っていながら、
どうしたんだろう、この妙な平常心。

いや、別に、盛り上がっていないという訳ではないんだよ。
期待していない訳でもないし、
事実、ほらこうして、訳のわからない駄文を綴りながら、
そう、楽しみにしている、ワクワクしている、
しているのではあるが、そうどうしたんだろう、
なにかがちょっと、いままでと違う、この前夜祭。

とそう言えば、ニューヨークの知人。
前回の2017年のニューヨーク公演を見損ねては、
地団駄ダンスを踊っていた、あのイニシエのバンドマンの某氏。

お~い、ベビーメタルがまたやって来るぜ、
チケット売り切れないうちに早く買っとけや、

と、親切丁寧にもお知らせメッセージ、
なんてものを送ってやった、その翌週・・

ああ、オレ、もしかしたら、
ベビーメタル、もういいかな、とか思って・・

もういいかな?つまりはもう買ったってこと?

いや、そうじゃなくて、と、といつになく煮え切らない某氏。

ベビーメタル、なんかもう、いいやって思っちゃった。

もういいやって言うのは、と・・

だってさ、と某氏。
ベビーメタル、もう終わってるでしょ、と。

ベビーメタルが終わってる?
いや、ベビーメタルの世界征服は、いままさに始まったばかり・・

だってさ、と尚も続ける某氏。
だってさ、どう考えても終わってるよ、ベビーメタル・・

先週、メッセージ貰って、
で、ちょっと久しぶりに、最近のベビーメタル、
ざざって見てみたんだけどさ・・

正直、なにあれ、て感じ。

衣装も変だし、化粧も妙だし、
そしてなにより、あのバランスの悪さというか・・

本人たちもなんとなく、無理やりやらされてる感が満載というか・・

つまり、ユイが抜けて、
そして否応無くも、大人になっちゃったベビーちゃん。
もう旬を過ぎちゃったら、行く価値ないでしょ、と。

・・・・????・・・・!!!!

思わずでかかった、てめえこのやろーの、その言葉。

てめえこのやろう、いわせておけばいい気になりやがって。

あのなあ、ベビーメタル、2018年、
本当に本当に、大変だったんだぜ。
いきなり小神さんがあんなことになって、
で、いきなりユイちゃんが抜けちゃって、
普通だったら、あのまま立ち消えの空中分解、
でなければ、つまりは、
すぅめたるがただひとりが、淋しくソロ独立に旅立って・・

だが、と思わず、その言葉を飲み下す。

そう、確かに、そう、もしかしたら、と思う。

もしも、ギミチョコしか知らなかった輩が、
いきなりその過程のドラマのそのすべてをかっ飛ばして、
へへへ、あの三姫もちょっとは大人になったのかな、
なんて具合に、いきなりあのダークサイドの光景を前にしたとすれば・・

確かにちょっと、その衝撃が強すぎたのやも知れず。

そしてなにより、純然とした観客達、
つまりは、ベビーメタルのことなど名前ぐらいしか知らないような、
そんな初観的な立場から言えば、

やっぱり、ユイが抜けちゃったのなら、ベビーメタルはもう終わり。

そんな無責任な発言さえも、なにを責められる訳ではなく。

そう、なにもかもが個人の自由。
その印象のその刷り込みが、いったいどこでどうなされたとしても、
その印象こそがすべて。
つまりは、それも、業:カルマ、という奴なのだろう、と。

なので、脊髄反射的な罵詈雑言はぐっと抑えて、

確かに新生ベビーメタル、
ひとり抜けて見栄えはちょっと悪くはなったかもだけど、
でもさ、音楽的には、ますます更にアップグレード。
まだまだこれからでしょ・・・

と、そんな大人なメッセージを送りながらも、

そんな、ちょっと大人し過ぎる、
ともすれば、いつになく弱気な、
そのあまりに控えめな返答をする自分に、
我ながら、ふと、ちょっとした気の迷い、なんてものに、
気付かされなかったか、と言えば嘘になる。

ベビーメタルはもう終わった。
その、本末転倒の大暴言を前に、
怒り心頭というよりは寧ろ、どうしたのだろう、
このもやもや感、あるいは、ちょっとした自信の無さ、
あるいは、そうか、なら、好きにしな! 
とあっさりとうっちゃってしまう、この突き放し感、というのだろうか・・

改めて誰が言うまでもなく、
ベビーメタルは史上最高のバンドである。

そう言い切る気持ちに迷いは微塵もない。
そしてなにより、俺はこの新生ベビーメタルの楽曲、
ディストーションから、エレガから、そしてTATOOからが、
これまでのベビーメタルの尚更その上を行くフェイバリット。

心の底から愛して止まない、
その気持に嘘偽りはこれっぽっちもない。
でありながら・・

ただ、確かにな、と思っている自分がいる。
ただ、確かに、あのギミチョコだ、KARATEだ、
ソニスフィアだ、ウェンブリーだ、東京ドームだ、
あの、鉄壁のトライアングル:すぅユイ最愛、
その奇跡の三姫の布陣に比べて、

果たして、あのダークサイドの布陣が、
どれほど勝っているか、と言われた時、
うーん、確かにな、確かに・・

そしてこの待ちに待った再会が、
あの、アマゾネス・ルックであったらまだしも、
あの、白塗りのトゲトゲ頭であったり、
あるいはそれを尚更グロテスクにアップグレードした、
究極の金箔宇宙人ショウであったりなんかしたら・・

それはもしかすると、
例えその音楽的クオリティがどれほどずば抜けていたとしても、
多分、相当に、ショックであるかもしれない。

そう、これまで散々に、
YMYのそのドルヲタの方々、
やれ、ポニテが、ツインテが、ニーハイの赤いスカートが、
とその表層の、表面の、サーフェースの事以外、
なにも見れない、聴けない、判らない、
そんな、見栄え第一主義の方々に対して、

だから、もうそんなことを言っているばやいじゃありませぬ!
この進歩は進化は成長は、誰にも止められるものではないのだから、

と繰り返しに繰り返して来た、そんな俺ではあったのだが、

いざ実際に、この待ちに待った再会の時、
それがもしかして、
お顔が見えないほどの厚化粧、やら、
ともすれば、誰が誰だか判らない宇宙人コスチューム、
であったりしたら・・

ただ、ぶっちゃけ正直な話、
あの、くりくり頭は別にしても、
あのアマゾネス・ルックのすぅちゃん、
あれはあれで、わりと気に入っていた、
というのもあって、だ。

なんだけど、だったらあの冠りが、
ポニーテールの頃に比べてどうなのよ、
と言われると、
うーん、と思わず・・

まあね、そう、いつまでもベイビーじゃいられない、
というのは判ってはいるんだが、
だがしかし、だからと言って、
ポニーテールはもう徹底的にNGか、
と言えば、絶対にそんなことはない!とも断言できる。

なんだけどさ、でもでも、やっぱり俺は・・・
と、永遠とそのドグマの無間地獄。

とそんな時、ふと、なんで、どれかじゃなくっちゃいけないの?と。
なんで、そこに思考の転換が許されないのか。

つまりはあの、キャンディーズの金言。

おせちもいいけどカレーもね、

その柔軟な懐柔策を、探れないのか、と。

そう、おせちも良いけどカレーもね。

ポニーテールも、冠りも、
そして、いがいが頭だって構わない。

ただ、それだけ、の一本槍ではなく、
ひとつのステージにおいて、そのすべてを、
余すところなく見せて頂くことが、
なぜ許されないのであろうか、と。

そう、おせちもいいけどカレーもね。

ポニテも良いけど、冠も良いけど、
それがあるなら、イガイガだって許せちゃう。
できることなら、そのすべてが観たい、
それが偽らざる本心。

つまりはそう、ここで敢えて、
掟破り的に根源的な疑問、そのちゃぶ台返し。

なぜ、ベビーメタルは、ステージにおいて、衣裳替えをしないのか、と。

あるときは赤いスカートのポニーテール、
またあるときは、泣く子も黙るアマゾネス、
そしてまたある時は、トゲトゲ頭のディストピア戦士。
そのすべてをお披露目して、いったいなにが悪いのか、と。

でさ、とまたまた、とてつもないことを言ってしまうが、
そう、実はさ、こないだまた、あのオタク大魔王と話していた時、
ベビーメタルはもしかして、骨バンにもどるのではないのか?
なんていう、とんでもなく外した未来予想図、
なんてものを聞かされていたのだが、

いや、でもさ、と。

骨バンは骨バンで良い、とまでは言わないまでも、
ステージの中で、骨バン曲、ってのがあっても悪くはないのかもな、
なんてことを思ってみたりもして・・

つまりは、神も良いけど、ボーンもね。

その比較対象が、そのメリハリが、そのバラエティが、
その多面性が、ダイバーシティが、ドラマ的演出が、

なぜ、ベビーメタルに許されないのか。





という訳で、今回の主題となるもの。
つまりは、ベビーメタルの世界征服において、
唯一絶対の関門になること。

つまりはそう、演奏時間。

これまでに頑なに守り続けてきたベビーメタルの演奏時間。
フェスで30分、小箱で45分、大箱でも一時間。

この最初から最後までを、思いっきりの全速力で駆け抜ける、
そのスタイルは美学としては誠によろしい、とは思うのであるが・・
確かに、アリーナ、あるいは、スタジアムの公演において、
1時間、というのは、やはり、ちょっとあまりにも短すぎないか、と。

でまあ、これまで観てきた大御所たちの大ステージ、
その演奏時間は2時間3時間。

つまりはそう、あの映画の上映時間の定番的鉄則。

それはまるで、地下鉄の初乗り料金がピザのスライス一枚の同価、
そのニューヨークの鉄則を見るように、
すべてのものにな、なんとなくも、不思議に落ち着いてしまう黄金比、
というものがあって、

つまりは、アリーナで2時間、スタジアムで3時間、
それこそが、このアメリカにおける大前提。

ではありながら、
まさか全力疾走で3時間を走り切るわけにもいかず。

という訳で、
大抵の大御所の大箱公演には、
必ずそこに、中だるみ、ってな時間があって、
つまりは、スローテンポ。
ブルースやら、バラードやら、ドラム・ソロやらやら、
この隙きにちょっとおトイレに行ったり、ビールを買いに出たり、
あるいは、少しだけでも座って休みたい、
そんな小休止の時間も含めた上でのステージ構成、
なんてのになってものも、鉄則のうちのひとつ、であったりもして。

でもまあ、たしかに、
ステージの合間にあのコバメタルの紙芝居を永遠と見せられたら、
さすがにブーイングは起こらないにしても、
さすがに、ちょっと、穴が開き杉。

であれば、そこでDJタイムやら、レーザーショウやら、神バンドのソロやら、
あるいはそう、メンバー紹介やらを交えた、ちょっと素顔に戻って的なMC。
ともすれば、そこにちょっとした絡み、なんてもの、取り入れて、
あのパフュームの神業的超絶MCのお株を奪う、
最愛メタルの爆笑MCタイムから、
ともすれば、ステージでいきなり、炸裂する、
広島弁 vs 名古屋弁の壮絶ラップ・バトル、
なんてものが巻き起こってしまった日には・・

ただ、と思う。
ただ、あの、ラウド・パークやら、ソニスフィアやら、ウェンブリーやら、
あのAWAYの局地のガチンコ勝負とは違ってさ、
ここまでの名声を獲得したベビーメタル、
その親善会的な独演ステージにおいては、
そのぐらいの余裕をかましても、別に罰は当たらないんじゃねえのか?と。

もしかしたら、その曲間の幕間に消えた隙きにさっさっと衣装替え。
いきなり、純白のドレスに身を包んでのご登場、やら、
金髪のヅラから、王冠から、鎧兜から、鏡獅子から、
アフロヘアーにラメラメシャツ、ロンドン・ブーツにスリーピース、
そんなすぅめたるだって、観てみたい気がしない訳ではない、
と思うのだが、それのなにが悪いのか、と。

そう、すべての構成において、一貫したドラマ性、
トータライズされた統一性ってのも確かに良いんだけどさ、
ただ、一曲一曲にこれだけの完成度誇るベビーメタル、
もしもそれが可能であれば、一曲ごとに模様替え、
あるいは下手をすれば、日本の伝統芸能、
あの歌舞伎の、どんでん返しから、あの魔術のような早着替え。
それが無理であったとしても、
羽織った上着を間奏中に脱ぎ去って、
えええ、もしかして、タンクトップのベビーメタル!?
なんてことぐらいなら、ぜんぜんOKと思うのだがどうでしょうか、と。

それが可能であれば、
ステージでのバリエーションがもっともっと広がる分、
確かに、まさしくそれは表層ドルヲタ的なまでに、
余計なことにばかり目が行って集中力が途切れる、
ということもあるにはあるかもしれないが、

ただ、大丈夫でしょ、と。
そう、あのベビーメタルなら、
そんなことぐらいで楽曲のクオリティが揺らいだりはしない。
あるいはそれが逆に、超絶なメリハリ効果を産むやも知れず。

ともすれば、
あのLEGENDの再現。
骨バンから始まる少女アイドル時代から、
神バンド降臨してのメタル・クィーン、
そしてアマゾネスからのダークサイドから、
ついにはこの華麗なる復活祭、と。

そのすべてを合わせて三部四部構成にしては、
そんなこんなで三時間の間は、十分に保てるではないか、と。

という訳でこのあまりにも安易な善後策。

改めて、ベビーメタルのスタジアム対応、
その三時間公演の実現に向けて、
ちょっと、期待しない訳ではありません、と。




実はさ、そう正直な話、
このAWAKENINGがもう目と鼻の先、
ではありながら、どういう訳か、なんとなく、
現実感がないというかなんというか。

このなんとも不思議な平常心、
それがいったいどこから来るのか、とふと考えて、

そう言えば、不安さがないじゃないのかな、と。

そう、それは、期待していない、とか、楽しみにしていない、
というのとは真逆。

ただ、そう、なんか、安心してるんだよね。

大丈夫でしょ、ベビーメタルなら。
あるいは、敢えて言わせていただければ、
大丈夫だよ、だって、すぅちゃんと、最愛ちゃんなんだもの、と。

え?それどういう意味?と改めて。

そう、これまでのベビーメタルのそのワクワクどきどき、
そこに確実に存在した、ハラハラ感。
そのあまりの切羽詰まった、血の滲むような切迫感。

あの、緊張感が、果たしてどこから来ていたのかな、
と改めてこのAWAKENSを前にしたその心境と比べながら、

あのハラハラドキドキの切迫感こそが、
もしかしたら、ユイ・・・!?

そう、ステージを前にしたこの不穏なハラハラ感。

いったいなにが起きるのか、いったいどうなってしまうのか・・
あの、不確実性、あの不透明性、あのハラハラどきどき感って、
もしかして、ユイに対する、不安、あるいはそれこそが、
ユイの持っていた、特異なキャラであったのではないのかな、と。

で改めて、今回のこのAWAKENS。

大丈夫だよ、と思っている。
それはライブ、あるいはガチンコの大喧嘩、
なんてものではなく、
もっと、もっと、大人になったベビーメタル。

つまりは、ショウそのものを思い切り楽しみまショウ。

ともすれば、広島弁と名古屋弁のMCコント、
そんなものまで、ちょっと想像できちゃうぐらいの、
このなんというか、懐の広さ、というか、大人の余裕というか。

ただそう、だからと言って、
ベビーメタルのステージに、隙ができる、なんてことはまったくない。

だって、あの神バンドだぜ。
だって、あの、ベビーメタルだぜ、と。

思い切り笑いながらのサークルモッシュ。
思い切り楽しみながらの、ベビーメタルDEATH。

そんな和気藹々のベビーメタル。

それはそれで、大歓迎、って気が、してるのだがどうでしょうか、と。




で、果たして、このなにからなにまで徹底的に、
なにひとつとして予測のつかないAWAKENS。

であれば、勝手に希望的観測なんていう妄想を膨らませては、
それと同時に、この先来年ぐらいには、
ベビーメタルの宿命のライバルになるであろうあのBLACKPINK。

あの強烈なセクシー爆弾、
なにもかもが、明け透けで、どころか、下手をすれば来年あたりにはすっぽんぽん、
なんていう、とてつもないスーパーパワーを前にして、
果たして、我らがベビーメタルが、いったいどうやて、
この、エロチシズム全盛時代の修羅の巷を勝ち残るのか、

その路線に思いを馳せるうちに、
ふとひらめいいた、この予感・・・

なぬ? SM!?

いやあ、実は、俺個人的には、SM趣味とか、まるでまったくないヒトでさ。
いぢめとか体育会とか縦社会とかけじめとか作法とかしきたりとか、
大嫌いなヒトなんだよね、個人的には。

で、こう言っちゃ何だが、ロリコンの趣味も微塵もなくて、
いまだにその憧れの君は、年上のヒト・・・(笑

でさ、そう、改めてこれまでのベビーメタルにあった、
あの一種の悲壮感。
あの悲壮感こそが、なんというか、
この、ロリータSM、つまりは、少女虐め的なSM趣味の賜物、
なんて気もしないでもなく。

で、そんなSMと、そして、メタルの接点、とは、
まさにそう、この、革。
この、黒革の輝き。

そう言えば、この俺様も、一時期は、
上から下まで黒革のナチスルックなんてので、
街を闊歩していた、なんて時代もあったのかなかったのか。

ただね、そう、そんな黒革の逸品たち。
ライダースから始まって、ダブルのハーフコートから、
ナチス顔負けの踝までのロングコートから、
腿から脹脛からがぴっちぴちの革パンからが、
いまやすっかりタンスの肥やしの黒歴史。

そんな時代が嘘みたいに、
いま、革なんて、ぜんぜん着ないものね、
なにひとつとして。

そう、時代はすでに、黒革に象徴されるものを過ぎてしまった。
そんな時代のベビーメタル。
革ジャンを着ないヘビーメタル。
つまりは、SMあるいは、暴力性のまったくなりロック美学、
この21世紀、そんなものだって、十分受け入れられる、
そいういう時代になって来てるんじゃないのかな、とは思いながらも、

であれば、尚更・・・、と閃くその確信的なイメージ・。

もしかして、ポニテから純白のドレスと変貌を遂げたすぅめたるが、
そして再び、いきなり、
目深にかぶった将校用のクラッシュキャップ。
その痩身に貼り付くような、上下のぴっちぴちの革のスーツ、
そんな姿で登場してしまったり、なんてものを見てしまったら・・・

ちょっとそれ、あまりにも、刺激が強すぎるか、とは思いながらも、
ヌードはさすがにないにしても、あの「愛の嵐」の強烈なゴスロリの美学、
それであれば、BLACKPINKの露出系エロシズムに、
十分対抗しうるものであったりもするなあ、とかなんとか・・

そう、日本ってさ、良い意味でも悪い意味でも、SMの国・笑
その精神構造の中に、どういうわけだかどっしりと根を張ってしまった、
このSMの美学。

果たして、と思う。
このファッショの時代の身の交わし方。
あるいは、それを思い切りパロってしまっては、
この「愛の嵐」、この極限的なまでの変態性。
そんなものを突っ走る、ってのも、メタルなんてものに関わってしまった、
そのカルマ:業と割り切ってしまって良いものなのかどうなのか・・・







という訳で、そっか、このAWAKENS もう秒読み態勢なんだよな。

まあ、大丈夫でしょ、とは言いながらも、

これまで、なにからなにまで徹底的に、その予想の裏をかいてきたベビーメタル。

もしかし、そのステージ、全曲が新曲、やら、
あるいは、愛の嵐のボンテージ、はさすがに無いにしても、
それに近い禁断性、あのコバのことだ、
ヨシモトにするぐらいなら、SM変態のほうがまだマシだ、
なんてことを、考えているやも知れず・・

という訳で、その新生、その目覚めの意味することがなんなのか、
遂に遂に明かされる、その秘密のベールの真相はいかに・・

改めて、そこでなにが起ころうが、
そのすべてをありのままに受け入れよう!
その覚悟は、その心の準備は、十分にできている。

大丈夫、なにがあっても、ベビーメタルだ。

期待だけは、絶対に、裏切ることはない、それだけは確約するぜ、と。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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