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BABYMEATL 2019 METAL GALAXY WORLD TOUR DALLAS TX ~ HOT and SWEAT, SOAKING WET この地獄のオーブンの火中で、絶体絶命のベビーメタルはいったいなにを観たのか!?

Posted by 高見鈴虫 on 26.2019 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
いやあどもどもです。
実はかみさんが風邪を引いては熱を出してしまって、
ここ数日寝たっきり。
その関係から朝夕晩の犬の散歩から始まって、
食事から掃除洗濯からとなんだかんだで大忙し。
おい、そんな風邪なんか、さっさと薬を飲んで治しちまえよ、
といくら言っても、
いや、薬は飲まない、と断固として言い張るかみさん。
最近、やれマクロビだ自然療法だ、と妙な智恵をつけては、
冷蔵庫が妙な食い物ばかりになっていることには気づいていたのですが、
ここに来て、薬は飲みません。
まさかそんなことを言い出すとは思わなんだ、と。
おいおい、そのうち、輸血拒否やら、豚肉は食べません、やら、
まさか、一夫多妻を認めましょう、だったらまだしも、
合同結婚で別の人の妻になりました、なんてことを、
言い出すんじゃないだろうな、と。
という訳で昨日はついに業を煮やしては会社の休みをもらい、
医者、なんてところに連れて行っては、
まあ思った通り、お大事に、と渡された抗生物質。
お陰様で熱は下がったものの、
なんともなくも、底が抜けてしまったというかなんというか。
その影から姿から、そしてなによりその声が、
ヘロヘロとしてまるで力が入らず。
そんなかみさんに犬がもう四六時中ひっついては鼻を鳴らしては、
おい、お前、そんなところで邪魔してるんじゃない。
こっちに来て、ゆっくり寝かせておけ、といくらいっても聞き入れず。
ともすればそんなかみさんの上に座ってはビクターの犬のポーズで、
熱に火照った顔を心配そうに見つめるばかりと。
という訳で、俄に病人モードの我が家。
窓の外に広がる雲ひとつ無い秋晴れの空とのギャップに
凄まじいものがあるのですが、
かと言う俺も、ここ数日、夜は一時間置きに起きては、
濡れタオルを交換して寝汗に濡れたシーツを取り替えて、
その合間を縫っては今日も今日とて海賊動画漁り、
なんてことをしていた関係ですっかりと寝不足状態。
と言うわけで溜まりに溜まった代休消化のシックデイ。その借りた場所の借りた時間。
秋の日差しが燦々と降り注ぐリビングルームのソファ、
会社の携帯を片手にメールやらチャットやらを追ううちに、
ついついついと眠くなっては午後の午睡の赴くまま。
ふと目を覚ました途端、ハックション!!
いつもの、大魔王~、と唱える間もなく怒涛の10連発。
おいおい、なんだよこれ、ミイラ取りのミイラかよ、と。



という訳で、メイトの皆様、まいどまいどです。

はいはい、観てましたよ、昨夜のダラス公演!

ちょっと遅れましたが、あのFACEBOOKの中継。


ttps://www.facebook.com/jguynes/videos/10157626081094516/
ttp://www.facebook.com/jguynes/videos/10157626160684516/
ttps://www.facebook.com/jguynes/videos/10157626192359516/

いやあダラス凄かったですねえ。
色んな意味で・・・絶句に次ぐ絶句。

予想通りというかなんというか、ここダラスは、
いまや完全にテキサスのホームグラウンド。
つまりは、去年のあのダークサイドツアー、
その余波、つまりはその貯金という奴なのでしょうが、
最初から最後まで、まさに怒涛に次ぐ怒涛。狂乱に次ぐ狂乱。

ただ・・
実は、あの海賊中継を追いながら、
ふと思っていたこと。
まあ、そうまたいつものお門違いの妄想系
という奴だとは思うのですが、
あるいはそう、この看病疲れのミイラ取りのミイラ、
俄に滴り始めた鼻水を啜りながら、
なんて状態で見ていたからなのでしょうが、

なんか、すぅちゃん、かなりお疲れのようで、と。

いやあ、まさか。
そうまさかですよね。
我らがベビーメタル。
この暴走機関車の地獄の天使達に限って、
お疲れ、なんて、まさかそんなこと、ある筈ない。
とは思いながらも・・・

そう実はそんな先入観で見てしまうと、
なにからなにまでがその妄想の通り、
なんていう風に見えて来てしまったりもするもので。
つまりはそれが、個人的主観、の恐ろしさなのでしょうが、
根も葉もない妄想はそうやって生まれて行く、
その、悪しき典型。

なのですが、はい、このダラス公演、
隣室に病人を抱え、俺自身もくしゃみを繰り返しながらの、
この海賊動画の大感染、ならぬ大観戦。

すぅちゃん、大丈夫なのか?

なんか、声がお腹から出きっていないというか、
肚に力が入らないというか、
なんというか、まさに、うちのかみさんじゃないですが、
このすぅちゃん、見た限り、ちょっと、病み上がり状態のような・・





で改めて、確かになあ、と。
この地獄の連戦ツアー。
ハリケーン直撃のオルランドゥを皮切りに、
アトランタからDCからボストンからと北上を続け、
フィリーからそしてニューヨークの東海岸から。
ここまでで、全長約1500マイル!

で、そして中二日の後に、
一路中部の廃墟都市デトロイトから風の街シカゴ。
そして、どう言う訳か、
ミネソタ州セント・ポール!
なんていうアメリカ人でさえ誰も知らない田舎街から、
遂に辿り着いた地の果て空の果て、ミズーリ州はカンサス・シティ。
その因縁の倍返しの大決戦。

俺?いやあ、走ったことは無いよ。
いや、勿論、出張では行ったよ。
デトロイトもシカゴもカンサス・シティも。
ただ、デトロイト~シカゴぐらいだったらまだしも、
カンサス?ダラス?
普通、飛ぶよね、飛行機で、と。

だって・・

隣町、と言われるデトロイトからシカゴが実は300マイル、
つまりは制限時速で走っても5時間。
シカゴ~セント・ポールは、それこそ400マイル。つまりは6時間。
セント・ポール~カンサス・シティが、450マイルで6時間半。
そしてなにより、この、カンサス・シティ~ダラス間、なんだけど、
23日、そして、24日と連日で行われた2公演、
その距離が、なんとなんとの、500マイル。
車で走って、走って、走り続けても、8時間の距離、と・・・

あの怒涛の倍返し:カンサス・シティを終えた後、
8時間車に揺られて一路南下のダラス・テキサス。
その温度差がなんと、20℃!

ライブ観戦中の実況中継 で、

HOT and SWEAT, SOAKING WET!
”熱くて汗だくで全身ぐしょ濡れ”

とか言ってたけどさ。

そう、ステージ最前列がその状態であれば、
例え、扇風機があったとしても、
そのステージが果たしてどんな状態であったか。

しかも、あの鮨詰めの客席、
4000人余がギチギチに犇めきあっては、
無茶苦茶のおしくらまんじゅうをやっている訳で、
多分、ステージから見て、
その会場中が見渡す限り、
ぐらぐらと煮えくりかえった魔女の鍋の坩堝、
まさしく、MELTING POT 状態。

思わず、これ、無理だよ、無理、と。
ドクター・ストップ!
誰か、タオル! タオルを投げろ、
思わず、そんなことを叫びそうにもなってさ・・

いやあ、俺もこの春にダラスは行ってきたばかりなんだけどさ、
暑いんだよ、あそこ。
暑い、というよりは、まじで、熱い。
まるで、そう、オーブンに焼かれるみたいにさ。

なんだけど、その地獄のオーブンを一歩でも室内に入ると、
これがもう、冗談でしょ、っていうぐらいに、
ガンガン、カピカピに、エアコン回してて、
で、いきなりの冷蔵庫状態。

あの時に俺、室内ではダウンジャケット。
外に出た途端に、
Tシャツ一枚で丸焦げ状態、
なんてのを繰り返していて、
その温度差が溜まったものではあらなし。
人間の寒暖差適応能力を完全にぶっちしてるぜ、と。
そう、あの街の人、なにからなにまで、極端過ぎ、というか。
ベビーメタル、その長旅の疲れと重なって重なって、
まじ大丈夫だろうか、と。
これまったくもって人間業ではない。
どんな人間でも絶対に身体を壊すぜ、と。

そんなこんなの事情から、このダラスの海賊動画。

思わずまたまた老婆心の妄想が暴走を始めては、

もしかして、すぅちゃん、過労に重なるこの寒暖差攻撃で、
すっかりと、ガタが来ちゃってんじゃないのかな、と。

いや、判らないよ。
俺だって聞いた訳じゃないし、
ましてや現地に居るわけでもない。

ただ、なんとなく判る。
あのダラスの熱い日。
出張中の俺がそうであったように。
外に出たとたんに皮膚が焼けただれて、
中に入ったとたんに骨が凍る、
その繰り返しの中で、
この公演こそが今回のツアー中、
その難所の中の難所、
まさに地獄の淵を彷徨うことになる、と。

という訳で、この怒涛のダラス公演。

カンサス・シティの敵討ちを終えた御一行が、
夜通し走って走って8時間の後に辿り着いた、
この地獄のオーブン、その鍋蓋の上。

いやあ、このダラス公演。
これまでのベビーメタルの歴史においても、
これほどの無茶はなかった、地獄はなかった、
それを確信する訳でさ。

と、そんな先入観から、まさか、
本当にベビーメタル、大丈夫なのか?
その懸念の上で、手に汗握ってご観戦申し上げた
このダラス・サウスサイド公演。

その初っ端からまさに、暴動寸前の狂乱状態の会場。
まさに、鮨詰め、見渡す限りのギッチギチの観客たち。

去年のダークサイドツアーの未曾有の狂乱、
後にも先にも、このダラスという街で、
あれほどまでに徹底的に無茶苦茶にされた公演は、
いまだかつて観たことがない。
ガンズからニルヴァナからSTPからの全盛時代の公演を、
ここダラスで経験してきた、そんな筋金入りのロック野郎から、
ベビーメタルこそは、最強最凶のライブ・バンドなり!
そう言わしめた、まさにこの地獄の天使たち。
それを待ち受けた、この怒涛の大群衆。

いやはや、であった。
正直なところ、人の気も知らねえで、とも思った・笑

あのなあ、昨夜のあのカンサス・シティ、
あの、ぐしゃぐしゃ、ぐちゃぐちゃ、の怒涛のライブで、
普通であれば完全に燃え尽き状態。
本来であれば、ああ、もう十日ぐらいはでかい音聞きたくない、
そんな精神状態である筈が、
その後に飛び乗ったツアーバス。
走って走って走り続けて8時間9時間10時間、
辿り着いたこの灼けたオーブンの中で、まさに、オーバークック。
つまりは、黒焦げ状態、かと。

正直な話、いつ倒れてもおかしくない、とは思っていた。

そう思えば思うほど、すぅちゃん、なんか妙に声がか細い。
その歌い出しの出だしが、バンドに飲まれて通らない。
息も絶え絶え、どころか、このスモークと熱気に煙ったステージ、
まじで物理的に、酸素が薄い、空気が少ない・・

やばくねえか、と思っていた。
これ、まじで、ヤバいよ、と。

ああ、声が出ない、出きらない。
自慢のロングトーン、ああ、伸びない。伸び切らない。
ああ息継ぎが合わない。
テンポに遅れる、引きずられる。

こう言う時、と思う。
こう言う時、普通のバンドであったら、
曲間にMCを入れて、水を頭から被って客席にぶちまけて、
ともすれば、曲そのものをスローダウン、
あるいは、間奏の隙きに幕間に消えては一服ぶち込んで・・

そんなトリックも使える筈なのに。

そう、このベビーメタル。
なにからなにまでがギチギチガチガチのプログラミング。
一度始まったが最後、止めるに止めれないジェットコースター。

普段であれば、神バンド。
その白塗りの中から、仮面の奥から、
目と目で通じ合う、そのアイコンタクト。
大丈夫?
うん、大丈夫!
頑張ろうね。
はい、頑張りましょう。
あとで、みんなでアイクリーム食べようね。
はい、日本から持ってきたお菓子、もうみんなで食べちゃいましょう。

そんな会話が、なによりの心の支えなのに・・・

という訳でこのダラス公演、
いやあ、辛かった。見ているだけで思わず絶句に次ぐ絶句。

裏に、酸素ボンベ、あるのかな、と思っていた。
いや、でもさ、あのベビーメタルだしさ。
そんなこと、これまで考えもしていなかった、
つまり、用意もしていないだろう、と。

多分、AVATARは使っていた筈。
コバさん、走って、AVATARを捕まえて。
酸素ボンベ、酸素ボンベ、貸してくれ!!

多分、AVATARは貸してくれた筈だよ。
おおお、そういうことなら、
ここにあるもの、クーラーボックスから水枕からこの元気になる薬から、おっとそれはラフィンガス。
なんでも良いからあるもの全部持っていってくれ。

そして多分、あのAVATARのメンバーの全てが幕間に並んでは、
この瀕死のベビーメタルのステージを固唾を呑んで見守っていた筈だ。

頑張れ、頑張れ、すぅ!
負けるな、負けるな、すぅ!
立て、立つんだ、すぅ!

この状態にあってしかしすべての慰めの言葉、

暑いわよね、疲れたわよね、
こんな無茶なスケジュール、まったくキチガイじみてるわよね。

ともすれば、

大丈夫? やら 頑張って、やら、
そんなありふれた激励の言葉さえもが、
実は百害あって一利なし。

ステージというこの土壇場において、
そんな慰めの言葉、
特にこの、日本語、つまりは、日本の土壌における、
母性を中心とした精神風土において、
慰め、やら、ねぎらい、やら、
癒やし、やら、やさしさ、やら、
妙に、女々しくも、親和的、共感的な言葉のひとつひとつが、
この絶体絶命の状況においては、ことごとくそぐわない。

AVATARの奴らであれば、こう言ったであろう。

FIGHT SU!
FIGHT FIGHT FIGHT!
戦え、すぅ、戦え、戦え、戦え!

HANG IN! 頑張れ!
HANG IN THERE!
SU!
頑張れ! 頑張れ、すぅ!

そして、AVATARの奴らであれば、
そんなベビーメタルを見つめながら、
思い切りの、心からの微笑みを浮かべて頷いた筈だ。

なんて幸せな奴らなんだ。
ステージの上で死ねれば本望。

俺たちはまさに、天国にいるんだぜ。

そう、このバンドマン天国。

ロックの中のロック。
持てる力のすべてを振り絞っての火事場の馬鹿力。
これぞ、ロック、まさに、ヘヴィーメタル・パラダイス。

ここで死んでも悔いなし、
その土壇場のステージを続けることこそが、
ロックの、真髄なのだ、と。

倒れたっていい、吐いたっていい、泣いたっていい、

そのすべてをさらけ出すことがロックなのだ。

それは狂気というよりは、殺気、であった。

そしてこの、意識朦朧の底にあって、
土壇場の土壇場、その体力の限界の、
絶体絶命の縁に追い詰められたすぅめたる。

これはもう、訓練とか、才能とか、能力とか、
ともすれば、気力とか、根性とか、そういうものでもないだろう。

すぅは思っていた筈だ。

私はなぜ、この場所にいるのだろう。
このステージという場所に。
こうまでして、ここまでしてまで、
私はなぜ、このステージの上で、歌い続けているのだろう。

そして改めて思う。
このダラスのステージにおいて、
すぅを支えたものとはなんだったのだろう。

うちの始めた喧嘩じゃけえ、と思っただろう。
うちは、この為に、生きているのじゃけえ。

広島人は、喧嘩が強いんじゃ。
広島人は、負けられんのじゃ・・・

そしてお父さんに誓ったあの言葉、

どうせならドでかい喧嘩をしてくるけね。
世界を相手にして、思い切り喧嘩しちゃるけね。
見とって。そんな私を、見とってね。

そしてスターライトだった。
神に捧げる歌。
あの、幹大さんに、あのユイに捧げる歌。

助けて、幹大さん、助けて、ユイ。
あなたの力が必要なの。
あなた達のためにも、私はここで負けるわけにはいかないの。
力を、力を貸して・・・

そしてFUTURE METALの間に幕間に引き上げては、
待ち構えて居た人々が愕然とした筈だ。

神が、神が降りている。
キツネが、完全にキツネが憑りついたベビーメタル。
そのまさに、鬼の形相・・・

意識なんて要らない。正気なんて要らない。
これだけ特訓に特訓を重ねてきたのだ。
意識なんてなくたって、身体が勝手に動く、その筈だ。

私達はベビーメタル。
メタルの神、私たちは、メタルの女神なのだ。

そして、ギミチョコ、このキラーチューン。
待ってました、とばかりの絶叫、そして怒号、そして波打つ大群衆。
とどまることを知らないクラウドサーフ。
次々と打ち寄せる蛮族達。その終わりなき津波状態。

そしてパパヤ~!
その大絶叫!!
まさに、自棄というよりは、狂気、まさに、殺気!
人知のすべてを超えた、神憑りの土壇場のステージ。

すげえ、4000人がまさに、沸騰に次ぐ沸騰、まさに暴動寸前の大狂乱。

ヤバい、ヤバい、ヤバ過ぎるぜ、このステージ。

祭りだ、祭りだ、祭りだ、地獄の喧嘩祭り!

広島人は、負けられんのじゃ。
それが、広島人の、宿命なのじゃ、と。

そして次々と援軍に駆けつけた神々が、
ステージ狭しと踊り狂う、この怒涛のステージ。
まさに、暴発必至の特攻突撃、

なるようになれ、ロックだ、これがロックなのだ。

見ろ、ベビーメタルの土壇場のこの姿。

これが、ベビーメタルだ。
これがベビーメタルなのだ!

ディストーション。
まさに、客席もぐしゃぐしゃの滅茶苦茶、ドロドロのボロボロ。

HOT AND SWEAT、 SOAKING WET!
”熱くて汗だくで全身ぐしょ濡れ”

そしてKARATE、であった。

セイヤ・ソイヤ 戦うんだ、
拳をもっと心をもっと、
全部ぜんぶ 研ぎ澄まして。
まだまだセイヤソイヤ戦うんだ、
悲しくなって、立ち上がれなくても・・

まさに、鬼気迫るまでに、
いまや声の枯れきったすぅを、
観客の全員の合唱がカバーしていく。

行け、ベビーメタル!
行け、頑張れ、戦え、ベビーメタル!

立て、立つんだ、ベビーメタル!
涙こぼれても、悲しくなっても、
立ち上がれなくても、
走れ。走れ、ベビーメタル!

ああああ、ついに来たそのクライマックス、
必殺のヘドバンぎゃあああ!!・・・

まさに地獄の洗濯機と化した大群衆。
怒涛が狂乱に、狂乱が暴動に・・・

そして涅槃の際の静寂の中、
厳かに、THE ONE そのイントロが流れた時、

いやあ、もういいだろう、と思っていた。
すぅ、もう良い、もう十分。もう、やりにやって、やりきっただろう、と。

ただ・・
そう、この、THE ONEであった。

観客たちの大合唱に支えられ、抱かれて、
そして、すぅが歌いはじめた。
もう既に、力の全てを使い切って、
立っているだけでも精一杯のその筈が・・

そして、すぅが歌い続ける。
その手加減なしの、ギリギリの絶唱。

このダラスにおける THE ONE。
このTHE ONEにこそ、歌に命をかけた、すぅの真髄があった。

これこそがまさに、破壊と創造
死から生への蘇生そして転生
その極限のドラマ!

すぅ・・ すぅめたる、あなたという人は・・・まったく、まったくもって・・・
その絶句に次ぐ絶句。

そして、会場に広がる、スマホ・ライトの銀色の絨毯を前に、
そして、すぅは歌い続けた。
最後の最後、その最後の力の一滴までをも使い切って。
観客たちとともに、幹大さんと共に、ユイと共に・・
神々の歌を。ベビーメタルの歌を・・・

そして、ROR。

これが、ぼくらの レジスタンス!
これぞ、我らの、ベビーメタル!

そして、4000人の鮨詰めの大群衆が
重なり合っては絶叫を重ねる、OH〜OH〜OH!
永遠と響き渡る大合唱。

凄え、凄え、凄え、ベビーメタルって、本当の本当に、凄ぇ!

この、ダラスのステージが乗り越えられたのであれば、
もうこの先、なにがあっても、大丈夫だろう、と。

勝った、勝ったぞ、私は、私達は、うち勝った!

その高らかなる勝利宣言。

WE ARE BABYMETAL!
WE ARE BABYMETAL!
WE ARE BABYMETAL!

そして鳴り止まぬシュプレヒコール。

BABYMETAL!
BABYMETAL!
BABYMETAL!
BABYMETAL!

そして闘いを終えたベビーメタルを前に、
チーム・ベビーメタルのその全員が、
そして、AVATARが、そしてそのスタッフたちが、
誰も彼もが涙でぐしゃぐしゃであった筈だ。

すぅちゃん、あなたと言う人は、あなたと言う人は・・・

この2019年ダラスの公演は、ベビーメタルの美学、その一つの頂点。
そしてこの絶体絶命、土壇場のギリギリのステージを以て、
ベビーメタルは、またひとつの解脱、
新たな次元に突入した、それを確信するこの長文乙。

ベビーメタルは不滅だ。ベビーメタルは無敵だ。
なにがあっても、絶対に、ベビーメタルは永遠なのだ。

もしも、もしももしも、すぅメタルのその声が枯れてしまっても、
あるいは、ステージで倒れ伏したとしても、
大丈夫、その時にはこのベビーメタル・メイトたち、
その会場中が、この世界中の仲間たちが、
声を合わせて、ベビーメタルの歌を謳うはずだ。

ベビーメタルは不滅だ。
WE ARE BABYMETAL

俺たちこそが、ベビーメタルなのだ、と。





改めてこのダラス公演。
いやあ、まったく、凄いものを見させてもらったぞ、と。
これほど冷や冷やドキドキしたこともなかったが、
いまになって、改めて見直してみて、
あり?
なんだ、これって、ただたんに、サウンドスポット、その違い。
場所ごとの音響のずれってだけで、
すぅちゃん、声が出てない、なんて、全然なかったのね、と。

なんだよ、だったらこれ、全部俺の勝手な妄想?

ああ、やれやれ、またやっちまったぜ、と。

という訳で、いやあ、失敬失敬。
またまた無駄な妄想ばかりが暴走しては、
ついつい、要らぬ戯言をでっち上げてしまったようで。

いや、大丈夫、だって、ベビーメタルだもの。

今頃ちゃっかりしっかり、コロラドの高原にサマーチェアーの並べては、
お酒はご法度の筈だけど、ねえ、最愛、これ、このピニャコラーダ、
これ、ちょっとだけ、一口だけ、飲んじゃいましょうか?

くわあああ、美味しい、まじで美味しい、この勝利の美酒、その甘さ、まさに絶品。

そんなことを、やっているのではないか、秘かにと思っている。

改めて、この怒涛のツアーを支えるアヴェンジャー、そして、KAMI-BAND。

いやあ、今日という今日は、
このアンソニーくんがいてくれて本当に良かった。
そして、この百々メタルがいてくれて、本当に良かった、と。

そしてなにより、このダラスの大観衆。
このテキサス魂の、このあまりにも温かい暖かすぎるホスピタリティ。
このベビーメタル始まって以来の絶体絶命の危機は、
この観客たちがあって、初めて乗り越えられた、と確信する訳で。
ありがとう、ダラス! 本当の本当にありがとう!
感謝に感謝を積み重ねていくベビーメタル。

いやあ、ベビーメタル、愛されているなあ。
本当の本当に愛されて、心の底から大切にされている、
まさに、人類の宝石。まさに地球の宝。

愛すれば愛するほどに、輝きを増す、この珠玉の宝石たち

その輝きが、ついには世界を照らし出す、その日も近い!

改めて、素晴らしいドラマをありがとう。

この奇跡の公演を支えたすべての人々に、

WE ARE BABYMETAL

その言葉を捧げよう。

いやあ、ははは、なんか、この引きかけた風邪、
この冷や冷やドキドキの中で、いつの間にか、完全に吹き飛んでいたぜ、と。
ベビーメタルは風邪も治してくれるのか、と。
いやはや、ありがたや、ありがたや。
これぞまさに、ベビーメタルは万病に効く、という奴か、と。




という訳で、ツアーは続くよどこまでも。
これでようやく前半戦終了の折返し、となった訳なのだが、

いやあ、確かにきつい。確かにきついだろうけど、

でもね、とまたまた憎まれ口。

でもさ、ほら、前座のAVATARなんて、
その中日のすべてを、自分たちのフルセットのライブ、
しかっりちゃっかり入れているし、

そしてなにより、あのモートリー・クルーなんて、
年間、360日 のライブマラソン!

えええ、360日?
ってことは、休日出勤どころか、
月月火水木金金、どころか、
休みの日が、一ヶ月に一日、さえも、なかったの?

おいおい、それってあまりにも無茶過ぎ、ブラック過ぎ!

改めて、好きなことを職業にするって、
本当に本当に、大変なことなのね、と。

ただ、そう、だからこそ、ロックなんだろ、と。
だからこその、ロックなんだよ、と。

こんなことができるのも、俺達が愛されているその証。
その感謝の気持ちが、積もり積もって360日、
なんてことになっちゃったんだろうけどね。

ただ、あのツアーで完全に燃え尽きてしまったモートリー・クルー。

そんなことにならないように、バランス、そうバランスが大切だぜ、
なんてことを思わないでもない秋の夜更け。

改めて、ベビーメタルこそは、世界で最高のドラマだ、と。

いやはや、この全米ツアーも、思い切り、楽しませて頂いております。

やっぱね、ベビーメタルだよな、と。

世界情勢やら、なにやら、眠たくなることもいろいろあれど、
やっぱ、ベビーメタルだよ。
これ以上のドラマは他にはないぜ、と。

という訳で、この連戦の中でふっと落ち込んだこの二連休。
せいぜいこの間ぐらいは、海賊動画漁りも一休み。

金曜日からの WILD WILD WEST ツアー、
それに備えて、今日ぐらいはゆっくりと寝ることにしましょうと。

ではでは、みなさま、おやすみなさい。
良い夢を見ましょう、ベビーメタルと共に。

WE ARE BABYMETAL!




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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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