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祝・ベビーメタル Mステ出演! ~ いまベビーメタルの救済を最も必要としているのは外ならぬ日本の少年少女たちなのかもしれない・・

Posted by 高見鈴虫 on 29.2019 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
金曜日朝7時半、
師走の仕事納め直前の、
その朝の一番慌ただしいその時間、
犬の散歩に出て、帰って足を洗って身体を拭いて、
ごはんを作ってそれを与えて、
そのあと俺がシャワーを浴びて髭を剃って歯を磨いて
で、今日はどの服を着ていこうか、
面倒臭い、昨日と同じでいいや、とやっていたその時、
日本に里帰りした妻から不意のメッセージ。

Mステに、ベビーメタルが出てたよ・・

Mステ?ミュージック・ステーション?
つまりわ、ベビーメタルがテレビに出演?
へええええええええ、と。

一曲だけだったけど
パタヤ
パタヤ?タイのオカマリゾートの?
ああ、それ、パパヤだろ、と。

ああ、それそれ、と妻。
格好良かったよ、ジュンくんも、ケイちゃんも喜んでた。
歌、うめええ、って言ってたよ。

ちなみに妻の実家は九州の最南端。
それも、はしっこもはしっこ、である。
そんなところまでベビーメタルが?
で、ジュンくん、ケイちゃん、
それぞれが義弟の子供、つまりは甥と姪、
中学生と小学生であったか。
そうか、九州のド田舎のガキどもにも、
ベビーメタルの凄さが判ったのか、と。

当然だ、と一言。
すぅめたるは、日本一どころか世界一のボーカリスト。
どうだ、判ったか、思い知ったか、九州人!
ベビーメタル、スゥメタルの、そのパワーを威力を真髄を・・!!!!

ただ、踊りの子は、あなたの好きなパタリロではなかったと思う。
ほとんど映らなかったけど。

パタリロ、つまりは、鞘師ではなかったのか。
そうか、そういうことか。

というわけで、わかった、ありがとう、と、ばかりに、
ツンパ一丁に靴下、というまさにアメリカの朝、そのもののスタイルのまま、

えっとえっとえっと、とベビーメタル掲示板。
すでにそこにずらずらずらと並んだ金魚の糞のような余計なB層コメント
そのすべて見ない見ない絶対見ないぞ悪霊退散!馬鹿が染るぞ馬鹿が、
とやりながら、
そっか、藤平華乃嬢、つまりはサクラ学院つながり、ということであったか、と。

ベビーメタル、Mステ出演。
威風堂々の圧倒的パフォーマンス。
あああ、すぐ終わっちゃった、あっさりすぎ・・
すぅちゃん、歌、まじで凄かったあ、
最愛ちゃん、無茶苦茶にキレイだった。

そうか、そうだったのか、と思わず涙を滲ませながら、
おっと、こうしている場合ではない、とばかりに、
ワイシャツの袖に足を通し、ズボンを頭に被り、ネクタイを臍に巻いて、
と走り出したニューヨーク・シティ。

で、で、で、と歩きながら妻にメッセージ。
録画撮った?
録画?なんで?
だって、一曲だったよ。
ええ、撮ってないの?
ないよ。だって知らなかったもん。
みんなでMステ見てたら、いきなり出てきて、
あ、このひとたち、ニューヨークで観たんだよ、って。
あああ携帯ででもなんででも撮っておいてくれれば良かったのに・・
観たかった?
すごく。
一曲だけだったよ。すぐ終わっちゃったんだよ。
それでも、だって・・
そのうちYOUTUBEに出るんじゃない?
ああ、会社に着いてすぐに探そうとは思うけど。
すごいね、ベビーメタルがMステの特番だって。
Mステなんてものがどれだけ偉いかは知らないが、
ベビーメタルはすごい、それだけは確かだぜ、と。












という訳で、会社に駆け込んでは朝の挨拶もしないうちから立ったまま、
モニターに鼻先をくっつけるようにして、えっとえっとえっと、とYOUTUBE.

観たい! 観たい、観たい、ベビーメタルのMステ出演。
なんだけど、あれ、ないないない、どこにもないぞ、その歴史的映像・・

そっか、つまりは日本。
コンサートでもぺリス子の配信もないどころか写真撮影も許されず、
そしてテレビもすべて情報統制化の管制下。
ったく、日本のくそったれ、と悪態をつきながら、
あーん、観たかった、観たかったよ、ベビーメタルのテレビ出演。

で、改めて、なぜだろう、と。

Y?なぜ?なにゆえに俺はこれほどまでに、
ベビーメタルのMステ映像が見たいのか。
だって、テレビだよ、だって、全国放送だよ、
なんてたって、晴れ姿、じゃねえか!と。

それが証拠に、ベビーメタルなんて名前も知らなかった、
そんな九州の最南端の端っこの端っこにまで、
げええ、なんじゃこれ、ベビーメタルってすっげえええ、
その伝達性の、その波及力の、その影響力の凄まじさ。
やっぱテレビか、やっぱり、テレビ、なんだよな、と。

ただ、とは思っていた。
ただ、テレビだろ、つまりは、田にし、だろ、と。
これまで、田舎やくざの軍門には下らないと、
都落ちの海外遠征のドサ周り、
その七転八倒の
阿鼻叫喚のその末に、
ついについに世界の頂点:ビルボード・ロック部門ナンバーワン、
その偉業を達成した奇跡の天使たち。

ただ、それなんだけど、そうなんだけど、
へえ、そんなベビーメタルであっても、一曲は一曲。
それも、ええ、放送時間が午後6時台、つまりは前座ってこと?
おいおいおい、と。

糞のような外タレにはそれだけでぺこぺこしやがるくせに、
同じ日本人の中から海外に出た途端に、
生意気な半端者扱いしてはいじめ隔離かよ、と。

つまりはそう、このガラパゴス群島の檻の中、
このドメスティックの、田舎やくざの、そのお膝元とあっては、
世界的名声も人気もその偉業の功績を以てしても、
いやいや、それはそれ、これはこれ、
日本以外のそれ以外の世界ではどれほどのスーパースターであろうが、
ことここ、田螺組の敷居をくぐる以上は、客人扱いというよりは新入りの入門生扱い。
まずはきっちりと雑巾がけ修行から初めてもらうというのが筋:すじ、
ということなのだろうが、

なのなあ、いまさらながらこの内向、この自閉、この独善。

ソンナコトヲヤッテイタラ、
セカイジュウノダレカラモ、
マッタクアイテニサレナクナルゾ

まあそう、このドツボの底の筋金入りのカニバケツリズム、
まあいまに始まったことじゃないんだけどさ。
なんだけど、なんだけどね、
正直言って、俺は日本のそういうところが死ぬほど嫌いで・・
日本は好きだが日本人は大嫌い、思わずそう言ってしまうほどに、
まったくもって、くずの中のくず、ごみの中のごみ、
はっきりいって、日本の海野山、そのまま残して、
日本人という人種、特に東京近郊でのさばっている
老害の旧態の既得権益のそういう連中、
マジデ チキュウジョウカラ、キエテホシイ DEATH

改めて言うまでもなく、
ベビーメタルは、カニバケツの底で密封されては、
国民すべてがそのキャビンフィーバーの圧力鍋の中で茹カエル、
そんなどうしようもない状況のなかで、
唯一世界への突破口、その最後の切り札となる、
亡国の要、最後の最後の切り札なんだぞ。

そんなベビーメタルを前に、
いや、これは、俺のもの、
世界のことなんて、知らない、知りたくない、見たくない、見せたくない、
とその内向の自閉の独善の檻の中で、
僅かに残った権益を独り占めしてはすがりついて・・

日本って、前々からそうではあったが、
いまとなってはその嫌なところばかりを二乗三乗、
もう徹底的の徹底的に、どうしようもないことになっちゃってるんだろうな・・

かつて、日本にいた当時、
日々、身体中が切り裂けては狂い死寸前であったあの苛立ち。
この目に映るものすべてをぶっ壊すか、
あるいはそんな面倒なことをするぐらいならば、
俺自身が勝手にぶっ壊れるほうが手っ取り早い、
そんなことさえ思っていた、
あの遣る瀬無き激情をまざまざと思い出しながらも、
しかし、その後、紆余曲折の末にたどり着いたここアメリカ、
アメリカはアメリカで、
ともすればもっともっとエグく露骨で辛辣な現実がある、
その事実をこれでもかとまでに思い知らされて来た、
そうであってもしかし、
俺はだが、日本に帰ることはなかった。
日本にだけは、帰ることはなかった。

なぜか?
そのなぜかを日々問い続けること、
それこそが俺のレーゾンデートルだから。

と、そんな妄想を暴走させながら、
で?で、で、その放送、そのパフォーマンス、その艶姿晴れ姿、
いったいどうだったんだよ、と。

というわけで、それはまさに以心伝心のテレパシーのシンクロニシティ。
はいどうぞ、Mステの海賊動画、ここにアップしておきましたん ♬
そのあまりにもあまりにも嬉しいメッセージ。

思わず小躍りしては、やたー!とグリコマーク。

違う!違う違う、やはりベビーメタル・メイトは違う!
判っている!判っている判っている、あなたは私の心が!!!

というわけで、このあまりにあまりな日本テレビ界の情報手統制力を前に、
いまにもんだこのやろう、とばかりにモニターを天井に叩きつけるか、
あるいはそうでもなかったら勝手に脳みその血管ブチ切れてあの世逝き、
なんてことになるところを、救われた、救われました、この海賊動画。

というわけで、いやはや、毎度毎度ながら、本当の本当にありがとうございます。
いやあ、見たかった、本当の本当に見たかった、ベビーメタルのMステ映像。

で、これ、本当に6時台にやったんですね、やっちゃったんですね。
いやはや、視聴者の要望よりも嗜好よりも都合よりも、
なにより内輪でのメンツのどや顔の内部事情ばかりが優先する、
その愚の骨頂のその顕著な具体例なのでしょうが、
このベビーメタルが夕飯前の6時台のお茶の間に出演、その晴天の霹靂。

ビルボードのロック部門ナンバーワン獲得の偉業のこけおどし的解説から、
世界のBABYMETALがMステに登場~

そんな売り口上のすべてが、
で、そんなにすごいBABYMETALが、
なぜこんな時間帯に?
と、訳も分からず鳩が豆鉄砲を状態の日本全国津々浦々。

というわけで、お茶の間直撃のBABYMETAL爆弾。

うへえ、すぅちゃん、とてつもなく気合入ってますなあ。
あれ、最愛が左側にいる!
こいつ、最愛、このやろう。
この期に及んで、この時になっても、
すっかりしっかりおちゃらけてやがって。
いったいどれだけのくそ度胸してやがるのか、と。
ただ、おおおおお、すぅちゃん、これ、ボーカルのレベルの針、
完全に赤をぶっちぎっちゃってんじゃね、と。
いやあ、これ、前後を埋めた他のアーティストとの比較ができないのがなんだけどさ、
この声量、この突き抜け、この声質、この歌唱力、
これだけ動いても息ひとつ乱れない、この肺活量、このくそ度胸!

改めて、6時台にいきなりこれ、だろ?と。、
そう思えば思うほど、グロテスクなほどに、
観た方々、日本中の夕飯を前にしたそのお茶の間の団らんが、
一瞬のうちに完全に別世界、
異次元空間の中に叩き込まれては神隠し状態ではなかったのか、と。

神バンドが生演奏じゃなかったのが悔しい限りだが、
それを言ったら、できることなら、DADA DANCE、その二本立て、
あるいは、それを言ったら、いきなりディストーションの核爆弾、
なんてことになったら、いったいどんなことになっていたのか、と。

ただ、そう、ただ、まあ、お茶の間だしね、と。
それを言ったら、俺のかみさんだって、
齢80も近くなったおばあちゃまから、
中学生から小学生から、ともすれば幼稚園から赤ん坊まで、
日本国民そのすべてがぱっちりと目を覚ましているこの時間、
ベビーメタルのダークサイド爆弾はあまりにも刺激が強すぎるか、と。

というわけで、いやあ、良かったんじゃないですか?
なにが?いや、まあそう、なによりはとりあえずはこのパフォーマンス。

前回の三年半前の、あの例の声裏返り事象、と比べても、
まさに、威風堂々、なんぼのもんじゃい、その貫禄に漲っていた、と。

ただまあ、俺に言わせるところ、テレビ、と言えばまずは田二ワールド。
きっちりと耳揃えてみかじめ料を支払うまでは、
決してとことん煮え湯を冷や飯を、
時として冷や水を浴びせてやるからそう思え、の、
まあそう、田舎やくざの独断場。

その後お送り頂いたその楽屋風景の内部情報、
すぃちゃんも最愛ちゃんも、
実に甲斐甲斐しくもお行儀よく借りてきた猫のように、
会う人会う人、そのすべての人々に深々と、深々過ぎるお辞儀を繰り返しては、
なんていう情景をご報告いただいては思わずにんまり。

それでいいんだよ、すうちゃん!と。
それでこそのベビーメタルだろ、と。

え?だれ?いまのひとたち、いまのあの、やたらと腰の低い人たち・・
ああ、知らなかったの、あれがベビーメタルだよ。
ええええ、あれが?あれがあの、ベビーメタル?

うへえええ、オレ、こともあろうに、
おう、おつかれ、なんて、言っちゃったよ、あのベビーメタル様に・・・

そのどんでん返しの大驚愕こそが、凄みっていうんだよ、凄みって。

そういえば、そんな逸話を前に、ちょっと思い出したことがあってさ。

かつて、裕也組の独断場であった浅草オールナイト・ロックフェスに、
あの、ジュリーこと、沢田研二がご出演になる、なんてことがあった際、
当時、お茶の間歌謡界の王様の中の王様、
日本津々浦々どこに行っても、
中曽根の名前は知らずともジュリー:沢田研二を知らぬものはいない、
それほどまでに人気の絶頂にあった沢田研二が、
浅草ロックフェス会場の楽屋において、
あの裕也さんに力也さんにそしてたぶん、原宿ガンさんに、
その周りを囲んだ有象無象の名無しのチンピラロッカーたち、
そのひとりひとりに、
深々と、額が膝どころか踝に届くほどにお辞儀を繰り返した、
そんな逸話を聞かされた覚えがある俺としては、
良い意味でも、悪い意味でも、ロックと、そしてテレビ界は、
まったく違うシマ。
その代紋からシキタリから仁義から礼儀から、
つまりは、筋:スジ、というものが、
全く違う、なにからなにまで違う。

ただ、楽屋でどれだけかしこまっていても、
ひとたびステージに立てば、そこは別物、
つまりはステージこそがサンクチュリア:聖域。

そのステージに神を呼び下すことができたとき、
それを人は、アーティストと呼ぶのだ、と。

で?で、このベビーメタル、
このテレビ界、このMステという、
まさに、田二と、その式神たる、
有象無象の芸能プロダクション、
その魑魅魍魎たる妖怪変化どもの巣窟において、
いったい、どんな、ステージを見せてくれたのか、と。

という訳で、
九州最南端のはしっこのはしっこ、
その中学生から小学生から届いたこのバイアスなしのメッセージ、

ベビーメタル、すげええ、
歌、うめええ、って言ってたよ。

当然だ、と一言。
思い知ったか、これが世界をぶっ飛ばしたその力量だ、と。

そんなベビーメタルの姿を前に、
改めて思う、日本の少年少女たち、
その若き金狐たちに、
本当の本当に伝えなくてはいけないこと・・

少年よ、少女、金狐たちよ、よく聞け。
君がたったいま、思わず、すげえ、と呟いた、
そんなベビーメタルを、
あるいは、裸一貫、たったひとりで海を渡っては、
世界に果敢に挑戦したそんな猛者たちが、
いったいどれほどのお土産を持ち帰ろうとも、
あなたの住む日本という国は、
しかしそれを決して貴ばない、喜ばない、認めようとはしない、
そこから、なにも、学ぼうとはしない。
幸か不幸か、あなたの住む日本という国は、そういうところだ。
なぜか?
そう、つまりは、ジャイアン面した偉い人たちが、
なにもかもを独り占めにしてしまってるからなんだよね。
そんないじめっ子たちの子分になってゴマをすっておべっか使っては、
そのおこぼれをどれだけ分けてもらえるのかを競争させられるか、
あるいは、そんなところさっさと出てしまって、
おじさんの住むアメリカで、そして日本以外の世界中で、
思う存分好き勝手に好きな奴らと好きなことをやって暮らす、
そういう生き方も、あるには、ある。あるんだよ。

そしてベビーメタルは、その道を選んだ。
そして、世界に認められた。
世界中から尊敬され、そしてこれでもかと愛されている。

そういう生き方もある。そういう生き方だってあるんだよ。

少年少女よ、ベビーメタルを忘れてはいけないよ。
なにか辛いことがあったとき、ベビーメタルを思い出すんだよ。

世界は広い。とてつもなく広い。
そして、いろんないろんな人達がいる。

そして思い出すんだ、いまこうしているときでも、
ベビーメタルが、世界のどこかで、世界中の人たちから、
感動の涙に拍手喝采を浴びている、その事実を。

少年よ、少女よ、
ユー ・ジャスト・ビー・アンビーシャス
夢をもって、大志を、抱け。

この国には、もしかするともうなにもないかもしれない。
ただ、忘れてはいけないよ、ベビーメタルを。

やりたいことをやりなさい。
思い切りやりなさい、なにをも恐れず、なににも臆せず。
そして、力いっぱいに、幸せになりなさい、幸せになろうと努力しなさい。

合言葉は、ベビーメタルだ。



改めて、コバさん、
まあいろいろな事情があるのは判るんだが、
なんだけどさ、
もしかしたら、もうそんな悠長なことを言ってる場合でもないのかもよ。
つまりは?
つまりは、そう、この世界中で一番ベビーメタルの力を必要としているのは、
もしかしたら、日本、
日本の少年少女たち、なのかもしれないぜ。

だってさ、考えてもみなよ、だってさ、これだよ、これ。
やってられないと思うよ。子供だって、大人だって、誰だって。

俺にはロックがあったし、
それ以外には失うものなんてなにもなかったし、
そしてなにより、基地の町の生まれだったから、
ガキの頃からガイジンには慣れていたしさ。

なのでわりとすんなりとあっさりとあっけらかんと、
日本を出ちまうことができたけど、
でもさ、日本津々浦の地方都市の中に密封された子供たち、
やってられないと思うよ、
夢なんかこれっぽっちも持てないと思うよ。

ベビーメタルを一番必要としているのは、
他ならぬ、日本のひとたち、なんだよ。

もしも、北は北海道から南は沖縄まで、
日本津々浦々の縦断コンサートツアーなんてのがもうできないのであれば、
そんな子供たちのために、せめて、テレビにぐらい、出てあげないと、
そうでもしないと、その国の中で、
ちょっとでもまともな感性をもった子供たちは、
まじめのまじめに、密殺されちゃうんじゃないかと思うよ。

まあ確かに、ベビーメタルそのものが日本に監禁幽閉、
なんてことになったら困るけどさ、
ただ、そう、ただ、人助けだと思ってさ、
ベビーメタルの救済の手を、差し出すべきなんじゃねえのかな、と思った、
そんな気がしたんだけど、どうよ。

なに?
日本はそれほど酷いところじゃないって?
ははは、まあ、確かに、そうかもしれないけどね・笑
まあそう言って、一生自分に言い訳を続けてなよ、茹でカエルの旦那。

まあそういう俺も、それほどご機嫌な状況にいるとも言えないけどさ。
でも、そう、なんだけど、そう判るやつには判るよな、そう、その通り。
少なくとも、俺はここニューヨーク、
この街を自分で選び、そして自分で落ち着いたこの街を、
そんな街の人々を、俺はいまでも、多少の例外はあるにしてもだ、
しかしやはり、心の底から愛している、それだけは、言い切れる。
俺はいまでも、自分で選んだ自分の人生を生きている、
それが、俺の答えなのかもしれない。

いやあ、実はさ、と、いまさらながら、
実は、まあ、ちょっと申し上げにくいことではあるが、
様々なソース、そして、日本に暮らす俺の身内の友人たち、
そんな奴らからのここだけの話なんてのを聞きかじりながら、
モウ、ニホンハ、ダメナノカモシレナイ、
そんなことを思っていた部分があって、
そしてこうして、日本語で文章を綴っては、
その洗脳的サナトリウムに暮らさざるを得ないそんな人々にメッセージを発信することに
ちょっとした、虚しさ、あるいは、そう、悲しさ、なんてものを、
感じていなかったわけではない。

そして、もしもベビーメタルが日本の一般層にターゲットを合わせる、ということは、
必然的に、そんな不愉快なB層チックな人々をも含めたうえでの大衆化路線を進むのであれば、
なにも俺のようなひねくれたはぐれ者が、横からいらぬ口をはさむ必要などないのか、
とも思っていた部分があって、
なんて感じで、ちょっとした、躊躇を、感じていたのは確かなんだよね、はい。

なんだけど、そう、それはそうなんだけどさ。
なんだけど、なんだけど・・

というわけで、ベビーメタルのMステ出演。
ついに、ベビーメタルも田二の軍門に下っては、
B層C層D層含めたうえでの絶対公約数的大衆化、
海外公演での成功を金看板に、
ちょっと変わった日本のJPOPアイドル路線として、
当たらず触らずのアンタッチャブル的聖域に、
安定着地しては鎮座ましまして、
なんてことになるのかな、なんてことを思っていなかったわけでもないのだがだが・・

それ、違うだろ、と、思った。思い知った。

そう、ベビーメタルを最も必要としているのは、
ほかならぬ、日本の人々なんだよ、と。

それは田二が、田舎やくざの三下がなにをほざこうが、
そんなチビたことは気にするほどのこともねえんじゃねえかって。

頭下げろといわれりゃ、下げてりゃいいんだよ。
挨拶よこせといわれれば挨拶を、
仁義を通せと言われれば好きに通せしてやればよい。
所詮は田舎やくざだろ、と。
てきとーに調子合せては面子だけ立ててやって、
てきとーにあしらってはうっちゃっておけばそれでいいんだからさ。
所詮はその程度の連中だろ、と。
世界にはいろいろなひとがいて、いろいろ変わった風習がありますが、
ここガラパゴスの島国では、こういうことをすると喜ばれるようですね、
なんていう、ひとつの奇習に過ぎず、って感じでさ。
ただ、ステージという聖域、そこにこそ、すべてがあるのだから。

というわけでコバさん、
いろいろな事情があるのだろうが、
ただ、ベビーメタルを一番必要としているのは、
ほかならぬ、日本の地方都市の少年少女かもしれない、
その事実は、その事実だけは、忘れないでやってくれ、と。

ベビーメタルの姿を前に、
すっげええ!
歌、うめええ、って言ってくれた、
そんな無邪気な少年少女たちのために、
ベビーメタルの体現する、夢を、勇気を、そして大志を、
与えてやってくれ、と。

失職から失業からで失意の底にあった俺が、
あの、スティーブン・コルベアでのギミチョコで、
人生のすべてが変わってしまったように、
このMステのパタヤ、ならぬ、パパヤで、
狂い死ぬことを思いとどまった、そんな人も、いるのかもしれないのだから。

ベビーメタル、世界を救ってくれ。
人類はあなたたちを必要としている。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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