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「LEGEND - METAL GALAXY」幕張メッセ ~ EXPECT THE UNEXPECTED :すべての予想を覆されて、これだからベビーメタルはたまらねえ!

Posted by 高見鈴虫 on 26.2020 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
雨の土曜日、昼も近くなって目が覚めた。
いきなり犬の顔がある。
思い切りニカニカと大口を開けて笑いながら、
その両の前足が揃えて俺の胸の上にある。
ぐい、と押される。
それも明らかな意思を持って、
起きろ、とその両前足に力がかけられる。
判った判った、とおざなりに頭を撫でる。
判った、判った、いま起きるから、
と口だけではそう言いながら
再びそのままもう少しだけと瞼を閉じた途端、
おい! また、ぐい、と胸を押される。
おい、起きろ、もう昼だぞ。
判ったわかった、で、かあちゃんどこ行ったんだ?
朝飯は食ったんだろ?散歩はしたのか?
そんな寝言には耳さえ立てず、
寝返りをうとうとしたその先手を打って、
よっこらしょ、今度は身体ごと、
腹の上によじ登っては狛犬よろしく鎮座をきめ、
そしてついにはその全体重を両の前足に乗せて、
ぐい、ぐい、ぐい、と指圧でもするかのように押してくる。
おい、重い、まじで、重い、と呻く。
おい、重いってば、おまえ、まじで、重い・・
その悲鳴を嗚咽を待ち構えていたように、
いきなりその生暖かく濡れた赤い舌が、
にゅるりとばかりにその半開きの唇の間から差し入れられては、
そのまままるでこねくり回すようにねぶりまわすように、
口元から顎の先から頬っぺたから額から、
鼻の穴から目尻から瞼の上から耳の穴の中まで、
べろりんべろりんと顔中を好き放題に舐めまくられては舐めつくされ。

おい、やめてくれ、頼むからやめてくれ。
犬はやめない。
こうして寝ている以上、これが永遠と繰り返されることになる、
この世で最強最恐の目覚まし時計。

あのなあ、と思わず呻く
あのなあ、俺は寝ていないんだよ、と。
なんと言っても昨夜は徹夜のままに朝の4時まで一睡もできず。
そして運命の4時半、それをちょっと押して4時40分になったそのあたりで、

いよいよそろそろ始まるので、落ちます。
続きはまた後程。
ただその時にはもう、違う世界の違う人間になっているやもしれず・・

そう、そうであった。
昨夜、いや正確には今朝早く、
ベビーメタルのレジェンド メタルギャラシー 幕張 その第一日目
その記念すべき公演が行われたばかり。

で?そう、で、その結果は、その結末は、その顛末は?







そう、昨夜の、いや正確には早朝の明け方近く、
そろそろいよいよ始ります、
そのメッセージを最後に、
通信の途絶えた現場諜報員からの実況報告。

そうか、ついに始まったか、その運命の時・・

そして代わりにと広げたまとめサイト、
そのセットリストのアップデートだけに想像のすべてをかき立てながら、

え?一曲目はFUTURE?そして、ダダダンス?
で、エレガと、来て、シャンティ・・・

ってことは、つまりは、メタル・ギャラクシー、
それ通りにその曲目通りに、あの一枚目のSUNバージョン、
あれをそのまま辿っている、ということなのか。

ってことは、神のメンバーは、東の大横綱?
初日から、真打登場というやつなのか。

うーん、そうか、そういうことなのか、で、どういうことなのか、と。

まあだが、そう、そのぐらいの予想違いはあるだろう。
なんといってもあの天下一のひねくれ者のコバメタルのことだ、

どうせおまいら、土曜と言えばルナ、ルナと言えばMOON、
とタカをくくっていやがるだろうが、
判ってねえなあ、おめえらぜんぜん判ってねえ、
その主旨が主題が主軸がその命題が状況が現実が、
つまりはオレの言わんとすることが思考回路がその胸の内が、
いまになってもまったく判ってねえ。

その舌打ち混じりの含み笑いが目に浮かぶように、
だから今回のテーマはDON'T THINK FEEL。
余計な御託を並べずに
思考を閉じ胸を開き心を開き
そしてチャクラ、その第三の目、
その五感の六感のその感覚に感性のすべてを押し広げ、
在るものを在るがままにすべてを丸々と受け入れては、
オーラそのものをシンクロさせる、
ベビーメタルの悟りの境地。

であれば!?
これ、このまま、メタギャラのSUNバージョン、
それをそのまま、辿っている、ということであれば・・
いやしかし、
まさか、まさか、まさか、そんなことが、ある訳が・・・
と、その固唾をのんでは、
リフレッシュ、リフレッシュ、とやり続けたまとめページ、
そこにあっけらかんと表示された衝撃の一文。

05. Oh! MAJINAI(初披露)・・・・

おっ、おっ、おっ、おっ、おっ・・・?
おっ、おっ、おっ、おっ、おっ・・・!

おまっ、おまっ、おまっ、おまっ、おまっ・・・
じっ、じっ、じっ、じっ、じっ・・・
ないっ、ないっ、ないっ、ないっ、ないっ・・・

おまじない!!!?

お呪い、御呪い・・・

演ったの!?
あの曲を!?
あのあのあの、今回のメタギャラの中で、
唯一最大の、なんぢゃこりゃあ、
あの、超メガトン級の、大問題的巨大爆弾・・・

ぎゃはははははは!
どうだ、どうだ、どうだ、参ったか、恐れ入ったか、ぶっ飛んだか!?
そして心の底から、楽しんでくれたかい?

これが新生ベビーメタル!
これこそが、ダークサイドの闇を越え、
その耐え難きを耐え忍び難きの忍び続けた、
その奇跡の起死回生の一大逆転劇、
そして生まれ変わった新生ベビーメタル、
その変化の神髄の骨頂の、
つまりは、ベビーメタルは、
いまや Oh! MAJINAI のその境地!
無茶苦茶楽しく、歌って踊って陽気で元気で溌剌で、
なにがなにやら訳が判らないそのままに、
ただ、げらげらげら、腹の底から笑っては思い切り楽しめる、
つまりは、陽気で溌剌とした呪詛、無茶苦茶に可愛いケイオス、
怒涛のような楽しさと、津波のようなビートの中で、錐もみ状態のダンス天国・・

そう、ベビーメタルは吹っ切ったのだ。
一枚も二枚も皮が剥けたのだ、
変身したのだ、蘇生したのだ、復活したのだ。
その脱皮したばかりの、生まれたばかりの、純白の真新しい匂いたつような柔肌の・・

そうかつまりは、そういうことなのか、とその驚愕から立ち直れないそのままに、
迂闊な脳天にぶちかまされたこの衝撃の一撃!

06. ヤバッ!・・・

ヤバ?ヤバがなんでここで?
なんで?なんで?なんでここでYAVA、なの?

いやそう、正直なところ、おまじない、これは実は覚悟はしていた。
どうせあのコバメタル、あの筋金入りの策士。

な?な?な?
やらねえと思ったろ?
どうせできねえと思ってたろ?
な?な?な?
そうだろ、そう思ってタカくくってたろ?
ばかやろう、おとといきやがれってんだよ。
やるよ、やるときはやるよ、ベビーメタル。
やってやるよ、やってやろうじゃねえか、おまじない。
なぜかって、ばかやろう、それこそが、ベビーメタル魂。
不可能を可能にする、その永遠の挑戦者:チャレンジャーたち。
そんなベビーメタルを前にして、
伊達や酔狂もおとといきやがれ。
ベビーメタルの神髄は、EXPECT THE UNEXPECTED!
必ず必ず必ず、その予定の予想の推測の憶測のすべての裏をかき、
なあに、世の中どうせそんなもの、
そんな安易なシニシズムのすべてを一挙に覆しては、
壮大な倍返しのどんでん返しの大逆転劇!

EXPECT THE UNEXPECTED!

そう、ベビーメタルの美学とはそれ、
そしてこのLEGEND そしてこのオオバコのテーマとはまさにそれ。

という訳で、やられた、今度という今度は、
そして、今度という今度も、
徹底的に、完璧に、完膚なきまで、
ぐうの音もでねえどころか、思わずぎええええ!
大驚愕の大爆笑のそして大喝采!!

やった、やった、やった、やった、
ベビーメタルがまたやった、
またやらかした、やらかしてくれた!!

という訳で、現地参加の方々、
この幕張第一日目のこの構成、
さぞかしぶっ飛んだことでしょう。

思わず、ぶっ飛んでぶっ飛んでぶっ飛びまくって、
そして思わず、ゲラゲラゲラ、
と息もつけないほどに笑いながらの大騒ぎ。

これだから、これだから、ベビーメタルはやめられねえ!

ベビーメタルが、そしてコバメタルが聞きたかったのは、
まさに、その一言でしょう、と。

これがベビーメタルなんだよ、
これこそが、ベビーメタルなんだよ、と。

後にお送りいただいたそのコメントの中で、
あの時、思わず、あのOH MAJINAIが、
そして、なにより、あのYAVAが始まったとき、
思わず、思わず、思わず、
コバメタルのその心意気を前に大泣きの大笑い。

これだよベビーメタル、
これぞベビーメタル、
これだからベビーメタル。

という訳で、前回のあれ、
あのライブ開演直前まで書きなぐっていた
その予想図。

はははは、またまたまた、大外れも大外れ。
はい、なにからなにまで、完全なる大スカの大ボケのオンパレード。

いやはや、と我ながら、恥も外聞もなしの大笑い。

ただ、はい、それもこれも、それだからこそのベビーメタル。

すべての予想を予定を憶測を、その予定調和を覆してはぶっ飛ばして、
その唖然茫然の大驚愕の中で、一挙に数万人の心を鷲掴み。

いやはや、毎度毎度、ではありますが、
鮮やかです、お見事です。素晴らし過ぎます、あまりにも。

という訳で、
さっそくお送り頂きましたこの完全収録の海賊音源。
毎度毎度ながら、本当に本当にありがとうございます。

で、はい、やりましたね、BND、やったんですね、やってくれたんですねえ。

いきなり落ち込んだ漆黒の底から、
厳かに響き始めたそのマニュピレーションの調べ・・

そして待ちに待ってはぶちかました決定打:ブランニュー・デイ。

思わず唖然茫然どころか、これ、いやあ、そうですね、観たかった、生で観たかった、
この世紀の名曲:ブランニュー・デイのその生まれたばかりの柔肌の産声の第一声・・

ただ、この海賊音源の中でも、
はい、感じます、すぅめたるの、その並々ならぬ思い入れ。

素晴らしい、本当の本当に素晴らしい!
もう全身がメローにメローに、メロメロに溶け出してしまいそうです。

そして、そして、そして、
はい、俺的には、このBNDはもちろんのことですが、
あえて、その次に配された、このキラー・チューン。

BNDのそのあとに、いきなりの、ギミチョコですか、と。

いやはや、ですねえ。

そう、このギミチョコを初めて聴いたとき、
その衝撃、そのあまりの痛快さ、
あの思わずのゲラゲラ笑い、
こいつら、このベビーメタルってバンド、
最高の最高じゃねえか!

そう、俺にとってベビーメタルとの出会いはまさにこのギミチョコだった。
あのスティーヴン・コルベアのレイトショウ、
あのギミチョコの映像こそが、その後の俺の人生を完全に覆すことになった、
その運命のキラーチューンであった、と。

当時、あのギミチョコを聴くその直前まで、
つまりはこの憂鬱なシティライフ。
摩天楼の谷間を吹き抜ける都会の風。
乾いたそして心底冷たいつむじ風に晒されながら、
シックでモダンでセンチでアンニュイで、
時としてシニカルに、時としてニヒリスティックに、
時として必要以上なほどに冷酷なリアリストを気取りながら
そんな都会の殺伐、そのやるせなさを、侘しさを、
ブラッド・メルドウのピアノに溶かしては飲み下しながら、
だがしかしこの胸に滲む、拭うに拭いされない虚しさ哀しさ、
あるいはそれはもしかすると淋しさなのか・・

そんな都会のペーソスの中にどっぷりと浸りこんでいたその前に、
いきなりぶちかまされたこのギミチョコ爆弾。

それはまさに、悪ガキ・パワー、そのもの。

この思い切り無邪気で思い切り愉快で思い切りハチャメチャで支離滅裂で、
そのあまりにもあまりにもすべてをぶっちぎった傍若無人さ。
ただただこれ、無茶苦茶に楽しい!楽し過ぎるぜい!

そう、ギミチョコのパワーとは、
その爆発力とはまさに、悪ガキパワー、それだったのだ。
つまりはそれこそが、ロックのパワー、その神髄だったのだぜい、と。

そうか、BNDの後に、いきなりのギミチョコかよ。
つまりはそれこそが、忘れちゃいないぜ、のメッセージ。

大人になったベビーメタル、
だがしかし、ベビーメタルは忘れちゃいない。
ロックを、メタルを、パンクを、その悪ガキパワーの神髄!
その渾身の右ストレートのノックアウト・パンチ。

そしてメギツネ、ですか。
これぞまさに完璧な握り。

もうここまで来たら、誰一人としてどうあっても絶対に逃れられない、
まさにベビーメタルのコブラクロウ、
その地獄固め卍固めの吊り天井固め。
いやはやもうここまで徹底的にぶちのめされたら、
ぐうの音も出ないどころか、意識喪失失神痙攣心臓麻痺のその果てに、
意識もないまま夢遊病の幽体離脱状態。

そしておおお、ここで、ついについに、やってきましたそのクライマックス。
ないとないと・ばーん、やったんですね、ここでこの時にこの瞬間に・・

すぅちゃん、この曲のすうちゃん、この甘く切なく、いまにも張り裂けそうな、
まさに、センチメンタルの粋を凝縮したような、
いやあ、すぅちゃんの声、
ラテンに合う、サンバに合う、南国ビートに合う、たまらなく合う。
そしてこのラテンとメタル、
そしてこの怒涛の祝祭ビートに乙女の純真を極めたロリータ・ボイス、
この究極のミスマッチ、
まさに神業的な完璧なる融合であろう、と。

ああ、THE ONEか、そうですか、そのフィナーレは、THE ONE だったんですね。

今回のTHE FORUMではあえて外されたこのTHE ONE。
まさに、ベビーメタルの祝祭的ライブ、それを象徴する壮大な組曲。

これ、この曲、ライブハウスでの生声ばりばりとは打って変わって、
この大箱の、この空間性、このあまりにも巨大なスケール。
この天上にも通じる、広い広い空間があったほうが、
この曲の神秘性がより惹きだされる気がしますねえ。

いやあ、かのTHE FORUMにおいては、
あの、SHINE と アルカディアの二連発に魂抜け状態で、
この THE ONE の欠落にさえも気づけなかったんですが、

改めて聴くと、いやあ、これ本当の本当に良い曲、というよりも、
この THE ONE こそが、ベビーメタルの、そしてすぅめたるの美学、
その輝かしき集大成でしょう、と。

という訳で、毎度毎度です、
本当にありがとうございます。

いやあ、思わず、声を上げちゃいましたよ、
あの OH MAJINAIで、
そして、思わず、泣いちゃいましたよ、
あのYAVAで、そしてBNDで、そしてギミチョコで。

いないいないバーの大役をこなし終えて、
思わずほっとしてしまったのか、
THE ONE でちょっとやからしたやつがいたようですが、
それさえも、この究極のノリノリ的な祝祭空間の中にあっては大笑い。

そう、ライブってやっぱり、お祭り、ですから。
楽しんでなんぼ、笑ってなんぼ、騒いでなんぼ、と。

で、で、で、で?

このアンコール、この、ROR。
なにかあったんですか?あったんですね、そうなんですね。

いやあ、海賊音源だけではそこまでは判らない、ながらも・・

え? アヴェンジャーが、総出演?
そして、東西神バンドさえもが、大共演!?

つまりはフロントに5人、
そして、ドラム二人のベース二人の、
そして、ギターが四人?クアドロ・ギター?ありえねえええ!!

どうやって、果たしてどうやってそれが可能だったの?・・

そして、おお、このイントロからの大合唱・・

お~お~お~お~!!
お~お~お~お~!!
お~お~お~お~!!
お~お~お~お~!!

この幾万の大群衆の中から重なって重なって、
まさに波打つように広がるに満ち充ちる、
その魂の絶叫、その壮絶なるシンガロング

うへえええええ、ですねえ。
最高の最上のその珠玉的至上の瞬間・・・

学祭の打ち上げのジャム・セッションの、なんて妙なことを言いましたが、
それはまさに、祭り、そう、祭り、祭りなんですよ。
それは祝祭であり、騒動であり、そして天の神にこの地上の歓びの感謝を伝える厳正なる祈り・・

いやはや、これもう、無茶苦茶ですね・笑
フロントからバックから、そのステージからそして観客席のすべて・・
なにもかもがぐしゃぐしゃ、なにもかもが完全なケイオス、
その最高最上の、祝祭的空間、つまりは、そう、お祭りだ、と。

いやあ、あのTHE FORUMもすごかったですが、
そう、確かに、凄かったのですが、
ただ、ここまでの祝祭感はなかったなあ、と。

そこにある大きな違いとはなにか、と言えば、
それ、親和感、でしょう、と。
そう、親和、そう、つまりは、親和、なんですよ。

なにもかもを許し合え、なにもかもを認め合え、
なにもかもを分かち合える、包み込める。

現代社会に満ち満ちたこの猜疑心の監獄。
人と人のつながりのすべてを文句と苦情と
冷笑と嘲笑と批難と蔑視と、
その審査的な、批評的な、減点法的な、評価的な、
そんなネガティブなヴァイブレーション、
そのすべてから解放されて、
お~お~お~お~!!お~お~お~お~!!お~お~お~お~!!
一心に声を揃える幾万の大群衆。

そう、親和、なんですよ、親和感、
現代に一番必要なものは、この「親和」なんですよ!

そしてこの至福感、そしてこの幸福感、そしてこの充足感。

感じます、はい、わかります、この海賊音源の中だけでも、
この会場に満ち満ちていた、笑顔笑顔笑顔の洪水・・

これまで、才能だ、技だ、極意だ、神髄だ、と、
その「凄さ」ばかりが誉めそやされては、
そんな鯱張ったところばかりで、
つまりは、その評価、
つまりはその、批判を、中傷を、
つまりはこの時代に満ち満ちた投げやりなシニシズムそのものを、
「力」によってねじ伏せて来たベビーメタルですが、

そう、ここにきて、その戦いは一つの飽和に達し、
あるいは見事な決着を見、
そしていま、ベビーメタルは大いなる祝祭、
その大いなる勝利の鬨の声、
どんなもんだい!そのどや顔の代わりに、
愛、あるいは、慈悲、あるいは包容力、
つまりはその絶対的なまでの親和感の中で、
時空を越え、世代を越え、人種を越え、国境を越え、
アイドルもメタルも、ロックもポップも、
勝者も敗者も、右も左も、赤も青も、白も黒も、
そのすべてを包み込んでは魅了しつくす、
つまりは?
そうつまりは、ねえ、もっと心を広く持ちましょう!
いがみ合いをやめ、責め合いをやめ、詰りあいをやめ、
指摘をやめ、批評をやめ、評論をやめ、評価をやめ、
許しい、労わりあい、認め合う、その親和性。

端的に言ってそれは、幸せになりましょう、
みんなの力でその幸せを作り上げ、
そしてその幸せを、みんなで分かち合いましょう。

つまりはそういうことではないのでしょうか、と。

という訳で、先日いただいたコメントの中に、
そう、そう、そうなんだよ、
と思わず我が意を得たり膝を叩いてしまったそのお言葉。

最近、ベビーメタルの蘊蓄ブログを漁ることがなくなって・・

そう、まさしくそれ、まさしくそれなんです。

ベビーメタルのその魅力の、方法論の、その謎解きの、解明の解析の、
なんていう、その蘊蓄モード:THINK から、
いまになって、ベビーメタルについて、
なんかそういうことを綴る気持ちが不思議と失せた、と。

もっともっと、普通に自然に、もっともっとあるがままに、
このベビーメタルという人たちを、素直に実直に、受け入れるべきなのではないのか、と。

つまりはそう、それこそが、DON’T THINK FEEL。

考えるな、感じろ、その極意なのか、と。

ただ、それはベビーメタルへの熱が冷めた、関心が失せた、ということではもちろんなく、
つまりはなんというか、もうそういう時期を、時代を、過ぎたのではないのかな、と。

では改めて、その蘊蓄の時期を過ぎた、というものが意味するものとは、
つまりはもう、ベビーメタルは「評価」を必要としていなんですよ
それはもちろん、この絶対的なまでの大勝利の中で、
すでにアンタッチャブルの地位を確定した、
ということでもあるのですが、
だがしかし、だからと言って、
え?つまりはベビーメタルはこれにて打ち止めってこと?
という意味ではまるでなく、
そう、もうすでに、ベビーメタルは「評価」を必要としない。

どう? わたしたちって凄いでしょ?
そんな、勝ち負け、なんていう次元での審査的な視点から、
完全に開放されたのだ、と。
それはまさに、あるがまま、感じるまま、そのままに受け取って欲しい、
それこそが、ベビーメタルのその心の声なのではないのか、と。

そう、嘗て、ライブは戦いだ、と定義したすぅめたるが、
その絶体絶命の瀬戸際の中に切羽詰まっては断崖絶壁にぶら下がりながら、
火事場の馬鹿力の奇跡の大逆転を続ける、
そのなんともプロレス的な美学に裏打ちされた
そのハラハラドキドキの眠れぬ夜、ではあったのですが、

そしていま、そんな切羽詰まった切迫から解放されて、
いま、ベビーメタルにとって、ライブとは・・
ライブとは?
ライブとはお祭りDEATH!
なんて言っちゃったりすると、
なんとなく、え? と思う向きもありますが・笑
ただ、そう、ベビーメタルのライブは、すでに戦いではなくなった。
少なくとも、母国日本におけるライブにおいては、
そんな、絶体絶命の土壇場で、窮鼠猫を噛む勢いで、
かかってこいやあ、の絶叫を響かせる、
そんな悲壮感はもはや微塵もなく。

つまりは親和でしょう、と。
つまりは愛情でしょう、と。
つまりはそう、母性でしょう、と。

メタル・ギャラクシーに溢れていたあのやさしさ。
つまりは包容力であり、そしてそれはまさしく母性そのもの。

では、ベビーメタルの母性の神髄とは、
なんていう蘊蓄を並べることも、
すでに辟易の山をみっつもよっつも越えてしまって、
ただ、そう、ただ、優しんだよ、ベビーメタルってさ、と。

優しいメタル?
癒し系のメタル?
それっていったい・・!?

という訳で、その大いなる成果物とは?

それこそがまさに、女性ファンでしょ、と。

その母性を渇望し、羨望し、それに浸され包まれ、
そしてなにより、それを共有できる、
つまり女性ファンの求める、
その憧れと、そして癒しと、その共感と、
その嫉妬と羨望を含めたうえでの、
そのやさしさの共有:シンパシー。

という訳で、ついについに、ベビーメタルは、
これまでのメタル、あるいはロックが、
到達しえなかった新境地、
ベビーメタルの涅槃の境地ではないですが、

そう、本来の女性的な優しさ、癒しを、愛情を慈悲を、
その多いなる母性を共有できる、そんな親和感にあふれた祝祭空間。

ベビーメタルってさ、
無茶苦茶激しくて、無茶苦茶凄くて、
傍目にみると無茶苦茶に危なっかしいんだけど、
でもね、やさしんだよね、ベビーメタルって、
ベビーメタルを見ると、無茶苦茶興奮して無茶苦茶熱狂するんだけど、
凄く凄く、やさしい気持ちになれるんだよね、
そう、ベビーメタルってそういう不思議なバンド・・

人にやさしくしたい!

いま世界で一番枯渇している、この「情」という感覚、
どうでしょう、今回の幕張で、思い切りそれを感じたののではないでしょうか?

刺激と熱狂のケイオスから、
情愛と親和のカタルシスへ。

あの幕張公演の
いまにも身体中が溶けだしてしまいそうな充足感、
思わず身体の真ん中を風が吹き抜けていくあの透明感、
その満ち足りた幸福感の本質とは、
親和と共鳴、その共生感ではないのか、と。

つまりはベビーメタルの感動の本質が、
いま、新たな別次元、その至福の境地へと、
変化、あるいは、進化、というよりは、
そう、移行、あるいは、成長を始めた、
ということなのでしょう。

改めて、この幕張でのライブ。
それはまさに、これまでベビーメタルを支えてくれたメイトたちへの、
心からの感謝の気持ちであると同時に、
そしてこれから向かう世界ツアー:
2020 METAL GALAXY WORLD TOUR

またまた日々を絶体絶命の戦いの中に身を投じる、
その出立に向けての、前祝い的な壮行会。

そして、本日の神になるであろう、
西の大横綱たち、嘗て米仕様、
あるいは、神ならぬ、KAMI-BANDと称された人々。

あの怒涛の北米ツアーののちに、
いまやすっかりとベビーメタル・ファミリーの一員として定着した、
その新たなる仲間たちの、、
そのご紹介であり、顔見世であり、
そして、みなさん、元気で戦ってきます!
その大いなる出立宣言が行われるのではないでしょうか、と。

え?ってことは、もしかしてそのアンコールは、
あの、SHINEを、アルカイダを、
東西の神バンドが大共演!?

いやあ、もしもそんなことになったら、
それはまさに、一日目のRORを凌ぐ、
まさに、絢爛豪華、東西神々総出演のオールスターキャストの大饗宴。

いやあ、とととんでもない光景がその眼前に繰り広げられることになりそうですね、と。

まあそう、またまたあのコバメタルのこと、
ひとことそんなことを口にだした途端に、
え?だったらやんない、と臍をまげてしまいそうなので、
言わない言わない、もう余計なことは一切言わない。

そう、すでに戦いから親和へ、驚愕から共感へ、
感嘆から共鳴へと成長したベビーメタル。
そしてなにより、いまや、きゃぴきゃぴ、ルンルンのうら若き乙女たち、
その「赤狐様」方たちの熱い熱い視線に絶叫に包まれながら、
そう、そんな祝祭的な世界において、
爺臭い蘊蓄も、ゲスな勘繰りも忘れて、

DON'T THINK FEEL!

そう、あるがままの姿をそのままに受け入れ、
そして許し合い、そして分かち合う、
その親和性に心の底から共鳴しましょう、と。

というわけで、メイトの諸君、
いまやベビーメタルは、戦いから、親和へ、と移行した、
その進化を、変化を、成長を前にして、
その最大の収穫である、この新たなるフェローシップ、
つまりは、赤狐の皆々様。
ベビーメタルの今後の展開は、
まさにこの新たなる女性ファンたちが握っている、
と言っても過言ではなく。

この方々に、どれだけこのベビーメタルの魅力を、
そしてなにより、このベビーメタルのライブ会場そのものを、
ありのままに受け入れてもらえるのか、
心地よく感じてもらえるのか。
それこそが、我ら黒狐、白狐、そして、シルバー狐の、
絶対の使命となるかと考えます。

ただ、だからと言って、
どこぞの変なおじさん宜しくニマニマとにじり寄っては、
ベビーメタルって、いいよねえ~ 
そんな不気味なアプローチを心掛けよ、
と言っているわけではもちろんない。

女性だからと言って、その過剰な気配りが、心配りが、保護欲が、
そんな要らぬ庇護はただただ気味の悪いありがた迷惑なだけ。

では、そんな赤狐たちが最も望んでいるのはなにか?

それは、尊敬と尊厳と尊重、
礼と、そして、義、を以て相対する、
その一種実直な心構え、なのではないのか、と。

つまりは、この新たなる仲間たち:赤狐の皆様に対する、
心からの敬愛と親愛と親和と共感と、そしてなにより、感謝の気持ち。

赤狐の皆様、ベビーメタルを応援してくれて本当にありがとう、
そしてこれからも、なにとぞよろしくお願いします、

その正直な、素直な、心からの感謝の気持ちこそが、
新たな仲間たちへの歓迎の意、
その最もふさわしいものではないのか、と。

そう、つまりは共生、つまりは共有、
つまりはベビーメタル運命共同体としての、
つまりは許容であり、享受であり、
つまりはそう、親和、なのではないか、と。

互いが感謝の気持ちでつながった、限りなく親和的至福的な祝祭空間。

愛とKAWAIIのベビーメタル世界戦略
それを支えるものとは、
まさにこのテーマではないのか、と思っています。

改めて、本日幕張の二日目、
史上最強の女戦士:ベビーメタルと、
アヴェンジャーたち、そして、東西神バンドによる、
その絢爛豪華な一大オールスターの大饗宴、
あああ、うらやましい、うらやましすぎる、
世界中からの羨望の気持ちを胸に、
その究極の祝祭空間を心行くまでお楽しみ頂ければと存じます。

現地報告、心よりお待ち申し上げ候。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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