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コロナの時代の愛 その拾四 ~ EVIL EMPIRE バカにつける薬

Posted by 高見鈴虫 on 29.2020 コロナの時代の愛   0 comments

という訳で取り急ぎのここニューヨークのコロナ騒動。
最悪の事態ってのはなんとか峠を越したようなのですが、
日々がこれ、まさに薄氷の上を歩むような、
それは綱渡りというよりはむしろ、
いつ爆発するか判らない時限爆弾を抱えて暮らしている、
そんな状態はいまだに継続中。

この月曜日より開始された抗体検査の結果、
驚くほどの人々が既にコロナウイルスを保菌していたなんていうニュース。
無自覚の無症状のコロナ保持者がこれだけたくさんいる・・
つまりは、ロックアウトが宣言されるその遥か以前から、
ここニューヨークでは既にコロナが蔓延しては、
殆どの人々がすでにコロナと接触していた、
ということであるらしい。

なんだ、やっぱりそういうことか・・

実は、これまで度々に渡って綴って来たように、
俺たちは、既にコロナに感染している・・
俺はそれを感じていた、気づいていた、ともすれば確信していた。

それは兼ねてより感じ続けていた体調の異変。
突如として跳ね上がる体温、
妙な微熱があがったり下がったりを繰り返し、
常時喉に絡みつくイガイガ感と、
そして唐突に襲ってくる動悸息切れ。
そのすべてを、花粉症によるもの、
と思い込もうとしていたのだが、
判っていた。
これはなにかある。
なにかが違う、なにかがおかしい。

稀代のびびらー:ペシミストである俺は、
既に最悪の事態を覚悟してはそれを前提とした上で、
では果たしてそれを抑え込んでいるのはなにか?
気力か、体力か、あるいは、BCGなのか・・
その考察を繰り返していたのである。

しかしながら直面する正真正銘の危機を前にして、
ともすれば一見して耳あたりの良い朗報的裏情報が、
あるいは、不安ばかりを煽り立てる悲観的観測が、
如いては、その怒りの矛先を捻じ曲げる陰謀論が、
実はその全てが、罠。

そんな希望的観測ばかりの妄想的な精神論から、
悲劇性ばかりを煽り立てるパセティックな英雄美談の数々から、
ともすれば、やったのは誰だ、誰のせいなのだ、
その怒りその捌け口探しのカタルシス。
そんな曖昧模糊な不確実性のすべてを、
邪悪な罠:ブービートラップと自覚しては、
最も悲観的な仮説に基づいて、
そして具体的な対策を立てること。

そう、危機に直面した時に最も大切なことは、
まさにこの徹底的なまでの現実主義。
とりあえずは試せる予防手段はすべて試し、
そしてなによりも、最悪の事態を想定しては、
楽観論のすべてを敢えて退けること。

一歩でも外に出れば、そこはペンキ塗りたての世界。
目に移るすべては徹底的に汚染されていると思って間違いはない。
頭から被ったフード、マスクとゴーグルと、
そして二重三重にした手袋。
耳の奥で荒い呼吸音ばかりの響くこの密室性、
それはまるでウイルスの海を漂うスキューバダイビングのよう。
玄関という境界線で部屋着と外出着のすべてを分け、
そして浴室と言うチェンバールーム:減圧室に直行しては、
手を洗い、うがいを繰り返し、一日何回も風呂に入り。
どれだけ歯が痛もうと、腰に激痛が走ろうが、
絶対にアドヴィルは飲まず、
肥満も気にせずに栄養のあるものを食べ続け、
だがしかし、腹筋背筋と腕立てとスクワットは怠らず。
そして少しでも体調に異変を感じたときには、
すぐにベッドに飛び込んで寝てしまうこと。

これまで、それはまさに、発作、というまでに
三日に一度は突如として襲ってくるその違和感と、
俺はそうやって戦って来た、耐え忍んで来たのではあるが・・

いやあ、正直なところ、まじで怖かった。
あっ、これは、まじで、大当たり、
そう確信したことも、一度や二度ではない。

どうも朝から妙に身体が重い気分がすぐれない。
喉に絡んだ端がいつまでいつまでも絡みついては、
咳き込んでは空咳を繰り返し、
そして鼓動が高鳴り、息が上がり初めては
頭を後ろに引かれるように意識が濁りはじめ・・

どうしたんだろう、なんだか熱が上がってきたような・・
と思っていた途端、突如として妙な悪寒が背筋を走り抜け・・

来たか、ついに来てしまったのか、最後の審判・・・

とりあえずは妻に、そして犬に染さないこと。
そしてそして・・やり残したことがあるだろうか・・
その終活メニューの1-2-3。

いやいや、諦めるのはまだ早い。
とりあえずはいまできること、やらねばならないこと。
寝室のドアを閉め、マスクをしては、布団を頭から被りながら、
落ち着け、そしてまずは眠ることだ、
そう自身に言い聞かせながらも、
高ぶる動悸が、荒い呼吸が、抑えようにも抑えきれず・・

そんな中で、
これは嘗て聞いた、パニック発作の症状に似ているな、と思っていた。

パニック発作?この俺が?この俺がパニック発作を起こすなんて・・

嘗ての旅の中で知り合った筋金入りの傭兵戦士、
戦場において、死なないための1-2-3、
その極意を教えてくれたスコーピオン:蠍と呼ばれたドイツ人。

絶体絶命の危機に陥った時、
そこから生き残れる者とくたばる奴、
その明暗を分けるのは判断力、あるいは精神力。
危機を前にして己の恐怖心、
つまりはパニックをどうハンドルするのか、
その心の持ちようで、状況はどちらにも変わる。
危機の中で不安に駆られては、その緊張から逃れようと、
追い詰められた人間は色々と妙なことをしでかすものだからな。

いいか、パニックに襲われた時には、
そのときには?
そのときには、スケベなことを考えろ。
スケベなこと?
そう、ぶっちゃけ、勃起を促せ、ちんこを立てるんだ。
パニックに襲われたら、ちんこを立てる?
そう、ちんこを立てるんだ。試してみろ、
パニックの天敵はすけべ心なんだ。
つまりは人間の最も原初的な生存本能、
その性欲こそが、危機と立ち向かうための唯一絶対のモチベーション。

ああそう言えば、と俺はふと思い出した。
そう言えば、俺はステージの前にいつも、
どういう訳だかすけべなことばかりを考えていたよな。

そう、その通りだ。
危機から逃れるためには、己の生存本能に火をつけること。
その生存本能の根源とはなにか?
怒りか、興奮か、闘争心か?
いや、そのすべてが実は恐怖の裏返しなのだ。
いいか、パニック、
つまりは不安、つまりは恐怖から逃れるためには、
いやらしいことを考えるんだ。
ああ、くっそお、セックス、やりてえなあ。
ははは、そう、その調子だ。
その欲望の最もレアなところをできる限り克明に思い浮かべる。
絶体絶命の危機に陥った時、
オレはよく、女を脱がせていたな。
女を脱がせる?
そう、口唇を重ねて舌を絡めて、
髪を撫で、その中に顔をうずめて、
耳たぶに熱い息を吹きかけて、
そして胸元のボタンをひとつひとつ外して・・
その一部始終を、ひとつひとつ、克明に思い描いていた。
そう、あの少年時代の夏の日の午後。
つまりは、童貞喪失の再現ドラマ?
そう、その通り。
その再現ドラマを繰り返し繰り返し反芻して、
オレはそうやって生き残ったのさ。
いいか、忘れるな、危機に陥ったときには、
これまでやった、最高のセックス、その再現ドラマを試みろ。
気が落ち着いて、心に風が吹き込んで、
そして改めて見回した世界。
そのふとしたところに、思わぬ脱出口がみつかる筈だから・・
試してみろ、一撃でパニックの魔を追い出せる。
それが生き残るための第一歩なのだ。

という訳で、このコロナ騒動が始まってから、
俺は狂ったように朝から晩まで、
一日中AVばかりを見続けて・・

おっと、失敬失敬。

そんなことを言っている場合ではなかったな。はいそうそう。

で、えっとえっと、なんの話だったけ?・・










という訳で、そうそう、コロナの話。
このコロナネタ、既にもう、うんざりの山を一つ越え二つ越え、
ともすれば、このコロナとの共存生活に順応を初めてきているのではあるが、
そうここニューヨーク、その最悪の峠は越えた、とは言うものの、
いまだにのっぴきならない状態であることに変わりはない。

実は同じアパートに住むオーストラリアン・シェパードを飼うブレンダさん。
今年の初めに三ヶ月になったばかりの子犬があまりにも可愛くて、
見かけるたびに思わず抱きかかえてはじゃれ付かせては顔中を舐められ、
なんてことをしているうちにお知り合いになった方ではあるのだが、
そのブレンダさんが、なんと夕暮れの公園を、
空色の医療服を着流したままマスクもせずに歩いている。

当人たちよりも、犬同士が先に気づいてはお互いにヒャンヒャン鳴き。
やあやあ、お元気ですか、生き延びてますか、と2M越しのご挨拶の中で、
改めて聞いてみればやはり病院にご勤務される救急医さんとのこと。

え、でそんなお医者さんが、マスクをしなくて良いの?
マスク、ここではマスクなんて必要ないでしょ?
マスクが必要ない?
だって、誰もいないじゃないの。
この地域は患者もそれほど多くないし。
コロナ患者たちが右往左往している最前線の病院と比べれば、
ここはまさにクリスタルクリア。
病院を離れた時ぐらい、マスクを外していたって罰は当たらないわよ、と。
ああ、空気が美味しい、風がやさしいわ、と、
たわわなお胸を晒しては両腕を大きく広げて伸びをして。

そのあまりにも豪快なご発言に、
どことなく、あの戦場から帰還したゲリラ兵士たち、
あの筋金入りの戦士たちの姿を思い浮かべたりもする。

という訳で、最前線兵士しか知ることのできない、
そのぶっちゃけ話。
え?峠を越えた?いやいや、ぜんぜんそんなコトないわよ、と。
え?越えてないの?
越えてないわよ。ってか、さすがに病院の周りをゾンビーみたいな患者たちがわんさか取り巻いて、
なんていう状態は切り抜けたようだけどさ、
なんだけど、いまだに病院のベッドは一杯。
つまりは、みんな諦めて、家に居た方が良い、と悟ったんじゃないのかな、と。

見ず知らずの病院の簡易ベッドに放ったらかされたまま、
誰にも看取られずにひとりで息を引き取るなんて、
ちょっとあんまりにも悲惨過ぎるでしょ?

そんな状態だったの?
そうよ。ずっとそんな状態。
で、お亡くなりになったひとたち、
入院時に記帳した連絡先も殆ど通じないしさ。
例え御遺族と連絡が取れても、ほとんどがお引き取りを拒否されたり。
拒否?
まあそうよね、今更こんなウイルス漬けのご遺体なんて引き取ったってどうしようも無いじゃない。
と言う訳で葬儀屋さんはてんてこ舞い。
三年先まで予約は一杯なんじゃないの?
おいおい、三年放っとかれたら、それこそミイラになっちゃうよ。
で、しかたがなく、
裏口に停めた臨時死体安置用の冷凍トレーラーにご安置、となるんだけど。
実はもう、とブレンダさん。
実はもう、あんまりにも人が死にすぎて、誰もが感覚が麻痺し始めて。
既にお亡くなりになった方の面倒なんて見てられなくてさ。
死んだら次、早くこのベッドをあけてって、ずっとそんな状態。
じぇじぇじぇじぇ、でそのご遺体は?
だから、とりあえず、サービスエレベーターで地下の安置所に運ぶんだけどさ、
もう、一杯っていうか、山積み状態。
で、夜になってからフォークリフトで裏口から。
フォ、フォ、フォークリフト?
そう、ボディバッグに入れたままフォークリフトで裏口の冷凍車に運んで。
まさに、丸太、だな、それ。
でさ、実は、みんな気がついてるんだけど。
今回、コロナでお亡くなりになる人たち、
それも、わりと若くて健康そうで、
病院にも自分で歩いてきた、なんていう人が、
いきなり症状が急転しては、あっという間にご昇天。
そういう人が、実はみんな、太ってるの。
太ってる?
し~! 言っちゃダメよ。でもね、みんな気がついているの。
太っている人には気をつけろ、って。
デブに気をつけろ・・・
そう、フォークリフトの人も驚いていた。
なんだよ、この巨大なズタ袋は、って。
そう、なんかお亡くなりになる人、巨漢の、ご肥満された方が多いのよ・・









という訳で、色々とご指摘いただきました、
ここニューヨークにおける最悪の状況のその二乗三乗、
その原因究明、という奴。
何故に、ここニューヨークにおいてのコロナ災禍、
ここまで酷い状態になってしまつたのか、と。

まずはその一「肥満体の方々」
いまとなっては世界中の方がご存知、というか、
アメリカほどに肥満体の国、まじで見たことがない。
ともすれば、デブこそアメリカ人の代名詞。
で、近年におけるこの肥満事情、
ぶっちゃけそれは、貧困層になればなるほどにこの肥満度が顕著。
つまりは肥満度=貧困度であって、
オーガニックの健康食の食べれる金持ちほど痩せていて、
フードスタンプの配給食ばかり食べている方々が、
ほとんどおしなべてすべてが肥満状態。
まあぶっちゃけ、健康にお金を使える人たちと、
そんな余裕さえない人たちのとの差、という訳で、
で、当然のことながらそんな肥満体の方々は、
おしなべて色々な健康上の問題を抱えているケースがほとんど。
つまりはそう、今回のコロナ騒動において指摘された、
糖尿病患者の、心臓疾患に問題を抱えた方々の、
その致死率がとても高い、というあのデータ。

つまりはそういうことなのではないのだろうか、と。

ぶっちゃけ、ここアメリカにおける風土病、
肥満こそが、コロナの致命傷。

工場生産されたファストフードから、
油ギトギトのピザから、MSG満載チップスから、
そしてお砂糖漬けのソフトドリンクまで。
アメリカの食生活を支えるその根幹、
そのすべてが、コロナ災禍の獲物になってしまったのですか、と。

で、その二 「市販薬の氾濫」
そう、ここアメリカにおける、それは一種の文化でもあるんだけど、
いやはや、アメリカ人ほど薬漬けの人たちをみたことがない、と。

嘗ての日本での少年時代、アメリカ帰りの先輩から、
いやあ、アメリカって凄いところだよ、と。
オレは肉が好きだから、毎日ステーキしか食べない。
で、栄養の偏りは、すべて、ビタミン剤で補給するから大丈夫、とかさ。

で、たしかに、いやはやアメリカ人、
もう、何の気もなしに、
ビタミン剤から、胃腸薬から、頭痛薬から、ダイエット薬から、
ありとあらゆる薬を、毎朝、掌いっぱいにがりがりと飲み下しってのが、
わりと普通。ってか、それが普通ってか、
ぶっちゃけ、TV業界の巨大タチマチである製薬メーカー、
それがスポンサーをしているドラマが映画がニュースが、
この薬漬けの状態を、アメリカの普通な情景として定着させてしまった、と。

で、今回のこのコロナ騒動の中で、アドヴィルがやばい、って話が出た時、
え?なんで?と。
だって、アドヴィルなんて、産まれた時から毎日普通に飲んでるよ、と。

はい、この薬にあまりにも依存した生活こそが、
ここ米国におけるコロナの蔓延をあまりにも助長したのかな、と。

ワガママの、偏食の、過食の、
その肥大化したエゴの象徴たるこの食生活。
好きなものだけ食べて、足りないものはすべて錠剤。
食べすぎの、飲みすぎの、胸やけの、そのすべてを、錠剤で解決。
そのあまりにも安易な錠剤依存の生活習慣が、
今回のこのコロナの災禍では、致命的な仇になったのでは、と。

で、その三 「土足文化」
実は、先日の60ミニッツにおいて、
これまで通常のニュースではあまり話題に上がらなかった、
ブルックリンでの惨状があからさまになって、
げげげ、この冷凍車の列から、
フォークリフトのボディバッグから、
無縁墓への埋葬から、
つまりは先にご紹介したブレンダさんからのご証言、
それがついについに明るみに出た、というところなのですが。

で、その中で、何故にこれほどまでに院内感染が酷いのか。
日々、習慣というぐらいに、徹底的に消毒を繰り返しているその筈が・・
という話から、実際に、病院の中にウイルスの付着する場所ってのを調べた結果、
もしかして、それって、と見下ろしたその足元。
もしかして、コロナウイルスは、床に降り積もっているのではないのか、と。

でさっそく計ってみた床の汚染度に、一同がぐげげげげ、と。

つまりは、埃が、あるいは、雪が積もるように、
感染者から吐き出されたウイルスが散布され、
それが床に落ちては積り積もっていた、と。

という訳で、この土足文化こそが、
コロナの蔓延をどれだけ助長していたのだろうか、と。

で、その四 「地下鉄というガス室」
全米で突出してニューヨークの被害が拡大した理由。
ぶっちゃけ、地下鉄だよね、はい。
東京ほどではないにしろ、
ここニューヨークでも朝夕の通勤ラッシュは壮絶なものがあって、
次から次へとやってくる電車、でありながら、
乗客が一杯でもう乗れません、なんてのを次々とやり過ごし。
日本のように相互援助の意識のないエゴイスト達は、
乗った途端に自身の空間を頑なに主張を初めては、
次に乗る人の為に間を詰めるということに抗い始める。
結果、ドアの前ばかりが大混雑で、
窓から覗く車内はわりとガラガラなんてことになっていて。

それに加えてこの狂乱地価の大暴走。
マンハッタン内のアパートでちょっとでもまともな部屋は、
ワンルームであっても家賃月三十万は下らない。
つまりは普通に働いた普通の給料ではとてもじゃないが、
まともな住居を確保することはほとんど不可能。
結果、ブルックリンの奥地から、あるいは最果てのクイーンズから、
毎日毎日、この末期的におんぼろの地下鉄の殺人的な混雑に、
揺られ揺られての難民列車状態、
しかもほとんどの人々がシェアハウス暮らし。

そういう人々、つまりは、お金持ちのお金持ちによるお金持ちだけのための狂騒の被害者。
そのわりを食ってしまった名も泣く貧しき都市の藻屑たち。
今回のコロナも、そんな中の下の人々、
つまりは、一般層を狙い撃ちにした感がある。

改めて、何故にここニューヨークにおいてのコロナ災禍が、
これほどまでに拡大してしまったのか。

外交的で、派手好きで、あけっぴろげで、
お祭り好きで、人懐っこくて、世話焼きで、おせっかいで、
つまりは、そんなニューヨーカーの特性、
今回のこのコロナの災禍を前にして、
そんなニューヨーカーの持つリア充の権化たるその資質のすべてが、
マイナスに作用した、その結果なのである。

で、最後に、多くの皆様からご指摘いただいた、
で、その五 「マスクをしない習慣」

これまあ、ここニューヨークにおいても、
色々な人達が色々な自説を繰り広げているのですが、

ぶっちゃけ、このマスクの弊害なんだけどさ、
顔が怖く見える、お化粧が崩れる、陰気に見られる、
病人と、下手をすれば犯罪者と間違われる、
とか色々とあるのだがだが、

俺的な弊害としては、言葉が通じにくい、ってのがあって、
どう、この点、ご指摘された人、いなくなくない?

実はさ、母音中心の日本語と違って、
英語って、子音の度合いが凄く多くてさ。
で、発音そのものが、非常に分かりづらいところがある。

で、それを明瞭化するために、
アメリカ人のあの、口を大きく広げる喋り方、
あれは、口唇の形と、そして舌の位置を明確に示して、
補助的にダメ押しをするジェスチャーにも近い大切な役割り。

嘗ての舞台役者出身のボスからは、
口をできるだけ大きく開いて突き出して、
口唇を、舌の形を、見えるようにして話せ、と。
それはまさに、英語の極意、のような特訓を受けていたのだが、
このマスクをしてしまうと、その伝家の宝刀が使えない。
それに加えて、微妙な子音をマスクがブロックしてしまうから、
はっきりって、ただでさえ覚束ない発音がヒヤリングが、
ますます不明瞭になっちゃんだよね、と。

まあそんな事情もあって、
マスクの弊害は誰もが認めながらも、
背に腹は代えられないこの非常事態宣言。

会話の度に、え?なんだって?と聞き返されては聞き返しては、
まじで、このストレス度、半端じゃねえ、と。







という訳で、ロックダウンから早一ヶ月。
いまとなっては、日付も曜日もわけが判らず、
え?今日は火曜日、木曜日、それとも日曜日?
そんな会話が、なんの不思議もなく繰り返される末期状態。

そしてロックダウンは続くよどこまでも。
バンドマンたちが、レストラン関係者が、
アーティストが、クリエイターが、
そんなニューヨークの不埒な徒花たちが、
いまや青色吐息の狂気の淵。

早く、早く、早く、このロックダウンが解除されなければ、
オレたちは、肺炎で悶死する前に、
すっかりと日干しになってミイラにされてしまう。

そう、それも判る。それも判るのだが・・

待て、待て待て待て、我慢だ我慢。

いま、いま外に出てしまったらそれはまさにコロナの思う壺。
これまでこうして死力を尽くして戦い続けてきた医療関係者。
日夜自身の生命を投げうっては奮闘を続けてきた最前線のヒーローたち、
その苦労のすべてを水泡に帰す、卓袱台返しの愚行に他ならない・・

出るな、外に出るな。
いま外に出てしまったら、すべてが終わりじゃないか。

だがしかし・・ 破綻の恐怖に追い詰められた人々。
破算してしまえば、それは死ぬことと同じ。
どうせ死ぬなら、世界のすべてを道連れにして・・

そんな自暴自棄を、そんな焦燥を、煮詰まりを、
その心の弱さにつけ込むように、煽り立てるように、
悪魔の呟きがSNS上をこれでもかと吹き荒れる。

ロックダウンを解除しろ! 
コロナなどはデマ化しだ、HOAXだ、でっち上げだ!
この未曾有の暴言王。
この期に及んで、まさかこんなことまで・・

大棟梁自らが発信するその邪悪な悪魔の呟きが囁きが、
ネットに拡散されては狐火のように燃え移り燃え広がり・・

反ロックダウン集会!?・・まさか・・

その狂気の沙汰にガソリンを注ぎ込むように、
LIBERATEだ!解放だ!とひとり狂騒を続ける米国大棟梁・・

狂っている、こいつは、本当に気が狂っている・・

世界のすべてを司る、その最高責任者である筈の米国大棟梁。
地球そのものを何回でも木っ端微塵できるスーパーパワー、
その実権が、まさかこんな、正真正銘の狂人の手に握られているなんて・・

いったい、と、世界中の人々が呆気に取られた筈だ。
いったい、こいつは、なにを考えているのか。
いったい、こいつらの頭の中は、どうなっているのだ・・

ロックダウンを解除しろ!

そう叫ぶ人々が、その理由として上げる経済的な事情。
ビジネスが破綻してしまってはすべてが終わりではないのか・・

つまりは、生き死に、と ぜにカネ:銭金、
そのバランスシートの勧進帳という奴なのか?

では改めてお伺いしたい。
その発言を、自身の子供の前でもぶちまけられるのか?

自身の子供が死んでも、ビジネスを優先したい、
あなたは、本気で、そう思っているのか?

コロナなど、大したことはない。
コロナなど、HOAXだ、

その一見して勇ましい豪傑ぶりの中にあって、
その下心に浮かぶものとは、
死ぬやつは、弱者は、貧乏人は死ねばよい、
オレは死なない、だってオレは強いから。

であれば、お伺いしたい。

あなたの老いたご両親、
あるいはそう、その愛すべき妻と、そして子どもたち、
その子どもたちも含めて、弱いやつは死ねば良い、
本当の本気でそう思っているのか?

つまりは、あなたたちには、守るべき存在がいない、のではないのか?
自分さえ良ければ、他人がどうなろうが知ったことではない、
そう嘯く、一見して勇ましいその豪傑ぶりの中で、
あなたが本当に言いたいのは、生命を賭けてまでも守らねばならない、
その存在がいないことへの、欠落感、なのではないのか?

そこに見える、あまりにも浅ましい短絡。
その我が我がの狭視的世界には、子供を愛する目、
なによりも、世界の未来を託する子どもたちを守らねばならない、
その、人間として一番大切な視点がすっこりと抜け落ちているのではないか?

このコロナの時代の愛を、綴るにあたり、
その冒頭から読み進めていただければ、
そういう俺こそが、コロナ拡散の大元凶。

当初はコロナなど陰謀だ、そう嘯いては、
コロナを前に戦々恐々としては過剰反応を繰り返す、
そんな臆病者たちを、内心ではせせら笑っていた。

こいつら、また好きなように騙されてはカモられやがって・・

だがしかし、俺は大丈夫、と勝手に慢心していた。

俺は大丈夫だ。
俺はなんだかんだで収入は確保している。
そして俺は地下鉄には乗らない自転車通勤者。
太ってもいないし糖尿病でもなく、
おかげ様でBCGは射っているし、
そして日本人である以上は家では土足厳禁。
玄関のドアの前に設えた簡易下駄箱に、
履いていた靴は必ず脱ぐ、そういう暮らしを続けていた。

嘗て常用していたアドヴィル:鎮痛剤にやられては、
胃に穴が空いてERに担ぎ込まれての経験から、
あれ以来ここ数年は常備薬のすべてから縁を切っては・・

つまりは先にあげたコロナの罠、
そのすべてから遠く離れた存在であった、その筈。

俺は大丈夫だ。
世界がどうなろうと、俺だけは大丈夫だ、
その筈だったのだが・・

そのしっぺ返しはあまりにも苦すぎた、熾烈過ぎた。

そしていま、反ロックダウン集会に狂騒しては、
寅吉の旗を振るこの幼気な脳タリンたち。

今回に限っては、そんな奴らを思い切りせせら笑っている自分がいる。

馬鹿ども、死にたければ、勝手に死ねば良い。
コロナを見くびるのもあんたたちの勝手。
そしてあんたたちがそうやって焦りに焦って再開したビジネス、
だがしかし、そこにいったいどれだけの客が集まるのか、
それさえもが、各自の勝手、
今更俺の知ったことではない、のである。

いま世界は誰もが現実的に生きるか死ぬか、
その究極の土壇場に直面しているのである。
改めて言うまでもなく、生と死、それは極個人的な問題である。
この親不知子不知 の絶体絶命の中にあって、
他人のことにまで気を回している余裕は誰一人として持っていない。
あるいは、その誰もが、自分のことはいざ知らずも、
その最も大切な家族の安全を確保するだけで精一杯。

寅吉なんていう誰もが認めるパラノイアの暴言王、つまりはバカ。
そんなバカの口車に乗っては馬鹿騒ぎを繰り返して、
その結果訪れることがいったいなんなのか、
それを、俺たちは既にここニューヨークで経験しているのである。

死にたければ勝手に死ねば良い。
コロナが怖くないならそれで結構。
死のうが生きようがそれはあんたの自由。
つまりは、あんたらの一番好きな言葉:自己責任ってやつなんだろ?

そんな反コロナ集会の燃え盛る最中、
そのお膝元であったミシガンにおいて衝撃的なニュースが駆け巡った。

オレは若いから大丈夫、とお調子こいては夜遊びを繰り返していたドラ息子の家族、
両親から親戚から祖父母からの、
そのすべてが次々と悶死を遂げてはひとりぼっち。

そして遂に遂に、全米を震撼させたこのニュース。

五歳の少女が、健康上なんの問題も無かった幼児が、
いきなり発病しては発熱し、その三日後には息を引き取った・・

え?子供は死なないのではなかったのか?・・

死ぬのはオレたちとは関係ない、
老人や持病持ちや、あるいはコクジンたち・・
そんな奴等ばかり、ではなかったのか?

そんなニュースを前に、愕然と顔を口を開ける豪傑たち・・
オレは、オレだけは、大丈夫ではなかったのか?・・

この大馬鹿者め、と呆れ返るニューヨーカーたち。
だからあれほど言ったじゃないか。
オレだけ、では済まないのがこのコロナの一番恐ろしいところなのだ、と。











その無知の、その知恵足らずの、その妄想の暴走の、
そのエゴイズムの、そのミーニズムの、その偏狭こそが、
このコロナの災禍のその元凶なのだ・・

そう、反コロナ集会で狂騒する人々、
あるいは、それを煽り立てる暴言王、
そんな暴言王を囃し立てるコロナを舐めた人々、

そのすべてに共通するのは、
自分さえ良ければ、他人がどうなろうと知ったことではない、
そのあまりに露骨な、ミーニズム、自己中心的な、エゴイズム。

ましては全国民の生命を司る、
その大棟梁閣下が、まさにその邪悪な悪意の権化、なのである。

オレさえ良ければ、世界がどうなろうと、知ったことではない。
そしてその邪悪なエゴイズムを煽り立てては、
な?あんただってそうだろ?
そう、オレたちは仲間だ、同類だ、同じ穴のムジナだ。
さあ、いっしょに騒ぎ立てよう、
オレたち良ければ、世界がどうなろうと知ったことではない!
だってそれが、人間の、本性、じゃねえか。

そう、ご存知のように俺も、俺自身こそが、
まったくもってそういう人である。
普段から俺は人に道を譲らない。
なにか悪いことがあるとすぐに他人のせいにする。
そんな俺の人生の不遇、そのすべてが、なあに、俺が悪かった訳ではない、
悪いのはあいつら、悪いのは世間、悪いのは社会、
悪いのは悪いのは悪いのは・つまりはあの馬鹿どもの、
内心では、そう嘯いて来たのである。

そんな俺が、世界一の無責任男を自認していたはずのこの俺が、
このいきなり叩き込まれたコロナ災禍の中にあっては、
誰もが誰も、他人を気遣う余裕のすべてをかなぐり捨てて、
誰もが誰も、自分自身が生き延びるだけで精一杯
そんな親不知子不知の極限状態の中にあっては、
その行動原理のすべてが、自分の身は自分で守る、
つまりはこれこそが、自己責任の究極系。

そしてその仇が、罰が、天誅が、
俺たちは、既にコロナに感染している・・
その不穏な予兆に怯えてのパニック発作。

改めていう、コロナを舐めていると、とんでもないことになる。

反ロックダウンだ?
なにはなくとも経済事情だ?
その銭かねが優先だ?
ともすれば、コロナなど嘘だ?陰謀だ?HOAXだ?
パチンコだ、沖縄旅行だ、ライブハウスでロックンロールパーティだ?

勝手にすれば良い。
そう、すべてはすべて、自己責任。

そして俺たちニューヨーカーは知っている。
そう、俺たちだってそうだった、そうやってコロナを舐めていた。
その結果がこれ、なのだ。

俺たちは、その苦い経験のすべてを、これでもか、と世界に晒し続けてきた。
それでもなお、コロナ脳のバカども
そんな口をきくのであれば、
好きにすれば良い。
好きに、勝手に、死ねば良い。
それ以外に、俺たちになにができる?
そんなバカどもに、なにをしなければいけない、義理がある?責任がある?

そう、俺たちは、なにより自分自身が生き延びる為に、
バカな暴言王と、それに騙されたお取り巻きの親衛隊たち、
そんな奴等の安全に気を回す余裕など更々ない。
つまりは、それどころではないのである。

コロナを舐めたい奴は舐めていれば良い。
暴言に騙されたい奴は好きに騙されれば良い。

抗マラリア剤でも、消毒液でもなんでも注射して、
そして勝手に死に腐ればよい。
情報は共有できるが、運命は、宿命は、極個人的なもの。
コロナに感染するかしないか、そして死ぬか生きるかなど、
誰にも判らないのだから。

ただ、改めて言わせてもらう。
あなた方の信奉するその暴言王は、
あなた達と同じ、稀代のエゴイスト、
つまりは、自分さえ良ければ、他人がどうあろうが、
ともすれば、そんな暴言を信じた信奉者たちがどうなろうが、
知ったことではないのである。
つまりは、その暴言に、責任を取る気など、更々ないのである。
だからこその暴言なのだ。だからこその放言なのだ。

そしてニューヨーカーたちは、
全米で燃え盛る反ロックダウン集会を前にしては、
それはまさに、あの911の最中、
友を失い、家族を失い、伴侶を失っては、
茫然自失となっていたその前で、
U-S-A!U-S-A!と猿のように狂騒していた、
あの幼気な赤首たちを前にしたときとまったく同じように、
心からの侮蔑を込めてはこう吐き捨てる。
好きにしな。すべては自己責任。
つまりは、あんたの生命はあなたのもの。
死にたければ勝手に死ねば良い。
ともすれば、その悪意の侮蔑のすべてを込めて、
お前のようなバカは、死んでくれた方が助かるのだがな、
そんなことさえもを思っていたりもするのである。

バカは勝手に死ね。
なにもかもが自己責任。
なにをするのも、あんたの勝手だ。
だが、だからこそ、それに他人を巻き込むなよ、と。

他人を巻き込む?・・・!!!

そう、改めて言わせて頂く。

この暴言王に鼓舞された反ロックダウンの人々。
そこに完全に欠落しているのは、
自分さえ良ければよい、そのエゴイズムの暴走、
つまりは、考えられることは自分の都合ばかり、
そこになにより、他人の迷惑をかけることへの気遣いが、
まるで存在していないのである。

ここニューヨークにおいては、
いまやマスクをしないで外出する人々に、
罵声が飛ぶ。

マスクをしろ!しないなら、外に出るな!

そんな叱咤を受けて、うるさい、人の勝手だ、と怒鳴り返すバカ。

IDIOT:バカヤロウ、と人々が叫ぶ。

あのなあ、あんたの身を気遣って、マスクをしろ、と言っているのではないんだよ。
あんたが死のうが生きようが、それはあんたの勝手。
あんたがどうなろうがオレたちはまったく何も気にもしない。
ただ、もしもあんたが保菌者だったとしたら、あんたの菌に汚染されたくない、
オレたちは、それを言っているだけなのだよ、と。

マスクは、自分が感染しないためにつけるのではない。
他人に感染させないためにするものなのだから。
つまりは?
つまりは、バカの弊害、そのとばっちりを受けたくないだけの話なのだ。

このバカの弊害、という奴。
それこそがコロナ災禍の元凶なのだ。

マスクの意味も知らないバカが、
てめえのことしか考えられないバカが、
てめえさえ良ければ他人のことなど知ったことかと嘯くバカが、
そんなバカが、このコロナをここまで蔓延させたのだ。

俺たちはこの未曾有のパンデミックの中で、
とことんそれを、思い知らされているのである。

そしていま、この抗体検査の結果を前にして、
コロナはすでに二月の時点で蔓延していた、
その意味するものが何なのか。

それは一重に、初期対応の不備。
コロナなど、嘘っぱちだ、HOAXだ、とうそぶき続けた、
あの、クソバカヤロウの、大嘘つき、
このバカが大棟梁でなかったとしたら、
いったいどれだけの生命を救うことができたのか。

次々に明らかになるその検査の、その科学的見解の、
その、明白な事実のすべてが、
寅吉さえいなければ・・ その一点に集中していくのである。

改めて、このコロナのパニック状態の中で、
その責任問題を理由にしてはそれを怒りに転嫁するすることは、
集団狂気を煽る自殺行為に等しい。
危機の中で不安に駆られては、その緊張から逃れようと、
追い詰められた人間は色々と妙なことをしでかすものなのである。

そしてこの正真正銘の危機的状況の中にあって、
やれ、インフルと同様だ、マラリアの薬が、消毒液が、
そんな根も葉もない偽情報のすべてが、
人々のパニックを煽っては、
被害をより拡大する悪意の罠以外のなにものでもない。

挙句の果てに、ロックダウン解除だ?
バカが、好きに死に腐れ!

だがしかし、そう、だがしかし、
今回のこのコロナ騒動の最も邪悪な点は、
バカが勝手に死んでくれない。
バカがそのバカの最もたるもの、そのバカと言うウイルス菌を、
辺り構わず撒き散らすのである。

既に誰もが気づいている。
このまま、バカの好きにさせておくと、
このバカどものバカ菌が、
世界中をくまなく汚染していくことになる。

そろそろ本気でこのバカどもをどうにかしなくてはいけないのか。
人類はこのコロナの災禍の中で、
遂にこの憂鬱な決断に迫られているのである。

そしていま、全米で燃えさかる反ロックダウンのデモ行進の前に、
正真正銘の最前線の兵士たち、
日夜医療現場で絶望的な戦いを続ける医療関係者たちが立ち塞がった。

あんたたち、いい加減にして!
これ以上、被害を、そしてわたしたちの仕事を、増やさないで!

あんたたちは勝手に死ねばよい。
ただ、死にたくない人々を殺す権利はあなたたちにはない!

このコロナ災禍の中にあって、誰もが認める真のヒーローたち:医療関係者、
その正真正銘の最前線の兵士たちからの、この痛烈なしっぺ返し。

あるいはこれこそが、悪ふざけを繰り返すDQNどもの、
頭の上からバケツの水、どころか、煮え湯をぶっかけた鉄拳であったのだろう。

この、低能のDQNども、いい加減にしなさい!

あんたたちのやっていることは、
ただのDQNのクソガキの嫌がらせ。

落ちこぼれの低能児たちが、
誰にも相手にされない事に臍を曲げては
教室の後ろに屯して。
気弱な良い子たちばかり相手にしては、
多勢に無勢のときばかり、
不良の顔して、ドヤ顔を晒して、
他人の嫌がることばかりをして猿騒ぎ。

そしてトイレが壊れ、窓が割れ、壁が崩れ、
そして世界が誰も住めない場所になった時、
あなた達は一体どうやって責任を取ろうというの?

端から責任など取るつもりがないから、
後片付けは誰かがしてくれるから、
あなたの腐った頭の中は
そんな甘えた戯事ばかりなんでしょ?

本当の本当の不良は、そんなことなどしない。
本当の本当の不良は、学校になど来ないし。
ましてや、素人相手に威張り散らしたりしない。

あんたたちのやっていることは、
盆踊りの輪に乱入した酔っぱらいそのもの。
あのね、本当の本当のタフな不良は盆踊りになんて来ない。
本当にセクシーな不良の中の不良は、
ダンスフロアの真ん中で、
ひとりで勝手に踊っているものなのよ。










という訳で、俺はひとりで踊ることにした。

バカもお利口も、好きにすれば良い。
俺は知らない、何も知らない。知ったことじゃない。

なあに、やったことと言えば簡単なこと。
つまりは、GOOGLE、その大掃除。

普段であれば、←も→も↑も↓もBBABも、
おしなべて読み飛ばしながらも、
バカだねこいつら、とせせら笑っていたつもり、
ではあったものの、
いやもう、このコロナの親不知子不知の断末魔の中では、
心の浄化こそが死活問題。

この危機の中にあって、嫌なものは見るべきではない。

気に入らないことをほざいた厨房垢を、
目障りな記事を乗せた糞メディア媒体を、
片っ端から、BLOCKのフィルターリング。

なんてことはない、記事の終わりの : マーク、
片っ端から非表示の興味なしのBLOCK CONTETNS

FOX系列はもちろんのこと、
芸能ネタと虫国バッシングしかやらないCBSから、
逆の意味でトランプ下ろし以外なにも眼中にないCNNから。
そして日本語メディア、
いぼ痔民の提灯広告塔の黄泉瓜から飛ばし専門の白痴山系から、
最近ではネタにことかいて異心の怪の便乗喧伝に躍起の各社スポーツ紙。
日本を虫国との戦争に引きずり込みたくてたまらない日本語版NEWズWEEK!
ぶっちゃけ、こいつら狐憑き、というよりは、動物霊に憑依されたとしか思えない、
そのあまりに狂信的な新興宗教的な匂いのする輩、
そのクソ写真記事をぶち巻いた汚染源をすべて元からCUTしては迷惑報告。

としたところが、なんだよ、世界のすべてが一転にして一変しては、
まさにスッキリ晴れ晴れ空気が美味い!

今回大掃除させて貰ったそういうクソ媒体ってさ、
記事の内容ウンウンというよりはそれ以前、
まずなによりも、日本語が下手、ってより、
そもそもまともに国語教育をうけていない。
SVOCから5W1Hから、
名詞から動詞から助詞から副詞から
その日本語文法の基本の基本をまるまるかっ飛ばしては、
わざと気を引くネガティヴなネタを、
意味不明のなんちゃって日本語の見出しにのせて、
つまりは、日本文化を、日本語文法を、
ともすれば、この日本国の日本人そのものを、
劣化させてアクセス量を稼ぐ痴呆的国賊媒体に他ならず。

ただ、そんな毒虫を一斉に駆除してしまうと、
なんとなく、寂しい、あるいは、面白くない、
つまりは、テンションに欠けるなあ、と。

そう、世界のねちょうにょたちは、
ニュースの中にエンタメ性、
つまりは、面白さを求めた、
ぶっちゃけ、ニュースのすべてをスキャンダルに!
そんな厨房乙達を騙して透かして踊らせて炎上煽ってアクセス料を稼ぐ、
そんな浅知恵のチンピラ山師ばかりのWEBメディア、その便所虫のまとめサイト。

掲示板上でSNSで炎上の名無しさんがああいったこういった、
その引用のすべてが自作自演のでっち上げ、
ぶっちゃけ、広告主への忖度の印象操作、そればかり。

それが証拠に見ろよ、
山系系列のクソの山をすべてブロックした途端に、
日本語サイトからバカのほとんどが払拭されたじゃねえか、と。

なんだけどさ、そうやってお掃除した筈のGOOGLEに、
ん?なんだこれ、このクソの匂い、まだまだへばり付いてやがる。
その飛ばし記事が、実は、ヤフじゃから転送されてきている訳でさ。

つまりはもう、そう言うニュースまとめサイトってはなからそんなのばっかり。
見れば見るほどバカになる、
人格が歪む、真実から遠ざかる、
その国民総愚民化の元凶に他ならず。

まあね、そう、人好き好きだからさ。
そう言う奴もいる、そうでない人もいる。
色々居るから世界は面白い、となるところが・・

このコロナの親不知子不知の中にあっては、
このコロナの騒動そのものを面白がることこそが罠、
ともすればその日和見な姿勢こそが生死の境目。

ぶっちゃけ、このコロナに便乗しては、
名前を売ろう、アクセスを稼ごう、金を儲けよう。
コロナ脳、などと、また妙な造語を拡散してはコロナ炎上を煽り、
結果として被害を拡大させることが報酬へと結びつく。
つまりはそんな喧伝にバカが騙されれば騙されるほどに、
コロナを舐めろ舐めろと囃し立てれば立てるほどに金が儲かる。
つまりはコロナを過小評価する
そのすべてが、患者の増加、死者の急増を故意に画策しているのでありなむ。

実はこれまったくもって寅吉の方法、その粗悪コピー、
つまりはマッチポンプ。
患者が増えれば増えるほど、
不況が深刻化すればするほど
人々が不幸になればなるほど
自分が儲かる空売りの原理そのもの。
で、騙されている奴等の論法、
まったくもって、寅吉サポーターのゾンビたち、
まったくもって、そのまんま、そのまんま。

その共通項?誰でも判るだろ。
つまりはそう、空売りだよ空売り。
テメエさえよければ、金さえ儲かれば、
人がどうなろうと知ったことではない、
そんな人々が不幸になればなるほど自分が得をする
そのあまりにも短絡的なエゴイズム。

ただそう、このコロナの災禍の中にあって、
なにがどうなるなど、だれにも判らない。

どうぞお好きに信じたいデマを信じれば良い。

そして、非常に申し上げにくいことではあるが、

バカは好きに勝手にくたばれ。

それ以外には、誰も手の施しようもない、
つまりわ、馬鹿につける薬はねえ、ってこと、なのである。









という訳で、ニューヨークのコロナ騒動、
漸く漸く、トンネルの先に灯りが浮かんできた。

五月一五日を目処にして
段階的にロックダウンを解除する・・

そのあまりの朗報。

それが発表された月曜日、

12時正午に、ニューヨーク上空を、
ブルーエンジェル:米軍アクロバット飛行隊が、
がんばれニューヨークのパレード飛行!

このさり気なくも何気ないイヴェントに、
ニューヨーカーたちが一斉に窓を開けては、
通りへと公園へと繰り出して・・

そして雲ひとつ無い真っ青な空に、
青い機体があっ!という間に飛び去って・・

犬のおしっこを待つ間に、あっ!あれ!
と指差したときにはすでに摩天楼の彼方。

ロックアウト呆けしたニューヨーカーたち、
思わず遅刻しては、ええ、まさか時間通りに来るとは思わなかったと苦笑い。

これこそが、全ニューヨーカーへの、ウェイクアップ・コール!
その鬨の声のシューティングスター。

目を覚めせ、ニューヨーカ-!夜明けは間近だぞ!

その途端、ダウンタウンから、ブルックリンから、クィーンズから、
ウエストサイドからミッドタウンからイーストサイドから、

見た?見えた?見た見た?ブルーエンジェル!

その目撃動画が、あっちこっちから送られてきては花盛り。

ニューヨークって良いなあ、と思わず。
色々あったが、いまもあり続けてはいるが、
俺は、この街を選んで、本当の本当に良かった!

ニューヨークは、そして、ニューヨーカーは、不滅だ!

思わずそんな事を叫んだ春の午後。

そしていまやニューヨーカーたちにとって毎日欠かせぬ習慣となった
アンドリュー・クオモ州知事からの言葉である。

このコロナの騒動の中で、様々な意見が飛び交っている。
その中には、心無い中傷や、恫喝や、嫌がらせから苦情から、
ともすれば、このコロナの原因がなんであるのか、
その憶測の、陰謀論、なんてのが飛び交っては、
そう、わたしのところにも、そんな恐喝まがいのメッセージを、
数多く、頂いている。

ともすれば、国の政治を司る人々からの、
その目を疑うような心無い言葉の数々。

国民の命を守る筈の政治家が、
逆に国民の生命を危険に晒すデマを振りまいては、
このコロナの災禍を政治的に利用しようとする、
そんな悪意の下心を感じない訳にはいかない。

であるが、それと同時に、
全米の、全世界からの激励の数々、
そしてなにより、世界津々浦々の医療関係者からのご協力ご尽力。
それがなければ、ニューヨークは、生き延びることができなかった。

政治とは、政府が率先して国民を啓蒙すべきシステムではあるが、
それと同時に、国民が率先して政府をリードする、
そういう場合だって、ある、あり得る。
そして今回のこのコロナこそが、その素晴らしい例である。

SNSを通じて国中が疑心暗鬼と陰謀論と、
偏見と憎悪に包まれている、それと同時に、

どうか、これを見て欲しい、と幕を降ろされた壁一面のパッチワーク。

色とりどりの色彩に溢れたその前衛芸術的なまでの色彩の乱舞。

御覧のように、これはすべて、全国から全世界から届けられた、
手作りのマスク、その寄せ集め:パッチワーク、である。

このコロナの災禍の中にあって、
それこそ星の数ほどの手作りのマスクが、
ここニューヨークに届けられた。

これこそが、と、目を潤ませるアンドリュー・クオモ。

これこそが、アメリカだ、
これこそが、私達の住む世界なのだ。

疑心暗鬼と陰謀論との狭間で、声高く偏見と憎悪を叫ぶ人々がいると同時に、
これだけの数の手作りのマスクが、
ここニューヨーク・シティに届けられた。

これこそがアメリカだ。
これこそがアメリカの素晴らしさなのだ。
私はそのことを、信じて疑わない。







午後を過ぎて、仕事の合間に、
ふと思いがけない人からのメッセージが届いた。

ハロー、元気? 久しぶり!
まだ生きてるわよね?

なんだよ、お前こそ、いまどこに居るんだ?
エルムハーストよ。相変わらず前とおなじところ。
お陰様でコロナ最大の被災地ってやつで・・

仕事はなにをしてるの?
そう、それがさあ、ってな挨拶代わりの近況報告の後に、

そう言えば、隣の夫婦が喧嘩ばかりしていてさ、
一日中、一晩中、怒鳴り声と金切り声あげて大騒ぎ。
いつ、パーン、ってな音が響くかと思うと気が気じゃなくて。
なんだけどさ、あれ、今日はやけに静かだぞ、とか思ったら、
え? もしかして、とか、思わずゾッとしちゃって。
したら、しばらくしたらまた喧嘩が始まって、
なんかちょっとホッとしたと言うか・・

と、そんな話題に、そう、それなのよ、と。

うちなんか、セックス。

セックス?

そう、セックス。
右の部屋から、左の部屋から、
上から下から、前から後ろから、表から裏から、
朝から晩まで、セックス、セックス、セックス。
一日中、あの声ばっかり聞かされて、もう気が変になりそう。

わたしもなんか悔しくて、エッチサイトのAV、
これでもかとボリュームあげたりなんかして
我ながら馬鹿みたいなんだけどさ。

彼氏とか、いないのか?

居るけど、
そりゃ一人二人三人四人ぐらいは居るんだけどさ、
でもほら、このコロナの中で、
命を賭けてでも会いたいっていう風でもなくて・・

こんなことになるなら、
ちゃんと誰か捕まえとけば良かったな、なんて。
今更、そんなこと言っても後の祭りだけど。

911の時もそうだったけどさ。
あの大停電のときもそうだったけどさ。
このコロナのロックダウンの間に、
コロナ・ベイビーズ、来年の今頃は、
街中がとんでもないことになってると思うよ。

ほら、また始まった、今度は後ろの部屋。
こいつら、一日に、何回やってるんだ?
二回三回じゃ済まないよ。
なんだけど、その度に男の声が違うんだよねえ。
もしかして独り占め?
居るところにはいるんだなあ、そういう人も・・
ああ、わたしもセックスしたいなあ。
すっごくセックスしたいの。
ねえ、どうしたら良い?
おいおいおい・・・

パニックに襲われた時、
その最善の脱出方法はセックス、
或いは、そう、愛、なのである。

愛を感じること、愛を体感し、
愛に塗れ、愛に浸り切ること。

世界が、不安と恐怖に苛まれては、
疑心暗鬼と陰謀論と、偏見と憎悪に包まれている、
そんな時に、
右の部屋から、左の部屋から、上から下から、
朝から晩まで、セックス、セックス、セックス。

そう、俺たちはニューヨーカーなのだ。
世界で一番タフなリア充の権化。
筋金入りの快楽主義者の、お祭りフリークスたちなのである。

世界がどうなろうと知ったことか。
陰謀だ?疑心暗鬼だ?偏見と憎悪と人種的軋轢だ?

馬鹿か、知ったことじゃねえよ、そんなこと。

このロックダウンの巷、
世界からの心配をよそに、
当のニューヨーカーたちは、
一流レストランからの出前サービスに舌鼓を打っては次々とワインを開け、
部屋中にムンムンとマリファナの煙を立ち上らせては音楽を聞き続け、
あるいは、朝から晩まで、セックス、セックス、セックス。
そんな快楽のパッチワークの繰り広げられる窓まどマドの狭間で、
俺はそして、今日も犬の散歩に出かけるのである。

そう、俺たちはニューヨーカーなのだ。
世界で一番タフなリア充の権化。
転んでもただでは起きない、神をもコロナさえも恐れない、
筋金入りの遊び人たちなのである。

そして俺たちが、そんな不謹慎な道楽者である限り、
ニューヨークは、そして、ニューヨーカーは、永遠に不滅なのだ!

コロナがなんだ。
俺たちは絶対にくたばらねえぞ!

そして今日も鳴り響く午後七時の大歓声の中で、
俺たちニューヨーカーは不滅だ、
その志を、新たにするのである。

この街に住んで良かった!

それこそが我らニューヨーカー達の
心の拠り所、なのである。







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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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