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BABYMETAL LIVE AT THE FORUM THE ONE限定鑑賞記

Posted by 高見鈴虫 on 16.2020 BABYMETAL☆ベビーメタル   0 comments
いやあ、どうもどうもどうも。
お元気そうで、というよりは、ご無事でなによりです。

という訳で、あいも変わらずの STAYHOME STAYMETAL

お陰様でここニューヨーク・シティ、
漸くとその地獄の峠だけは乗り越えたようで、
徐々にではあるものの、
明らかに確実に雪解けの兆しは見えては来ていますが、
ただ当初予定をほのめかされていた5月15日からの解禁が、
予想通りやはりまたまた延長されまして、
いやはや、この勝負はなによりも持久戦の忍耐力、
とは腹をくくっていながらも、
冬を過ぎ、春を過ぎ、いつしか空は初夏の様相。
その夢のような青空をただただ眺めるばかりこの幽閉生活。
さすがにこれはちょっと、と鬱々とした状態・・

という訳で、この鬱屈の底にあって、
またまた真の救世主:GREAT FOX GODからのまたとない贈り物。

BABYMETAL LIVE AT THE FORUM
その全貌を網羅した珠玉の完全映像盤、その発売開始!という奴で。

で、はい、早速ですねえ。
まいどまいど、本当にありがとうございます。

思わず感極まっては、その感謝状を綴り初めてはみたものの、
でもさ、これ、まだまだ発売されたばかりで、
つまりはTHE ONE会員以外の一般メイトの方々には、
まだその現物がお手元にないかたもいらっしゃるのかと。

なのでそんな方々に、いきなりネタバレ、っての
はちょっとあまりにも大人気ない。

なので、改めてこれ、ここからの文章はすべてオフレコ。
であれば、THE ONE 会員の筋金入りメイト様方限定、
とさせて頂くというのはどうでしょうか、と。

という訳で、このBABYMETAL LIVE AT THE FORUM、
そのTHE ONE限定版。

この後にWOWOWにおいて放映が予定されるかの幕張メッセのその二日目、
その種明かし的な決定的映像の公開を前にして、
とりあえずはこの発売されたばかりの BABYMETAL LIVE AT THE FORUM 
忘れもしない2019年10月11日、
ここ米国におけるロックの総本山、
その伝説的殿堂における堂々のソールドアウト公演。

ベビーメタル史上の中でも、
あの、奇跡の大逆転公演:WEMBLEYアリーナから、
そして本家日本における頂上決戦:東京ドーム公演と並ぶ、
正真正銘の金字塔であるところのこの LA THE FORUMにおける未曾有の大祝祭公演。

その全貌がついについに明らかになったぞい、と。

で、改めて、ここから先、激しいネタバレ、となりますので、
くれぐれもくれぐれも、筋金入りのTHE ONEメンバーに限定、
ということでお願いします。

多分にセンシティブな内容を含むことなるかと予想しますので、
そこから先は、自己責任!

そう、恨みっこなしよ、の自己責任ってことで、
その大人の対応、何卒宜しくお願いちょんまげ仕ります、と。







という訳で、はい、頂きました、BABYMETAL LIVE AT THE FORUM。
誠にありがとうございます。
いやあ、これ、お届けいただいてからちょっと妙に間を開けちゃったその理由なんですが、

まあ確かにお知らせ頂いたのがまだ発売以前・笑
ともすれば世界のほとんどの一般の方々にはまだお目に触れる前、とあって、
であれば、と、ちょっと気晴らしまでに、と迷い込んだWEMBLEY ARENA。
前回のSTAYHOME STAYMETALの第二弾として世界同時配信された
あの奇跡の大逆転公演。

図らずも、あまりにも予想外ながらも、
これまで何度見返してきたかも知れない定番の中の定番、
BABYMETAL LIVE AT WEMBLEY
世界のロック野郎たちにとっては不滅のお手本的スタンダードであった筈の、
この教科書的なまでの定番の定番が、
改めて見返して見れば驚愕に継ぐ驚愕。
思わず持っていかれては夢の桃源郷を彷徨うことにもなったのですが・・
→ BABYMETAL STAYHOME STAYMETAL 第二弾 ~ LIVE AT WEMBLEY その奇跡の大逆転劇 - 蛇足的真相の再考察

という訳で、そのウェンブリー・アリーナ映像、
時空を越えた第二波第三波の余韻にやられ尽くされてしまっては、
ともすればこのTHE FORUMの公演を見る前に、
ちょっとこのウェンブリーの衝撃を拭い去っておいたほうが良いかもかも、
その勝手な自己判断。

そしてなにより、このTHE FORUM公演、
ご存知の通り、この俺自身もおっとり刀で駆けつけては、
その末席を汚すことにもなったその紛れもない実体験映像な訳で、
そのいまだ記憶に新しい追体験とそしてその映像的視点とのGAPの様を思い知った、
先日のWOWOWでの特別放送。
→ 祝・ベビーメタル LIVE AT THE FORUM ~  WOWOWにてほぼ完全放映 その鑑賞後記 
その餅は餅屋の映像の魔術にこれでもかと心酔しては、
追体験的疑似体験を繰り返してきた者としては、
そして改めて発表されたこのBABYMETAL LIVE AT THE FORUM。

WOWOWにおいてCUTされた数曲、
そのすべてを漏れなく網羅した完全収録盤となるわけで、
で、できることなら、これまでのすべてを記憶を拭い去った上で、
まったく新しい体験としてこの映像を新たに客観的達観しての初見体験。
嘗て自身の参戦した同じ公演を、映像美で、そして、音源として、
まったく新しいものとして体験し直す、
その一粒で、二度も三度も、味わい尽くすベビーメタル三昧。

で、あれば、と今回の企画。

敢えて、その追体験的な思い出語りをできる限り払拭し、
強いて言えば、その究極の音源主義者としての面目躍如、
その目眩ましとなってしまうことにもなりうる
その映像的な視点よりはむしろこのTHE ONE限定となったCD音源。

この音源だけの世界に没入しては瞑想的音源世界。

果たしてその極音源的次元の中に、
これまで視覚的、演出的、映像的、
あるいは、現地の実体験においてさえ気づくことの無かった、
この音源的世界にいったいどんな真相を垣間見るのか、
そんな酔狂な挑戦にお付き合い頂ければ、と思う次第にてごじゃります、と。

題して、BABYMETAL LIVE AT THE FORUM 完全収録盤、
THE ONE限定CD音源の、鑑賞浣腸、じゃなかった、はい、鑑聴記、

出来る限り、同時進行的に、思ったことを思ったままに書き連ねては、
それは例によってまたまた脈絡も必然性も客観性も、
真意どころか真相どころかオチさえもない、
ただただ乱文乱筆の踊る独断と偏見だけの
脊髄反射的狐火的な印象羅列の迷路。
ともすれば憑依状態の自動筆記状態にもなる筈。

改めて、ここから先も自己責任。
そこでいったなにが起こるのか、俺さえもが知らない実況中継となりますので、
予めご了承ください。




「BABYMETAL LIVE AT THE FORUM THE ONE限定CD音源鑑聴記」

01: FUTURE METAL

おお、いきなりのこの大歓声!
ああいまも覚えてるよ、あの絶対絶命の崖っぷち、
闇夜の底のような手元さえ覚束ない暗い暗い舞台袖で、
いきなり天にも届く巨大スクリーンに浮かび上がったこの映像・・

あの時、え!? これ、これまでの小箱公演での
ギミチョコの前に披露されていたちょっと休憩的な紙芝居、
あれには実はこんな映像が映されていたわけ?
へえ、でかいスクリーンだとこうも立派に見えるのか、
と新たなる感銘に耽りながらも、
実はさ、俺はこの時、まさにステージの真下の真下の鉄格子の前、
あのスクリーンがあまりにも巨大過ぎてはその全貌を計り知ることができず、
つまりは、真下から見上げる垂直画面、
映画館で言えば一番前の子ども用席ってやつでさ。
で、そう、ここここ、この歓声が一際盛り上がったところ、
つまりは、すぅめたると最愛めたるのアンドロイド像が立ち上がるところで、
え、これ違うぞ、と思ったんだよ。
え? これ、違う! これこれまでの小箱の映像と違うぞ、と。

つまりは、と思っていた。
つまりは、このTHE FORUM 
その構成が、曲順が、その演出からアレンジからのその企画方針のすべてが、
そのなにからなにまでのすべてが、これまでの小箱公演とは似て非なるもの。
つまりはまったく新しいプログラムをこの大箱用に用意している。
つまりは、これまでの予想のすべてを覆す
驚愕に次ぐ驚愕のびっくり箱仕様。
一体この先、どんな仕掛けが待ち受けているのか、と。

そんな俄な戦慄に震えながら、であれば、と思っていた。
であれば、その一曲目、果たして、コバメタルはなにを持ってくるのか!?

メギツネか、RORか、あるいはまさかのギミチョコか・・・

その唖然呆然の戦慄的驚愕の中にあって、

で、で、で、でたあああ、ダダダダダダダンス!

02 DADA DANCE ft TAK MATSUMOTO

そのイントロが流れた始めた途端のイントロ当てクイズ、
ぎえええええ、ダダダダダ、ダダダンス!?
いやあ俺、叫んじゃったんだよ、
思い切り、ぎゃあああああってさ。
みんな叫んでたよ、その真意に気づいた奴等。
ぎえええええ、やったやった、やりやがったベビーメタル!ってさ。

そのDADA DANCE、
本日発売されたばかりのその生まれたての新譜、METAL GALAXY。
つまりはこの会場において、普通一般人は誰一人として誰も知らない筈の、
そんな曲を、まさかまさかこの大一番の一曲目に持ってくるとは!!!!

これだ、これだ、これだ、これこそがベビーメタルだ!
これだ、これだ、これこそが、THE GREAT FOX GOD コバメタルの心意気。

これまでの待ち時間の暇つぶしを共有してきた
世界各国からの筋金入りメイトたち、
あの謎の業界人であった髭の怪人酋長さんから、
あの全身入れ墨のドパンク野郎からおぱいもおちりの丸出しのバイカーチックから、
日本からの遠征組のVIPさんから、
そして世界各国全人種の入り乱れた有象無象の魑魅魍魎たちが、
一同にぎえええええ!
大声をあげてはゲラゲラ笑いながら飛び跳ねてはくるくる回っては、
思い切り思い切りのハイタッチ!
やったやった、やってくれたぜ、ベビーメタル。
ぎゃははは、よりによってその初っ端から、
いきなりの、ダダダンスと来やがったぜ!

つまりはこれこそが、DON'T THINK FEEL!

考えるな、感じろ、見ろ、見てくれ、このベビーメタルのありのままの姿を!
その謎のメッセージの意味するもの。

始まったぞ、ベビーメタル、ついについにその全貌、その生の御姿の降臨の様。

そう、あの時、この大歓声があがった瞬間、
おい、あれを見ろ!と指さされたその真正面の目と鼻の先の漆黒の闇の中、
その目潰しの閃光の中に一瞬浮かび上がったシルエット。
ええ?あれ、いま見えたの、最愛メタル?
ええ?あれ、あれいま見えたの、誰だれダレ、
あれこそが、世紀の大怪獣:すぅめたる・ゴジラのその姿!?

その、はじめの一歩の、だるまさんが転んだの目眩まし・・

げげげ、やりやがった、ベビーメタルがまたまたやりやがった。

この未曾有の炸裂、その爆裂的な爆発、それは核爆弾か惑星衝突か!

いやあ、手が震えた、口が戦慄いた、全身がガタガタと軋み始めて、
それがいきなり怒涛のビートの中に叩き込まれては錐揉み状態であったのだが・・

と言うわけで失敬失敬。
そうそうこれは純粋にその音源からの耳聴的査定的試聴的な、と言う事だったよね。
なんだけどさ、
そう音とか匂いとかって、
その視覚的要素がないといきなり記憶部分に直結してしまって、
映像を前にした時よりも寧ろそのフラバ的光景がありありありと蘇る。
その記憶的フラバと前回のWOWOW映像、
その渾然一体とした疑似的記憶の再構築を見ながら、
改めてこの明確明瞭たるクリスタルクリアなCD音源。

え?まじで? と思わず。
え!?マジで?
あの時あの場で、まさかこんな演奏が繰り広げられてたの!?

これ早い、凄く早い、このドラム。
いま聴き直すと明らかにそう聴こえる。

これ、走ってるよね?
思い切り走ってる、疾ってる、
ともすれば、
思わず興奮しては、
勇み立ち浮き足立ちのアンソニー君・笑

いやあ、走るのが良いの悪いの言うつもりもない。
かくいう青神様も、その出だしは初っ端はその滑り出しは、
かなり早い、かなり軽い、かなり走っている煽ってる、その筈。

なんだけど、これ、このダダダンス、思わず、早やっ!

これ、このドラム、完全に逝っちゃってねえか?と。

いや、俺、アンソニーってさ、
これまで小箱で見てきた限り、青神さまにくらべてかなり重め。
その超人ハルク的な筋肉もりもりの重戦車、
アメリカン馬鹿ロックの真髄のように、そのビートが重い、スネアが重い、
その音が、図太くも、頑強にも、
しかしその分、つまりはその張りに軽やかさにシャープなスピード感に欠ける印象があったのだが・

これ、このダダダンス、ドラムが早い、ってか、走ってる。
ともすれば、そのドンカマの打ち込みシーケンサー、
今にもブッチギリそうじゃねえか、と。

へえ、と思わず。
あいつ、逸ってたんだな、と。
それは如いて言えば浮足立つってぐらいに、
逸って逸って逸って、突っ込んで突っ込んで突っ込んで、
もしかして、コークでもぶちこんでたってわけでもあるまあに、と・笑

おっと、このハイハット、ええ、フラムかましてる・笑
16で刻みながら、しっかりちゃっかりのパラディドルの裏技。
これ、こういう遊び、青神様はやってなかった。
その譜面に16とあれば16。8とあれば8。
32とあればええ冗談だろともいわずにきっちりと32。
水も漏らさぬ譜面通りの契約通り、裏音なし、遊びの余地の一切無し。
ともすれば、ドラマーであれば当然やってしまうその手癖的な裏音の裏技
そのすべてを端折って端折って端折りきったところにこのベビーメタルの斬新さがある、
と思っていたのだが。
おいおいおい、このアンソニー。
一曲目の初っ端からいきなり手癖のオンパレード。
で、その結果がなにかと言えば、このビートの揺れ。
ズンズンと落としこむそのバスドラに乗っかってはそれを土台にして、
ともすればその上半身自由自在の遊び放題。
このスネアの、そのハイハットの、その手癖的な裏音無駄音のオンパレード。
疾走ってるなあ、揺れてるなあ、まるでベビーメタルじゃないみたいに。
ただ、そう、ただ、その結果を見れば、
この一曲目のダダダンス。
このなにもかもが唖然呆然であった驚愕の中に、
ついに姿を現した伝説の巨人:ベビーメタル。
いまでも覚えているぜ、あのあの一曲目からの怒涛の大狂乱。

そう、あの狂乱の空気すべて、あの絶体絶命の絶壁を全力疾走するような、
あの狂気の坩堝のそのものを、なによりもこの危ないドラムが物語っている。

思わず改めてのこのCD音源、
おいおいおい、と笑っちゃったよ、
アンソニー君!オマエはまるで、ゴリラかカバか、
あるいは砂埃を立ち上げるサークルモッシュの牛カモシカ、
そのものじゃねえか。

いやあ、なんだけどさ、そう、通常であれば、ドラムがここまで荒れちゃうと、
ともすればそれに流されては全員がしっちゃかめっちゃかの大競争大会、
となるところを、
このすぅめたる。その不動の安定感。

いや、すぅちゃんも逸ってるよ。
すうちゃんこそがイキってる、荒れてる、荒れ狂ってる。
ぶっ飛ばしまくっている。

なんだけど、そう、この声、この声色、この音の伸び。

揺れてない、ぶれてない、震えてない。
リズムの荒れにも微動だにしない
この絶対的な安定感。

この伸びて伸びて突き抜けては響き渡るこのすぅちゃんのロングトーンこそが絶対音。
支えてるんだよ、このボーカルがすべてを包み込んでは支えてる。

最愛は判ってんたんだな。
すぅちゃん、さっすが、声が出てる、伸びてる!うねってるぞ、って。

これは貰った、と最愛はほくそ笑んでいた筈。
THE FORUM 貰ったぞ!と。

でさ、今更ながら、そのすぅめたるの秘密。
すべてのミュージシャンが、ああ、この人は!と一瞬において確信する、
このすぅめたるへの手放しの尊敬のその理由。

つまりは、舞い踊れ~!のこの転調部分。

いやあ、俺、嘗ての経験から、この微妙な微妙な勝負所、
いやあ、普通だったら、ちょっと抑えろ、と。
これ、ここの部分で、ちょっとでも音を外したらブルったら掠れたらひっくり返ったら、
それこそすべてがおしまい、のぶち壊し。
ここはちょっとおさえろ、無難に抑えていけ、と。

なんだけどなんだけど、そうはいかないのがベビーメタル。

この映像でも、この、舞い踊れ~の転調部分のすぅちゃんの表情が、
いきなりぶち抜かれてはアップになったはず。

すぅは逃げない、すべての勝負において絶対に逃げない!
思い切りガチンコに、ともすればいまが見せ場とここぞとばかりに倍返しの倍返し。

あの時、この転調部分、その声が、アリーナの天井をビリビリと震わせる様、
あの時、事情通のあの髭の酋長が振り返っては目を見開いては、
うひょひょひょひょひょ~と。
ゲラゲラと笑いながら、すげえええええ、すぅめたる、すげええ、と。
見たことねえ、こんなひと見たことねえぞ、と!

そう、判るやつには判っていた。
あの一瞬、あの舞い踊れ~あの一瞬こそがすぅめたるのすべて。

泣いちゃったよ、これだけで、この一声だけで泣いちゃったぜ、と。

どんなもんだい!と最愛が顎を上げたんだよ。
観たか、これがこれがこれが、ベビーメタルだ!

03:メギツネ

という訳で、一曲目から見ず知らずの新曲をぶちかまされては
唖然呆然のスタンド席の初見さんたち。
なんでなんでなんで、なんで一曲目からいきなり知らない曲なの?
で、で、で、なんでなんで、なんでこのフロアのひとたち、
なんでこれほどまでに熱狂してはブチ切れては大騒ぎしているの?
その虚に包まれたスタンド席に、そして朗々と響き渡る、出ました、メギツネ。

あの時、もう場内が、ごおおおおお! 
それはまるで地響きのように地鳴りのように。

でさ、あのイントロの時、円陣ステージのその最後部に置かれた譜面立ての袂。
まるで峠の街道沿いの道祖神に手を合わせるようにちょこんと座ったすぅめたる。
そこに置かれたペットボトルのお水で喉を潤しながらふとあげたその表情が、
え?と思うぐらいになんともあどけなくも天真爛漫なそのままで。
え?すぅちゃん、ぜんぜんビビってないどころか、
この怒涛の大歓声に包まれるアリーナの中で、
ビートに合わせて振り上げられる腕が嵐の大海原のように波打つ中、
たったひとり、このすぅめたる、
ともすれば、まるでひょうひょうとお空の鳶でも眺めるように、
きょとんとした顔のまま、そのあまりんもあっけらかんとした素顔のそのまんま。

この人、違う、と思っちゃったよ。
この人、違う、ってか、常人では計り知れない、まったく別の世界で生きる人・・
あるいは、どんな場面においても冷徹に冷静に、その状況を見極めてる人。
そんなすぅめたるが、ふっと顎をあげて、隣の百々子メタルに目をやっては、
その時に百々の表情に浮かんだあの満面の笑み。

すげええと思ったよ。
やっぱり、ステージと、客席はまったくの別空間。
この客席のひとりひとりにそれぞれ別々の違った空間があるように、
このステージの上の三姫、その世界のすべてから隔絶されたまな板の上。
そこは、と思ったんだよ、そこはまさに、まぎれもない天上界。
つまりは、ステージこそが聖域:サンクチュリアなのだ、と。

という訳で、改めてこの音源世界。
おっと、ギターのリフ、滑ってる。
ベースの切れが悪いって、そうかピック弾きだもんなあ。
で、ドラムがハネてる踊ってる、踊っちゃってる。
つまりは、すぅちゃんのロングトーンの支えがないと、
バンド自体が踊り踊っちゃってるんだけどさ。

で改めて、このシンコペの切れ味のあまりの違い。
これ、ターギか?太鼓か?そのバスドラのアタックの?
いや、実は違う!
これ言っちゃって良いのかな。
先日のウェンブリー、あの音の3Dの中で、
何より驚愕したのがあのBOHさんのベース。
あのベース、まさに3Dかホログラムかってぐらいに、音が立体的なんだよね。
でその秘密ってのが、何よりもそのミュートのシャープさ。
以前の夫婦茶碗であったベーシスト、
練習の合間に、ねえベース教えてよ、
とそのフェンダージャズベース、
見よう見真似で爪弾くたびに、
やめろ!うるさい!耳が腐る!
といきなりのマジ切れ。
あのなあ、
弦を弾くと音が出る、それだけが楽器じゃないんだよ、と。
弦を鳴らし、そして指を離すと音が切れる、
その息を吸って吐いてのオンオフの中で、
ともすればベースにとって最も重要なのは、
アタックよりは寧ろミュート。
フィンガリングとミュートとの絶妙のアンサンブルによって、
旋律を奏でながらそれと同時にリズムをビートをグルーヴを作り出して行くのだよ、と。
ともすれば、ベーシストはターギの空ピッキングの全て、
そしてドラムのあの繊細なシャドーの裏音のすべてを、
そのフィンガリングとミュートの中に包括しているものなのでありなむ、と。
そしてあのウェンブリーの3D音源こそがその見事なるお手本。
あの複雑怪奇な、それはまさにトーキングベースか6弦のポリリズムか!
ベースと言う楽器の魅力が魔力が威力が、
すべて凝縮されたかのようなあのBOHさんのプレイ。
その最も顕著な実例が、
何よりあの メギツネ であった筈。

そしてこのフォーラムでの音源を聴く限り、
そうか西の神はベースにそれほどの趣を置いていないのだな。
それはこのドラム馬鹿からすれば、
なんかこの女狐、見栄えは良いけどマグロだな、
そんな不埒な印象をもっては物寂しくもあり物足りなくもあり。

このなんともメリハリに欠けるのっぺりとした音。
そこに無理矢理にシンコペを持ち込もうとするから音がバラける散らばる浮き足立つ。

なんだけど、はい、そこでいきなりほんま者の女狐の御登場!
この、いにしーえーの、のロングトーンが入ったとたんに、
音が締まる、そこに安定が生まれては、
そこに永遠の広がりが生まれる、と。

すぅの声が響いた途端に世界のすべてが様変わり、
そしてこのヴォーカルがすべてを支えすべてを包み、
その壮絶なオーラの中にすべてを絡め取って行く。
すぅのヴォーカルこそが華であり顔であり、それと同時に土台であるのだ。
西神バンドはそんなすうの掌に乗せられてはただただ転がるばかり。
ただそんな西神バンドのジタバタが、
しかしそこに乱れを荒れを、と同時に明らかなる息吹、
そのリアルな生々しさを持ち込むのである。

この手法、これ、メタリカだな、とふと思う。
つまりはあの水も漏らさぬ、ギターとベースのリフ、
あのカミソリのように研ぎ澄まされた鋼鉄のリフの中にあって、
あのラーズのドラム、あのゆらゆら揺れる~といつまでも落ち着かないドラムこそが、
唯一絶対のリアリズムと。

つまりは、今回のこのTHE FORUM
ベビーメタルこそが不動の安定感をキープしつつ、
そのバックバンドこそが未知数。
その揺れの荒れのそのリアルなグルーヴの仕掛け人。

ぶっちゃけ、ウェンブリーの絶体絶命の中にあって、
しかし神バンドが不動の安定感を支え続けた、その縮図が、、
今回はその役回りが真逆の関係で、
絶対君主たるすぅめたるに対して、
この米国荒武者軍団がどうやって食らいついては追いすがり、
そして同化していくのか、と。

つまりはそういうことになるのかな、と思った、その矢先・・

ここで、この仮面の陰に隠れたすぅと最愛のお決まりの暗号通信。
でさ、このフォーラム、この仮面の裏のすぅちゃんを見つめながら、
最愛がなにか口唇で囁いて、まるで照れ笑いたを浮かべたチェシャ猫ように、
ニヒヒヒ、と笑って見せたんだけど、
で、その一瞬の会話の後に、一瞬、むっとした表情を浮かべては、
もう、まったく、とほっぺたを膨らませたすぅめたる。
なんだけどさ、はい、なんだけどなんだけど、
この一瞬のすぅと最愛の仮面の裏の無言の対話によって、
いきなりステージが化けた。
これまでの一種の気負いが硬さが、いきなり弾けては砕け散って、
ヘイ! フォーラム! その響き渡るC&R!
あれで、あれで、あれで、なにもかもが一挙に覆った、世界が色を変えた。

ほら、ほらほら、声が違う、伸びが尚一層違う、その声量そのものが違う。
ともすれば、えええ、バンドの音が、全然変わっちゃったよ!おいおいおい。
これぞ、ベビーメタルマジック、その変幻自在の魔術、そのものじゃねえか。

あの最愛の魔法がなんであったのか!?
お判りのかた、いらっしゃいますかね、と。
想像の妄想の率直なご意見、お待ちしてますです。

04 エレベーター・ガール

さあ、難所です、難曲です。
これ、この曲、
あのまま、あの出だしのジタバタの中でそのまま突入しちゃうと、
ビートが流れてリフが滑っての空回りのオーバーヒート。
まったくもってド素人高校生の文化祭ステージ、
なんてのになっちゃうところが・・

おっ!スネア、溜まった! 
この出会い頭のスネア一発によって、
いきなりビートにがつんと芯が入った、と。

うわあ、すげええ!凄い凄い凄い!

この曲、確かWOWOWではカットされてた筈なんだけど、
いやあ、これ、この青デロの中でも秀逸の一曲。

このドラムすごいぜ、完全に吹っ切ってる!
そのターボ前回のフルスロットル。
うわあ、ドラムだけで完全に引っ張ってるな。

なんか、神バンド、この曲で完全にもろ化けしてる訳で。

つまりはメギツネにおける、あの最愛の一瞬の魔力が、
神バンドさえもすべて覆しているんだよねえ。

あるいは、とふと思っていた。
あるいは、アンソニー、
そのドラマーの夫婦茶碗たるベーシストを敢えて振り切っては、
その指標を、標的を、そのアンサンブルのシンクロのパートナーを、
すぅめたるのボーカルにロックオンしたのではないのだろうか、と。

そう、このエレがを境にして、なによりもドラムが変わる。
それはまるで、あのすぅめたると蒼神様との夫婦茶碗、
その手法そのものにして、
アンソニーのドラムが、すぅめたるのヴォーカルとシンクロしては、
そのすべてのユニゾンの、そのキメの、間合いの、そのタイミングを、
他ならぬすぅめたるのヴォーカルを指揮者として計り始めている。

そしてこの怒涛の重量戦車隊:西の神バンド、
そのメンバーのすべてが、すぅめたる!
この唯一絶対の女神に完全に絡め取られては掌握され尽くした時、
そう、その瞬間、このエレガから、
このTHE FORUMにおける隠された奇跡、
その、怒涛のドラマが急展開を始めるのでありなむ、と。


05 SHANTI SHANTI SHANTI

突如のエキゾチックモードにステージそのものが上昇を初めては天上界。
まさにすべてが一瞬で覆るこのドラマ性。

そう言えばこの時、ああ、すぅちゃん、顔が違う、と思っていた。
なんかさっきのメギツネの七変化じゃないけど、
エレガの妖艶おねえさんモードから、
この曲においてはまさにおとぎの国の王女様。
このすぅちゃんの表情そのものが、一つのドラマ。ひとつの芸術なんだよな、と。

でさこのSHANTI、そのあまりにも見事過ぎる歌声から、
改めて、リップシンクじゃね、なんて声があった気もするが、
いや、そう言いたくなる気持ちも判るよな、と。
だってさ、この大舞台で、この編成で、このダンスで、
声がまったくぶれてない、歌がまったく揺れていない。
まさに神業だよね、まさに超人すぅめたる。

いやあ、あの時、最愛ちゃんがほっぺた真っ赤にしていた覚えがあってさ、
百々ちゃんなんか汗だくになってて、
ああ、上の方はかなり暑いんだろうな、とは思いながら、
ふと見ればすうちゃんは、平気のへの字で涼しい顔しててさ。

なんだよこのひと、と正直恐ろしい気までしたものだが。

いやあ、綺麗だったよ、天空一杯に広がるあの曼荼羅模様に、
朗々と響き渡るあの天からの美声。

すっげええ、すうめたる、本当に本当に、この人は天才ってより超人。

その確信を新たにした、と。



06 で、本日の目玉、KAGEROU 待ちに待った神バンドソロ!

はい、この曲、このカゲロウこそは、この西の神バンドの真骨頂。
ああ、これ、この曲において、アンソニーは、
ビートの主体を、バスドラから右手のハイハットに切り替えてる。

まあ聞こえてるドンカマの音源にもよるんだろうけどさ、
ダンス系ではバスドラ主体で上で踊らせて、
メタル系ではスネア主体でバスドラで遊んで、
で、この本ちゃんロック系では、ハイハットを主体にしては、
ビートそのものを踊らせる畝らせる唸らせる。
で、はい、お気づきですか?
このスローな8ビートにおいて、
アンソニーはもうフルパワーで力いっぱいにハイハットで8を刻んでるんだけどさ、
その中で、ともすればそこに16の音が隠れている。
これ、ジョン・ボーナムもそうだった。あの人の8分のハイハット、
あれが不思議と、16に聞こえるんだよね。シャカシャカシャカと。
あれ、どうやるの?
スティック短く持ってるからなのかな。
そう、ジョン・ボーナムも、そしてこのアンソニーも、スティックを短く持ってる。
つまりはそう、ジャズみたいに。
青神様も、そして俺を含めたほとんどすべてのドラマーは、
ことロック系においては、スティックはいちばん長めにそのお尻を持っていた筈。
なんだけどさ、そう、この短か持ちスティックの妙技。
これ、短く持っちゃうと、その遊びから反動からが制限されちゃって、
ともすればその比重のすべてが、手首と肘と腕とにかかっちゃう。
つまりはその究極の力技ってことなのでしょうか、と。
これだけのフルパワーで丸々を押し通すなんて、
いったいどれだけの気力筋力体力なのかと。
いずれにしろ、俺にはできないってか、できるひとあんまりいない筈。

という訳で、この米国ロックの殿堂のTHE FORUMにおける晴れ舞台、
その聖域のど真ん中でソロを取るその一生に一度一世一代の晴れ姿。
いやあ、神バンド、気合い入ってるよね。
まさに、オレはこの一瞬のために生きてきたんだ!
その実力のすべてを出し切っては、思いのすべてが迸るような、
完璧も完璧、とてつもないソロだぜ、と。

という訳で、はい、このカゲロウ、
この曲においてステージの上に魔が降り立った、
まさに神降ろしの瞬間。

これ、そう、この曲から突如として、鞘師里保が登場してさ、
出た出た出た! サヤシだ!サヤシだ!サヤシだ!
指までさしての大騒ぎ。

そう、この鞘師が降臨する時、ステージに魔が降りる。
まさに、魔術的、神がかり的な、魔性を秘めた人。
それが証拠に、
すげえええええ、この神バンド、
すげえええええ、このベビーメタル、
すげえええ、まさに渾身の出来栄え、涙出てきちゃったぜ。

この時さ、いつの間にか隣に立っていた怪人酋長さん、
こいつら、美味しい仕事ガメやがって、なんて言っていたその人が、
このカゲロウにおける神バンドの姿を見ながら、
どことなくも打ちのめされたような、さみしげな顔をしてたんだよね。
負けた、これには勝てねえって。
そう、俺もそう思ってた。
やられたなあ、と。やられ尽くしたな。
この大一番でここまで自己ベストを連発されては、
さすがにちょっともう太刀打ちできねえな、と。

このTHE FORUMにおけるこのカゲロウこそが、
KAMI-BANDであったこの米国仕様の外人部隊が、
西の神バンド、その称号を勝ち得た、
つまりは、新たなベビーメタルのTHE ONE、
大切な家族の一員として迎え入れられた、
その記念碑的な瞬間だったんだぜ、と。

07 STARLIGHT

ああ、もうここで確信的なまでの至福感。
あの世界のすべてが深蒼に染まった深海的世界。

ああ、もう神バンド、完全な重量戦車隊状態。
で、このすぅメタル、うわああ、神憑りだ、神降ろしだ、これぞ神の声だ!!

もうベビーメタルも神バンドもねえなあ。
まさに、青き炎に燃えた火の玉そのもの。

うわあ、このうねり、この炸裂、この爆裂。
紺碧の死の闇と紅蓮の炎、
天使と悪魔、聖と邪、天国と地獄のぶち当たるその瞬間。

いやあ、俺、この曲記憶にねえんだけど。
俺、この時、なにやってたのかな、と。
多分、意識飛んでたんだとおもう。
完全に魔に憑かれてたんじゃねえのかな、と。

で、そんな記憶喪失の穴埋め的後追い的追体験。

これこの曲、ビート的にはまさにベタ、
そう、ピック弾きのベタのゴリゴリの前乗りビート。
これ、ビート的にはちょっと苦手でさ・笑
こういうベタの曲を渡されるために、
シンコペがないとどこにアクセントを持っていって良いか、
とちょっと悩むことが多かったんだけどさ、
で、そこで頼りになるのがベーシストなのだが、
このベーシストにリズム理論の礎がないと、
その唯一の抑えどころであるスネアにアクセントを置くこともなく、
ただただ、ブンブン・ゴリゴリと弦を弾かれるだけで突っ走られてしまう。
つまりはそう、俗言う、メタルのビート、という奴。
メタル系のベーシストが得てしてこののっぺりとしたベタなビート、
これをベンベンと三味線でも弾くようにかき鳴らしている姿、
こいつら、恥ずかしくねえのかな、なんてことを思っていた覚えもあるのだが、
だがそう、そののっぺりとしたベタのビートの中で、
待ってましたと炸裂する、この間奏の妙技!となるわけで。

このスターライト、言ってみればその定番的なオマージュ。
その唯一絶対の見せ場であるところ、
この間奏の複雑怪奇なアンサンブルこそが、
その絶対のキモであり山場であり、そのすべて、なんだよな、と。

で、はい、このTHE FORUM、
そのベタ弾きの歌中部分はすぅちゃんに完全に一任しては、
その気合のすべてを爆裂させた間奏部分、
いやあ、判ってる、こいつら判ってるなあ、と。

このSTARLIGHT、
東神の演奏においてはちょっと掴みどころのない、
あまりにも凡庸な印象を覚えた記憶があるのだが、
いやはや、このTHE FORUMにおいて、
ついについにそのドラマ性の完結、
見事な成就を果たした、と。


08 ギミチョコ

そう、このギミチョコで、
いきなり後ろから背中どつかれてさ、
それで目が醒めた。
もうフロアはメチャクチャの滅茶苦茶。
修羅も修羅、怒涛も怒涛。
跳ぶは走るは殴るは蹴るは、
どさくさに紛れて好き放題やりくさりやがって。

もうこれ、ロックだ、メタルだ、アイドルだ、パンクだ、
ジャパンだアメリカだ、もうそんなこと思い切りどうでも良い。
ただただ怒涛、ただただ狂乱の、ただただ阿鼻叫喚の祝祭的空間。

あの時、すぅちゃんだけが、妙に冷静で、
ともすればサディスティックな薄笑いを浮かべててさ。
その姿、まさに地獄の貴婦人そのもの。

ああ、もう、ベビーメタルも神バンドもクソもねえ。
ともすれば、ギターもベースもドラムもない。
スネアもバスドラもシンバルも、重いも軽いもなんにもない。
すべてが混然一体のベビーメタル。
ただただビートの塊り、つまりはロック、つまりはロックそのもの。

このギミチョコ、
東神と西神、そのあまりの解釈の違いというか、
これ、東神は敢えて、軽くPOPに前乗りに、
つまりは、メタルよりはパンクに近く、アイドルよりはPOPに近く、
そんな絶妙なアンサンブルを醸し出していた、
その重低音における軽さ:POPさ、のスタイルこそが、
このベビーメタルの看板、ではあった訳なのだが、

それを、例えば、そう、あのドラフォーやら、レッチリのチャドみたく、
思い切りスネアを叩き込んでしまうと、
逆にビートが後ろに引きずられて重くなり遅くなり・・

この曲はタメてはダメなんだよ、
走らず、タメず、ウエイトを置かず、
だがしかし、その音そのものはカーンと突き抜けていなくてはならない。
それこそが、味噌。
そう、このギミチョコのスネアこそがまさに青神様の真骨頂であった訳で。

で、この西の神、
やはり小箱で見た時には、まさにこのドラフォー、あるいはチャド、
あるいは世の殆どのドラマーたちの犯した過ちを、
そっくりそのまま周到されていたわけなのだが、

で、果たしてどうするのか、と。
スティックを箸のように軽く細いものに持ち替えては、
鼓笛隊にでもなったつもりでちゃらちゃらと焼きそばでも捏ねるのか?

いや、アンソニーはそれをしなかった。
それはまさに馬鹿の一つ覚え、というぐらいに、
徹底的にフルパワーでスネアをぶち込みながら、
敢えて重くならないように、
そのフルパワーを倍増の倍返し、
思い切りを、もっと思い切り打ち込むことによっては、
パワーだけで押し込んでしまう、寄り切ってしまう、
そんなとてつもない妙技をご披露された訳で。

で?
どうですか、この西神のギミチョコ。
このPOPさの微塵もない、
パワーパワー、パワーだけで押し切る怒涛の重量戦車的ギミチョコ。
カワイイばかりのTEEN POPS時代のギミチョコから、
まさに重低音重戦車隊の怒涛のギミチョコ爆撃隊。

いや、俺はOKだよ。
これはこれで面白い。
これはこれで別な意味での一つの完成形。
こんなギミチョコだって会って良い。
あるいは、そう、このビートを、
ここまでパワーをキープしたままに、
このスピードで徹底的に叩き込む、

いやはや、これぞアメリカン・パワー・ロックの真髄、と。

逆にこれまでのギミチョコが、ちょと物足りなくなってしまう、
そんな気がしないでもないのですが、如何でしょうか、と。


09 必殺のPAPAYA!

うわあ、狂気だよ狂気、このビートまさに狂気以外のなにものでもない。

いやあ、このPAPAYAのために、後生大事に黄色いタオル持ってきたのに、
もうそれさえもどうでもよくなって、
ただただ、踊って騒いで踊って騒いで踊って騒いで。

これ、青神さんのスネアの引掛けが、
ちょっとくどすぎるな、と思った覚えがあるのだが、
これ、このPAPAYA、アンソニーのこの妙に軽い、妙にハネたスネア、
はい、バッチリです、まさにド決まりのドキマリ。

好きなんだろうな、このハネたビートがさ。
アンソニーもジョンボーナムがアイドルだって言ってたしさ。

つまりは、お祭り男、つまりはそう、生まれもってのドラマーなんだよな、と。

でさ、実はずっと感じてたのだが、
このPAPAYA、なんとなくビート的には、タイというよりは、
アメリカの西部劇の、騎兵隊の、とか、
ちょっとそんな感じしなかった?

実はこのPAPAYAのびーと、
その基本となるのは、タッタカタッタカタッタカのギャロップ
つまりはあの、ウイリアム・テル、
あの突撃騎兵隊の、タッタカタッタカと馬の蹄の駆け足ビート、
そう、これ、この曲、
なにゆえにこの西の神バンドがここまでのパーフェクトな出来栄えを示したのか。

そうなんだよ、騎兵隊なんだよ、騎兵隊。
こいつら、このPAPAYAを、
テンガロンハットを被っては西部劇のつもりで奏でていたのではないか、
なんてことを考えてもいた次第


10 歪:ディストーション 

そう、これ、このアリーナ一杯にこのイントロが響き渡ってる時、
覚えてるよ、あの青きサーチライト。
なんかもう、空襲警報ってか、それはまさに最前線のトーチカから、
対空砲火の赤い雨を掻い潜る友軍の爆撃隊を見上げる気分。

俺的にはこのTHE FORUM、この曲が一押し。
もう全曲に渡って、ぎゃああああ、と叫んでいた。

これこのドラム、改めて凄いな。
機関銃というよりは、大砲のフルオートの乱れ打ち。
これほど攻撃的な祝祭に道満ちた曲を聴いたことがない。

これやばいよ、まじでこの曲やばい。

いやあ、この時、覚えてる、スタンド席、すべてが総立ちの総立ち。

そこら中で巻き起こる嵐のようなサークルモッシュ、
まさにフォーラム全体がトルネードに巻き込まれたような・・

俺はディストーションが好きだ。
実はこの曲が一押しだ。
できればこの曲ばかりを一時間でも二時間でも演っていてほしい、
そこまで思うほどに、このディストーションが好きだ、大好きだ。

ただ、この曲の凄さ、
このビートこそがベビーメタルの新たなる必殺技になるべきビート、
とは常々思っていながらも、
どういう訳かこの曲、あまり判ってくれている人がいないという気がしないでもなく。
つまりは、徒花的な浮き方をしてしまうような気もしていたのだがだが、

このTHE FORUM、においてはこのディストーションが嵌った。
まさにぶっ飛ばした、ぶっ飛ばしてくれたぜ、と。

で、その理由なんだが、これ、このアンソニーが、この曲が好き、なんだと思う・笑

そのドラマーの思いれが、その愛着が、情熱が、通じた、大観衆を飲み込んだ、と。

そう、これ、このバスドラの4分ON、これ、基本前乗りなんだよ、前。
で、ハットを思い切り裏で引っ掛ける、それがあってこそ、
次の16のバスドラ連打が映える、その裏表のメリハリの美学。

やっぱこの曲、KAGEROUと並んで、米国仕様なのかな、とは思っていたのだが・・

まさにその通りに、このTHE FORUMにおいて、遂に遂に大化けをくれてくれたなあ、と。

これ、このTHE FORUMのDISTORTION! 必聴です!
聴いてくれ、この錐揉みビート、痺れてくて、思い切り!


11 KARATE 
いやあ、悪い、これ、覚えてない。なにも、なにひとつ覚えてなかった。

ただ、改めて、この音源。
凄いね、ドラム、すっごい力入ってる。
力は入ってるんだけど、もたってない、力んでない。
つまりは完全にビートの虜、その渦の中に溶け込んでる。

改めて、これ、前半と同じバンドとは思えないんだけど。

その圧力が、音量が、その音圧そのものが、
ギリギリまで研ぎ澄まされては、鉄砲水のように押し寄せる錐揉み状態。

いやあ、凄い、東の神バンドも凄いけどさ、
このパワー、このパワーだけは、やはり西の神、その独擅場だろ、と。

12 殺してくれの、へどばん
いやあ、これも覚えてないんだけど・笑

ただ、はい、これ、もう西神も最高潮。
このゴリゴリの重低音リフ、まさにメタリカ真っ青だな。
うわ、バウドラ重い、蹴り込みに蹴り込んで、ぶち込みにぶち込みまくってる。
これ、皮まで蹴破るんじゃねえのか、と。
で、スネア、スネアが煽る煽る、走る疾走る。

うわわ、この怒涛のパワービート、もうグウの音も出ねえ。

おいおい逆にすぅが煽られてるぜ。
やったな、神バンド、完全にベビーメタルとタメ張ってるじゃんと。
あるいは下手すれば、そのまま三姫たちを押しつぶしそうな勢いじゃねえか、と。

もう殺してくれ、と、殺されていた、と、完全に息の根を止められたこのヘドバン。

13 そして ROR 
この遥かなるフィナーレ。

いやあ俺、もうここまでで完全にお腹いっぱいの胸いっぱい、
完全に完全の燃え尽きモードでさ。

自分の立ち位置から入口から出口から、
ともすればステージが何処にあるかさえ判らなくなって、
ただただぐしゃぐしゃ、ただただ錐揉み、ただただ嵐に舞い上がる藻屑のように、
ただただぶっ飛ばされ切っていた、と。

そうそう、スタンド席の先端で踊ってたやつが、いきなり飛び降りそうになって、
おいおい、やばい、と周り中から取り押さえられてて大爆笑。

行け、行け、行け、行け、行っちまえ、ベビーメタル。

このオーオーオーの、C&R。
この世に現存する、最高最上の至福的瞬間。

両手を掲げてただただ声を上げるやつ。
いまだにモッシュを繰り返す奴、
そのグシャグシャな修羅の中を、
汗みどろになって亡霊のように彷徨う奴。

完全なる燃え尽き、完全なる陶酔、完全なる桃源郷。
あの修羅の光景がまさに目眩くように走馬灯のように・・

いやあ、凄い凄い凄い、
音で聴くと、音だけで聴くと、凄いな、まさに狂気の空間が、
ありありと蘇ってくる。

WE ARE BABYMETAL!

その完璧な仕上げ、完全な終局、完全に止めを刺されては、
そう、俺もうこれで完全な打ち止め。

あああ、終わっちゃったなあ、と。
あああ、終わっちゃった、と涙をにじませながら、
でそのまま、出口を目指してふらりふらりと歩き始めてたんだよ、まさかまさか。

したらさ、そう、したら、この青き世界、
もう場内が、真っ青の海の底、グランブルーの世界。

鳴り響くシュプレヒコールと地鳴りのような大歓声の中で、

そう、え?と思った、え?まだやるの演ってくれるの?と。

その唖然呆然の魂抜け状態の目の前に、
いきなり浮かび上がったのが、この天上界的光景・・

14 SHINE

これ、この青い光って、まさに「あの世」だったんだよね、
つまりは別世界の別次元。
天国でもあり、地獄でもあり、
つまりは、この世のものとは思えない異次元的風景。

いやあ、この音源でも、あの凄まじいばかりの陶酔感、
いやあ、これもう、神憑り、どころか、神そのもの、天上界そのもの。

あの最愛、あの鞘師の姿、あれこそはまさに天女。
そしてあのすぅメタル、ああ、も、この人には、一生足を向けて寝れない、
まさに、神、まさに女神、まさに、この世のすべてを司る絶対神そのもの。

いやあ改めて、これ、この曲だけでも、
ベビーメタルは永遠に歴史に名前を刻まれるべき。
これほどの光景は、この世には存在しなかった、
これほどまでに凄まじい至福感は、この世では味わってはいけない、
まさに禁断のベビーメタル、そのもの・・

これもう、熱狂どころか、唖然呆然、そのものだよな。
誰もが息を飲んじゃってさ、
もう、頭空っぽで目を見張って口ぽっかり開けてちゃって・・


15 アルカディア

あの場で、あのフォーラムにおける1万七千余人、
あの中でこのアルカディアを前にして、
一人でも正気でいられたやつが居るわけがない。

もうねえ、誰も彼もが唖然呆然、
手を上げるどころか、踊り回るどころか、声を上げるどころか、
もう、ただただ、圧倒されては打ちのめされては
立ち尽くすばかりだったんだよ。

なななな、なんじゃ、なんじゃ、なっじゃこりゃ、って。

こんなもの、誰も見たことなかったんだよ。
こんな凄いもの、この世で見たことある奴なんてひとりも居なかったんだよ。

神バンドさえ、そしてすべてのチーム・ベビーメタルのスタッフさえ、
こんな凄まじい光景、見たことがあるわけがない。

人間ってさ、もうここまで凄いもの目の前にしちゃうと完全に脳停止状態。

心の何処かに、おい、ヤバいぞオマエ、帰りの飛行機、乗り過ごすぞ、って、
そんな声がったんだけどさ、
もうどうでもいいや、って、
もうこの世のすべて、なんでもかんでもどうでもいいや、って。

ただただ、この感動に浸っていたい。
このベビーメタルに包まれていたい、それだけ、たたそれだけ、と。

歓声ひとつ上げることさえ、拍手することさえも忘れて、
もう、ただただ、目を見開いて口開けて立ち尽くすばかり。

すうちゃんがさ、ありがとう、って、お辞儀をしたんだよね。
もう、額が足首につくぐらいにさ。

で思わず俺もお辞儀しちゃって。

ありがとう、ありがとう、ありがとう、ベビーメタル。
もうそれしか言えない。
もうそれ以外に、言葉なんてなんの意味も成さない。

ありがとう、ありがとう、ありがとう、
ありがとう、すぅちゃん、ありがとう、最愛ちゃん、
ありがとう、百々ちゃん、ありがとう、鞘師、
そしてなにより、ありがとう、コバサン、

もうねえ、みんな言ってたよ、叫んでたよ、

サンキュー! グラシアス! メルシー! ダンケシェーン!
そして、アリガトー ベイビーメトー!

もうねえ、感謝感謝、感謝の言葉しかでねえよって。

ライブ行ってさ、ミュージシャンに歓声を上げることはあったけど、
ここまで、辛勝に、辛辣に、どころか、
心の底から感謝の気持を感じたことなんて、
生まれてこのかた、一回だってなかったんだぜって。

なんだけどさ、このベビーメタル、
もうねえ、ありがとう、しか言えなかった。

ありがとう、ありがとう、ありがとう、ベビーメタル!

生きてて良かった、と思ったよ。
嗚呼、俺、生きててよかった、
そんでそんで、ベビーメタルが居てくれて、本当に良かったって。

幸せだ、俺は俺は、幸せだ、ってさ。

もうねえ、なにもかもが別次元だった。
もうねえ、なにもかもが、天上界でのできごと。
なんだけどさ、なんだけどなんだけど、
そう、ベビーメタルの夢の桃源郷、
巨大なサファイアかラピスラズリの内部、その核心に囚われたまま、
俺は未だに、あの蒼き光の渦の中から抜け出すことができないでいる、と。

という訳で、BABYMETAL LIVE AT THE FORUM、
その珠玉音源、
それはともすれば、映像を辿る、それ以上に、
あの場にあった空気そのもの、あの熱気から狂気から、
あの至福感のすべてをそのままに再現。

思わず、泣いてしまいました、号泣くれてしまいました、
この音源、この音源だけで・・

素晴らしい、本当に本当に、ベビーメタルは素晴らしい・・
なにもかもが別次元のベビーメタル。

唖然呆然の虚に包まれたまま、え? 散歩?もうそんな時間?

という訳で、ちょっと犬の散歩に行ってくる。

ちょっと頭を冷やして、改めてその総括、
その意味するものなんてのを、考えてみたい・・



という訳で、このベビーメタルの LIVE AT THE FORUM
改めてその珠玉の映像を見直しながら、

先日に見たウェンブリー・アリーナ、
あの崖っぷちに追い詰められた絶体絶命感、
そこからの奇跡的な大逆転劇、
そんなドラマ性からすれば、
このTHEFORUM公演においては、
そんな不安など微塵もない、
まさにこの風格というか貫禄というか、
まさに威風堂々のこの絶対女王の面目躍如。

これさあ、改めて、アリーナとは言いながら、
それが例えば、スタジアムであっても、ドームであっても、
ともすればそれが、野球場のヤンキー・スタジアムであっても、
ともすればそれが、フットボール用のジャンアンツ・スタジアムであっても、
全然違和感がない、ともすれば、
これが、この人達が、こんなアリーナなんていう小さなところで演ってくれる、
それそのものが奇跡のような大盤振る舞いなわけであってさ。

ハコの大きさ、あるいは集客力、
その収益率だけを見て良いの悪いの言うつもりは更々ないけれど、
ただ少なくともこのTHE FORUMの映像を見る限り、
それが例え、二万人であっても五万人であっても十万人であっても、
ベビーメタルはそのすべての人々にこの感動を届けられる、
その実力は誰の目にも明らかなわけであって。

改めて、ああ、このコロナさえなければ、
今頃は、世界中のマンモス・フェスティバル、
地平線まで永遠と広がる何万人何十万人の人々が、
ものの見事にぶっ飛ばされては、
その感動に打ち震え感涙に咽びながら、
ありがとうありがとう、ありがとうしか言えないベビーメタル、
その至福の境地に解脱できていたはずなんだよね。
少なくともこのヘイトと独善的正義の御仕着せとの陰謀論、
人の嫌がることをわざとやっては、
当然だろそれが人間というものさと嘯く、
そんなド畜生なネオナチネチョウニョもどきの、
人間の底の底を這いずるが如きこの末世の中にあって、
そんな漆黒の闇の中に燦然と輝くダイヤモンド、
この美と愛と希望とKAWAIIの真髄、
人類が忘れてしまっていたその最も大きな善の真髄、
感謝の気持ち、その真理を鷲掴みにしては放さない、
その姿こそはまさに奇跡の救世主たち。

その神憑りの聖らかさが、その地獄のパワーが、
その魅力のすべてが凝縮されたこの奇跡の映像、この珠玉の音源。

BABYMETAL LIVE AT THE FORUM

これこそはまさに、ベビーメタルのベスト盤。

嘗てのあのエグいまでのキワモノ性とは一線を画して、
そこに見るあまりの風格、あまりの貫禄、
まさに日本のロックの、どころか、
世界のロック、世界のエンタメ、
世界人類のすべてのプライドを象徴するかのような、
この威風堂々のこの絶対女王ぶり。

WEMBLEYはあまりにも凄すぎて強烈過ぎて、
ともすれば子供の目に触れさせるのはちょっと危ないか、
なんて妙な気を回したくもなるのだが、
このTHE FORUMは、
子供から大人から、ロックファンからアイドルファンから、
初見のヒトから、筋金入りのメイトたちから、
国を越え人種を越え世代を越えその時空さえもを飛び越えて、
この世に棲まう全人類のすべて、
全人種全世代全性別が心の底から思い切り堪能できる、
そんなスタンダードなオーソドックスな、
一家に一枚ベビーメタル、そんな定番的決定版ではないのか、と。

改めて、また新しく加わったこの珠玉的家宝その一枚。
その現物が届いた暁には、
今回の2019年全米公演、
Tシャツから半券からリストバンドの残骸から、
そしてPAPAYAの黄色タオルから
その幾多の思い出の品々とともに
我が家のサンクチュリア:聖域であるところ、
ベビーメタル神棚にご奉納させて頂ければと思った次第。

で、このTHE FORUM、
いまも思い出すそのあまりにも魑魅魍魎な、
ともすれば宿命的因縁的超自然的なまでのあの様々な出来事。
その鳴り物入りで発表された日本を結んでの同時中継までもが、
未曾有のスーパータイフーン:巨大台風19号、
いまとなっては「令和元年東日本台風」と正式名称が授かった、
そんな歴史的災害に襲われては中止の憂目、なんていうこともあってさ。

何かに付けてこのTHE FORUM、
いろいろな意味で、皆さまの記憶にも新しい筈。

そう、何はなくともこの歴史的イベント。

米国ロックの歴史的殿堂の、
その正真正銘の天守閣において、
日本のアーティストとし史上初めて、
堂々のソールドアウト・ショウ。
その事実だけでも歴史的な金字塔。

かのウッドストックにもあるように、
そこで行われた演奏そのものもそうだけどさ、
なによりもそこに参加した各人の歴史の証人、
その個々のドラマこそがそのイベントの伝説、
その醍醐味のすべて。

嘗て認めたあの長い長い超長文、
その個人的事情から、その思いから、
その準備段階のドタバタから、その道すがらから、
そこで出会った人々の、そこで巻き起こったことのやまやまやま、
このTHE FORUMというイベントに関わったそのすべてが、
このTHE FORUMという歴史的イベントの一部であり、
そんな個々のドラマ、あの一万七千余人の大観衆、
そのひとりひとりの感動の集積こそが、
その歴史的イベントの伝説となっては語り継がれることにもなるであろうと。

改めてこのTHE FORUM、
その演奏の、そのクオリティの、
そのパフォーマンスの素晴らしさもさることながら、
一公演の記録映像にとどまらない、
そこに参戦した各自、そしてLVを見たヒト見れなかったヒト、
後でDVで見たヒト、何回でも見ちゃったヒト、
その全ての人々にとって、一生涯に渡って語り継がれる人生のエポック。

俺はあの時、このベビーメタルと伴にいた、
その同時代性こそが、この先、末永く語り継がれることになる
ベビーメタルの伝説、その壮大な叙事詩に刻まれる大切な大切な1ページ。
その確かな証として、このBABYMETAL LIVE AT THE FORUM、
棺桶の中まで持っていこうと思っている次第。

という訳で、未だに興奮醒めやらず、
あのSHINEの戦慄が、あのアルカディアのビートが、
終わることなく永遠にリフレインを繰り返しておりますが、
改めて、嘗て綴ったこのTHEFORUMにおける顛末集、
激情に駆られるままに書き殴って以来、
一度も読み返して居なかった壮大なる駄文の集積、

来たる5月17日夜8時、
BABYMETAL LEGEND-METAL GALAXY
あの幕張メッセの二日目、
あの新たなる伝説的金字塔公演のその全貌、

そのご感想報告を見るまでの間に
つらつらと読み返してみようかと思っている次第。


→ 祝・ベビーメタル LIVE AT THE FORUM ~  WOWOWにてほぼ完全放映 その鑑賞後記 

超長文「BABYMETAL THE FORUM で10回泣いた男の話」 その1~「ベビーメタルのミッション・インポッシブル」


改めて、いまを生きる生き神様的、生きる伝説のベビーメタル、
その奇跡の軌跡のすべてが、今後永遠に人類史上に刻まれることになる。

俺たちはいま、歴史の中に在る。ベビーメタルと伴に。
その喜びを噛みしめるばかり。

改めて、まいどまいど、誠にありがとうございます。

このTHE FORUM公演映像、

先日のSTAYHOMEのWEMBLEY公演
あるいはあの幕張メッセの東西神の対決があまりにも凄まじくて、
せっかくのこの記念すべきTHE FORUMの発売が、
すっかりとその場繋ぎ的なものに過ぎないのか、
なんて気がしないでもなかったのですが、
いやはやどうしてどうして、
このTHE FORUM 公演、
御覧の通り、その映像からその音源から、
つまりはそのクオリティそのものが半端ではない。

まさに神憑り、まさに神降ろしの天上公演。

改めてこの特別ミックスダウンの特別音源、
前回のWEMBLEYの主役がBOHさんであったとすれば、
このTHE FORUMは紛れもなく,
アンソニー・バローンに捧げられたもの。

これ、このドラムの音の凄まじさ、
これまさにドラマーにとっての一生モノの贈り物。
ともすれば、その浮足立った序盤から、
そこに骨が入り、リズムが決まりビートが定まり、
それがうねりを以ては暴れ狂い、
遂にはそれがバンドすべてと一丸となっては歌に溶け込むまで・
そのドラマーとしての成長の過程が、
すべてこの一枚の中に集約された
それはこのアンソニーの人生そのものの生々しいばかりのレリーフ。

これがオレだ。
これがオレのドラムであり、これがオレの鼓動であり、
この音が、この音こそがオレ自身、そのものじゃないか・・

その最上級の敬意を込めた最高のプレゼント。
終生ベビーメタルへの恩義は忘れない、
そんな筋金入りの守護神がまたひとり。

という訳で、いやあいまだにこの脳内では
SHINEの戦慄がエンドレスで流れ続けてますが、
いよいよ、あの衝撃の幕張公演のその二日目。

この西の神々の日本デビューの凱旋公演。

いまも記憶に新しい海賊音源、
怒涛のジャングル・ビート: IN THE NAME OF から連なる地獄の叙事詩、
その全貌が明らかになる、と。

→凄っげえ!BMC!! SU-METAL THE VOODOO QUEEN !~遅ればせながら「LEGEND - METAL GALAXY」幕張メッセ 第二日目海賊版音源 満喫致しました!

改めてその鑑賞記、その率直なるご感想、
首を長くしてお待ち申し上げております。

かしこ



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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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