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ROCK THE TRAVIATA

Posted by 高見鈴虫 on 21.2012 ニューヨーク徒然
ここのところいつものミニクーパがガレージに入ってしまって、
仕方なく、という感じで、乗っていたAUDIのA3があまり調子が悪く、
散々文句を言い続けていたら、
ならば、という感じでBMWが回ってきた。

BMWと言っても328xiだし色もシルバーだからぜんぜん偉そうではない。
まあただのお茶の間カーという外見なのだが、
うーん、たかがBMW、されどBMW。
いやはやさすがというかなんというか、
アクセルを踏み込んだときの吹き上がりが違う。
言ってみると、とてもとても、まさに体感的に気持ちがよい。


おまけに、このBMW、カーステの音が抜群である。
重低音の伸びが半端ではなく、
ボリュームを上げ過ぎるとまじめに車体がぶれてケツでも振るのでは、
という気までしてくる。

というわけで、
ここのとこ、このBWMでかっ飛んでいる時、
かけているのはたいていオペラである。

オペラと言っても、実は聞いているのは1枚だけで、
CARLOS KLEIBERのLA TRAVIATAな訳である。

他も色々と試してみたのだが、
曲の善し悪しに加え、演奏、音のバランス、音質、スピードやら、
例によって、なにが素晴らしいか、よりは、
何が許せるか、鼻につくものがないか、という視点から言って、
やはりどうしてもこれが邪魔にならなくて良い。

最近、さすがにフルボリュームで音楽をかけることがなくなったのだが、
このLA TRAVIATAだけは、気がつくいつも限界までボリュームを上げている。
でかい音で聴きたくなるのはROCKだけかと思っていたが。

いや、逆に言うと、このLA TRAVIATAの魅力、
キャッチーな曲と、メリハリの効いたというよりはほとんどガチガチのリフ、
超絶的なスピード感、ほとんどROCKに匹敵する感がある。

事実、LA TRAVIATAを大音響でかけているとついついスピードを上げてしまう。
上げてしまう、というより、ほとんどアクセルを踏み切っていたりする。
窓はルーフまであわせて全て全開だ。

おかげ様でこの状態でBMWをぶっ飛ばしていると、
さすがにどんなドン亀も道を譲ってくれる。
もちろんバックミラーなど必要ない。俺より速いやつなどいないからだ。
まさにフリーウエーの王者気分。

遅れてきた暴走族は LA TRAVIATAなわけである。

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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