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オバマが勝った夜、思わずタイムズスクエアに駆けつけてしまいました。

Posted by 高見鈴虫 on 05.2008 アメリカ爺時事
オバマが勝った。
と言うか、
BUSHの時代が終わった。
これからの後始末が大変だろうな、
とは思うけど、
オバマとならなんとかやっていけそう、
という気がしている。
それを希望と言うのだな、と。

オバマ当選のNEWSに溜まらず、
チャリを駆り出して
タイムズスクエアの乱痴気騒ぎに加わった。

アメリカの大統領選出に、
これだけの人が駆けつけるなんて、
まるで夢のようなことだな、と改めて。

雨のタイムズスクエア
ひしめき合う人々の中、
コクジンが笑っていた。
ハクジンも笑っていた。
チャイニーズもラティノも笑っていた。
泣いているひとがたくさんいた。
泣いている人を囲んで踊っている人がいた。
ぶつかられても足を踏まれてもみんな笑っていた

不機嫌なのは交通整理のNYPDだけ。

おい、そこをどけ、と威張り散らす若い警官に、
あのなあ、BUSHはもういないんだよ。
独裁者がいなければ、テロリストもいない。
くだらないデマも警戒アラートも戦争も終わりだ。
だからお前もそういうことしなくていいんだよ、と。

本当だったらそのまましょっぴかれるところが、
苦笑いした警官が、まあな、と一言。

争いは終わる。俺達が望めば。
終わらせようぜ。本気で。
争いで金を儲ける奴らがまた新たな争いを巻き起こす、
そんな呪われたスパイラルを本気で止めなくてはいけない。
そう思っているのは俺やお前だけじゃない、
そう信じられる、その「信じられる」ということが、
実は一番大切なことなんだ、と。

コクジンもハクジンもジューもラティノもチャイニーズも、
警官も兵隊も政治家も銀行家も裁判官も、
そう信じている、と信じよう。
信じられるだろ、オバマと一緒ならば。

だから、争いを終わらせよう。本気で終わらせよう。
それが土台無理だとわかっていても、
終わらせよう、と本気で思うことから始めよう。

夢だとか、希望だとか、
愛だとか、平和だとか、
そんな歯の浮きそうな言葉を、
もう一度思い出したくなった。
大丈夫、このオバマという人となら、
そんな歯の浮きそうな言葉も
信じさせてくれそうな気がするじゃんかよ、と。

ああ、またアメリカが好きになれそうな気がする。
そう思えることが、実は一番嬉しい。
ああ、この国にやってきて本当に良かった、となんども呟いた夜でした。

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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