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赤首の謎

Posted by 高見鈴虫 on 23.2012 アメリカ爺時事
その昔、ジョージWブッシュ氏の顔を見た時には、
そのあまりにも露骨な、まるで絵に描いたような赤首ヅラに、思わず嘘だろ、と声を失ったものだが、
それからはじまったブッシュ陣営の方々
ディックチェイニーからラムズフェルドから、
余りに圧倒的なぐらいの悪党ヅラのオンパレードに、
ここまでくると、お見事!と逆に感心させられたものだ。

と言う訳で今回の大統領選だ。
ロムニーのあまりに浮世離れしたオボッチャマ面もさることながら、
ライアン副大統領候補の面構えを見た瞬間、
思わずむむむむと唸ってしまった。

ここまで徹底的に性格のネジくれた顔と言うのを見たことがない。

ああ言えばこう言う、
口からでまかせのその場しのぎの嘘ばかりを連発しては人の揚げ足取りばかりに終始し、
一切の進展をすべて丸潰しにいしては、どうだ俺は頭いいだろう、と、
せせら笑っているタイプ。その典型的なタイプの典型的に類型的な顔。

こういうタイプ、アメリカのエリート、
特にモラルの崩れ切った証券業界によくいた徹底的に食えないタイプ。

おいおいこんな奴を表に出してしまって許されるのか、
果たしてアメリカは大丈夫かと思わず首を傾げてしまうところだが、
しかしここはアメリカ、
そしてライアン候補の所属する共和党こそニューヨークやサンフランシスコやボストンやシカゴやマイアミ、
つまりはよく知られたアメリカの、それ以外の場所、

つまり誰からも鼻もひっかけられない、
殺伐茫漠たる原野、ミドルオブノーウエアに置き去りにされた人々の最後のよどころ。

ブッシュを英雄として祭り上げたり、
黒人を差別迫害したり、
キリスト教徒以外人間ではない、と真面目に信じ切っている、
偏狭で独善的で知性と理性と論理性に著しく欠けるまさに赤首と言われる厄介な人々。

アメリカの土台を支えるのは実はそんな人々なのだが、
そんな人々にとって、
例えばジョージWブッシュは、親しみやすく、
ディックチェイニーは頼りになる親父で、
ラムズフェルドはいかにも優秀そうになるわけで。

というわけで、
このどうしようもなく性格のネジくれた青二才・ライアン副大統領候補は、
まさしく好青年となってしまうのだろう。

果たしてこの赤首の美意識だけは、何年たってもどうしようもなく訳が判らない

2012-08-18-XIMG_7365.jpg

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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