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悪気がなければ何を言っても許されるのか

Posted by 高見鈴虫 on 26.2011 ニューヨーク徒然
ホーム・パーティの帰り道で、
だめよ、あの人の前で、デブ、なんて言ったら、
とかみさんに怒られた。

え、でも気にしている風じゃなかったぜ。一緒になって笑ってたし、
と俺。

だから、気づかないふりしてたんだって。

と言われたものの、
でも会話をしていた当の本人、つまり俺、はそういう印象はない。

つまり、あの人、
実は、自分自身をデブだとは思っていないのではないかな、
と仮定してみる。

なので、あの人、である彼女が傷ついていた場合、
けろっとした顔をして、
えっ!なんで? だって、あなたは太ってないじゃないか、
と言ってしまうのが一番ではないのか。

実はその言葉の方が、彼女にとっては嬉しい、
つまり、もっとも聞きたかった言葉、なのではないか、と思うわけだ。

が、それによって、彼女が油断してなおさら太るようなことになっても、
俺は知らない。

いずれにしろ、女性の前で、デブ、を話題にしないほうがいいようだ。

十中八九、女性は自身をデブだと思っていたりもするらしい。

だからさ、と捨て台詞。
だから俺、太った女嫌いなんだよ、面倒くさくてよ、とか。
我ながら俺は嫌な奴だな、と思ったりもする。
俺の周りに太った女がいないのは、つまりはそういう事か。

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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