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ヒッピー・パンクス

Posted by 高見鈴虫 on 10.2007 ニューヨーク徒然   0 comments   0 trackback
川沿いの公園の芝生の上で
ビニールのテントを張って暮らしている
垢にまみれたヒッピー・パンクス気取りの
若いホームレス達。
いったいなにが楽しくて、
と誰もが思うだろ?
俺は知ってるよ。らりってるのです。
ずっと麻薬をやってると、
きまってる間はなにもかもがどうでも良くなって、
つまり外目にはほとんど思い切り吹っ切ってしまった風に
見えてしまう、という訳。
つまり
見た目ほどには不幸な訳ではない、かわりに、
見た目ほど吹っ切れてもいない、という話でさ。
つまりそういう彼らだって、
シャワーを浴びて着替えて髪を切れば、
あら不思議15分で誰も見分けがつかなくなる、
ということを彼が一番良く知っているし、
つまり、
落ちて帰ってこれなくなるところなんてない、
と言うことを彼らが一番よく知っている訳でさ。

そんな奴らは、
目を背けて行く通行人たちを、
何を怖がっているんだ、臆病者め、
と思っているのです。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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