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ロジャフェデラを観るたびに、生きてて良かったと本気で思う

Posted by 高見鈴虫 on 10.2006 テニスねた   0 comments   0 trackback
んだよ、またかよ、フェデラ、強すぎだな。
まあ判ってはいたけどさ。
フェデラが勝ってくれなかったら困るけどさ。
でもやっぱりか。
やっぱりフェデラだ。
判っていたけどちょっと残念。でも、やっぱりな、凄く嬉しい。

もし、フェデラ、好きじゃなかったら、
今のテニス全然面白くないのかな。

でもさ、
フェデラ嫌いな人って、絶対に嘘、と言うか、
全然判ってない、っというか、かわいそう、っていうか。

つまり、生で見てない、
見てもいないくせに、嫌いだ、とか、言えちゃう、
まあつまり、くだらない奴、ということ。

つまり、それって、素直に、貧困、だと思う。

おれ、フェデラ、見たよ。
自慢するわけじゃないけど、
ってより、自慢でもなんでもいいから、良く聞けよ。

俺、フェデラの試合、何度も見たよ、
上からも、下からも、
コートサイドで、あの嵐の中でのアガシとの死闘とかも見た。
極めつけは、こないだのUSOPENの大会前の練習とか、
目の前、ねえ、いまのアウト?って言って、うん、アウト、
と返ってくるぐらい近くで見たけどさ、

いやあ、違うよ。この人。この人だけは、全然違う。
まったくなにもかも。

フットワーク?バックハンド?トップスピン?サーブ?

うん。それもそう。

動体視力、反射神経、バネ、伸び、筋肉、柔らかさ、

ああ、もう、
そんなこと、どうでもいいんじゃないの?

つまり、この人、存在自体、違う。違い過ぎる。
人間より、神、あうそ、そんなもんじゃない。
そうだね、ライオンかな。
うん、ライオンに近い、あの身のこなし、って言うか。
全身の雰囲気っていうか。
あ、ごめん、俺、生のライオン、まだ見てないけど、
つまりは、そんな感じ。

この人の動きのすごさ、生でみないと判らないよ。
惚れ惚れする、というか、魅了される、
というより、魅入られる。なんか金縛りって感じ。

練習の時とか、誰一人何も言わず、言えず、
ほとんど金縛り状態。緊張で。この人がいるだけで、
空気が凍る。緊張でみんなからだががちがちになる。

つまり、この人の凄さ、
ねえ、ぶつくさ言う前に等身大で見てごらんよ。
凄いんだよ、唖然だよ、
あっけに取られて、もう涙でるよ。

いきなりコーナーにブッ刺した玉、
ようやく返った短い玉、めがけて飛び込むあの姿、
まさに獲物を追うライオンそのもの、

で、一撃必殺、まるでボールがバスンっ潰れそう、
或いは、そう、侍じゃなけど、真っ二つって感じ。

ちょっと思ったこと、

1.定位置がない。この人、いつも移動してる。
ずっとスプリットステップ、で、
真中のベースライン上に居る時間、極端に少ない。
で、いつも前に出てくる、決して待たない、
で、飛び込んで、グッドバイ、逃さない。

2.どんなボールも必ず見据えてる。
たとえ、足元に転がってきた練習用のボールさえ、
開ききった瞳孔で、くっきりと見据えている。
ただボール、を見てるんじゃなくて、
ボールのどこを見てるのか、って感じ。

3.身体がむちゃくちゃやわらかい。
ヨガやってるとか色々言われてるけど、
あの巨体がまるで鞭みたいに、
しなっては、スイングのたびにびゅんと音がするぐらい。

ああ、フェデラ、美しすぎる。

サンプラスもアガシもコートサイドで見たけど、
これほどの衝撃はなかったよ。
フェデラの試合、コートサイドで見てごらんよ。
廻り中、テニス関係者、それも歴代の、テニス関係者ばかりだよ。
そして、だれもが大ファン。当然だよ。フェデラだもの。
この人こそは、テニスというスポーツの生んだ完成品。
完全に完璧な姿なんだよ。

パコデルシアとロスバンバンとロジャフェデラを見るたびに、
この人達と同じ時代に生きられてたことの幸せを、
心の底から喜びたい気分になる。

いくら払ってもいいから、
コートサイドでロジャフェデラ、見るべきだよ。
試合すぐ終わっちゃうけどね。だって強すぎるんだもの。
でも、一瞬だけでも見れたら、その価値が判る筈だよ。

ぶつぶつ言う前に、フェデラを見てごらんよ。
生きててよかった、ってきっと思うから。


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プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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