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オーストラリアン・キャトルドッグという犬 一日の運動は最低でも3時間。それも・・・

Posted by 高見鈴虫 on 06.2012 犬の事情
確かに、オーストラリアン・キャトルドッグは最高のバディである。

日々の日課であるジョギングのパートナーは言うまでも無く、
週末のテニスの時にも、セントラルパークのサイクリングにも、
夏のビーチから冬のスノーボードまで、
欠かすことのできないバディとして脇をがっちりと固めてくれる。

オーストラリアのアウトドア雑誌には、
釣り船の舳先から夢中になって魚影を追う姿や、
カヌーのお供から、ラフティングの乗員から、
キャンプから登山からハンティングから、
サーフィンからスキーからスノーボードからと、
アウトドアと言えば必ずこのオーストラリアン・キャトルドッグの姿が見える。

その運動神経に加え、身体の強靭さ、タフさはまさに驚愕するばかり。
真夏の日中でも極寒の雪の原でも、
2時間3時間と連れまわしたところで疲れた顔一つ見せず、
こっちがへとへとになって座り込んだとたん、
そら来た、とばかりに飛び掛ってはじゃれ付いて来て、
とまさに身体中がエネルギーの塊である。

という訳でこのオーストラリアン・キャトルドッグ、
牧場やらキャンプ場で暮らすにはまさにうってつけの名犬、
である筈なのだが・・・

問題はそう、ここがニューヨークである、という点。

ものの本に寄れば、
オーストラリアン・キャトルドッグの日々の必要最低限の運動量は、
少なくとも3時間!
それもただだらだらと散歩する、というのではなく、
それこそ牧場で牛を追うように、
徹底的に走らせ尽くさなくてはいけない、とある。

このエネルギーの塊たるオーストラリアン・キャトルドッグ、
ひとたびそのありあまるエネルギーを持て余すと・・・

という訳で、このオーストラリアン・キャトルドッグ、
朝の6時からドッグラン中をこれでもか、と走り回り、
リバーサイドパークの端から端までを自転車を追って全力疾走、
これでもか、とばかりに走らせまくって、
ようやく辿り着いたアパートの前、
さあどうだ、満足そうにあくびのひとつでもしてくれるか、
という言うとまったくそんなそぶりも見せず。

あれ、いまのはなんだったんですか?次はどこに行きます?
ってなぐあいに爛々と目を輝かせながら、ボールをせがんだりする訳である。


プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾歳月
世界放浪の果てにいまは紐育在住
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

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