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度胸無しの国民性

Posted by 高見鈴虫 on 11.2006 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
ガールズ、判ったよ。

君たちは口を開けば、
可愛い子がいない、格好いい子がいない、
お金がない、暇がない、つまらない、
と文句ばかり言っているが、
つまりは、君たちの周りでヒラヒラ跳びまわる、
あのちょろいマザコン系のオタクの蓄膿の若禿のオレサマの、
そんな、どうしよもなく格好悪い、
みじんこ金玉の超ド級の度胸無しの奴ら、
つまり、目も当てられないオカマちゃんたちに、
ほとほとうんざりしただけの話、だろ。

そう、俺もそうさ。
おかまと働くのはもううんざり。
それだったらまだ、ガールズのほうがちょっとはまし、と。

カノジョと一緒にえっちビデオ、観たりする?

Posted by 高見鈴虫 on 23.2007 嘗て知った結末
ねえねえ、カノジョとさあ、えっちビデオ、一緒に観たりする?

観るタイプと、絶対に観ないタイプ、

なんかその辺に秘密がありそうな気がするが、どうだ?

ぼく、飴あげようか?

Posted by 高見鈴虫 on 12.2007 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
遅く起きた金曜日の春の朝、
客先のビルの前で仕事の待ち合わせ。
シャワーに濡れた髪をかきあげたまま、
寝ぼけた赤い目を覆う馬鹿でかいサングラスで、
生あくびをひとつふたつ。
珈琲屋の前の街路樹にもたれて、
千切れた雲の陰がビルの壁を走り抜ける様を
ぼんやり眺めいたら、
ビジネス用のブラウスの前を大きく広げた
やり手のキャリアウーマンみたいなのから、
二人、三人、と立て続けに、
ねえ、珈琲、一緒にどう?なんて声をかけられた。
なんだ、それ、と。
これ、ナンパってやつなんじゃないの、と。
そう、もちろんナンパ。誰もが一度はやってことある、そのナンパ。
ただ、女にナンパされたのは初めてだぜ、
なんて思って、おやおや、21世紀、色々あるね、
なんて苦笑いしてたけど、
いや、それ、違う、とはたっと気がついた。
昔、そう高校生のころ、
なにをするでもなく駅前で時間を潰してる時なんかに、
ねえ、どうしたの?、なんて感じで、
軽く声をかけられることがよくあった。
どうせ、覆面のメスポリか、
或いは、PTAの見回りか、
或いは、
ぼく、飴あげようか、の延長上のもの、
みたいな感じで、相手にしてなかったけど、
あれって、もしかして、そう、
ねえ、買ってあげようか、
って意味だったんだよな、
なんて、気が付かなかったよ、この歳まで。

そう、そう言えばおんなじ意味で、
十二時過ぎに通りすがりのティーンエイジャーから、
ねえ、火を貸してくれない?と聞かれたら、
それは、ねえ、遊ばない?って意味なんだよ、と言われて、
嘘だろ、俺それよくあるぜ、と思ってしまった。

いやあ、世の中、まだまだ、
秘密のサインで溢れているんだね。
人類まだまだ捨てたものじゃない、なんて、
ちょっとわくわくしてしまった夏の入り口。



もう誰もビッチを甘やかしたりなんてしないのだ

Posted by 高見鈴虫 on 08.2007 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
サード・アベニューに溢れかえる、
これ見よがしにお肌を晒した、
田舎からきた行け行けの姉ちゃんども。
その神をも恐れぬ暴虐武人さに、
いくらなんでも堪忍袋の緒が切れる、
そんな行き場のない憤りを日々感じながら、
おい、そこどけ、と言ってもそ知らぬ顔でタバコを吹かし、
ため息をついたところを、
ちょっと、どこみてんのよ、と、後ろから突き飛ばされ、
挙句にサンダルの足をハイヒールのかかとで踏み抜き、
挙句に火のついたタバコを爪で弾いて、
挙句にリムジンのドアを開けてフラッシュ一発。
挙句に電話ボックスの中でアヘアヘをおっ始め、
挙句に泥酔の末に歩道の真ん中に大往生、
でパンツもおっぱいも丸見え。

あのなあ、と。
まあ確かにニューヨーク。
何をしても無礼講なのは確かだけでどさ。
いくらなんでも、俺の家の前でやることもないだろ、と。

そんなわけである夜、
またいつものようにいきなり後ろから突き飛ばされて、
馬鹿、気をつけないよ、と吐き捨てたビッチが、
いきなり前から来た、
もはや、筋肉というよりは、壁、
つまり塗り壁状態のビルダーの胸に、
思い切り真正面から、がつん、とぶつかって、
途端にへなへなと道端に崩れ落ちて脳震盪。
まるで半殺しのかえる状態。
ウップス、とそのビルダー、
あらやだ、飲みすぎたの?気をつけてよね、なんて。
そう、もう誰も、馬鹿なビッチを甘やかしたりなんかしない。
という訳でまたひとり、
ニューヨークの夜の藻屑と消え去ったビッチの姉ちゃん、
何事もなかったかのように跨ぎ越して行く人々。

この罰当たりのビッチの行け行けめ。
これから容赦なく、思い切りぶつかっていこう、
と心に決めた。



歳の差というよりは文化の差

Posted by 高見鈴虫 on 04.2007 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
20近く歳の離れた女の子から、
あなたと話をしていると、
歳の差というよりは、
文化の差、という感じがする。
ガイジン、と話しているみたい、な、
カルチャーギャップって感じかも、
と言われた。

これって誉めているんだろうか、馬鹿にされているのだうか。

瞳にスティング

Posted by 高見鈴虫 on 11.2007 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
あの、改めて質問なんですが、
瞳にスティングのある子っているじゃない?
ずっと昔の歌、瞳は百万ボルト、じゃないけどさ。
そう、視線の中に
一瞬、頭がスパークしちゃうぐらい
強烈なスティングを持ってる子。
あれってさ、わざとやってるの?
というか、やろうとしてできるものなの?
レーザー光線、発射!みたく。
或いは、生まれ持った才能みたいなものなの?
最近、食らってないなあ、スティング光線。

両切りのキャメルの頃

Posted by 高見鈴虫 on 17.2007 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
ふとしたことからまたタバコを吸い始めてしった。

あれだけ苦労してやめたのに。
お前は馬鹿か、と言う感じ(笑

吸い始めたときに感じていたあのクラクラ感、
おおお、中学生の時に味がする!
という新鮮な感動も今は無し。
ちょっと切らしていると指先が痺れ始めて、
なんか苛々と落ち着かず、
おお、身体がニコチンを求めている、と。
そう、つまり元の木阿弥。
身体がニコチンに征服された証拠。

ただね、
久しぶりに参加したスモーカーズ・コミュニティ、
なんか罪を分かち合うみたいな、おかしな仲間意識、
ちょっと久しぶりで、
そうそう、昔はこうやって、
タバコを通じて垣根を越えた人間関係みたいなものがあったよな、
なんて。
そう、それは新たなる発見だったかな、と。

うーん、でも、やっぱりこれ、良くないなあ、と改めて思う。

まあ俺自身、今更生きさらばえたからと言って、
別にどうこうという将来の展望もなく(笑
死んでいった友に逢えることのほうが楽しみかな、
と思わないでもないんだけど(笑

ただ、せっせと健康食を作ってくれるかみさんに申し訳が立たないな、と。
それが一番の理由かもしれない。

そう、人間、自分の為だけになんて生きてないよね。
これは相当にやばい、という状況に陥った時、
不思議と浮かんでくるかみさんの姿、
これはちょっと感動であったりもするわけで。

二十歳になる前には死んでやる、と嘯いていた十代の頃や、
面白そうな危険地帯に度胸試しのつもりでいちいち顔を突っ込んでいた頃や、
或いは、
気ままな一人旅の放埓も、
セックスもドラッグもロックンロールも、
つまり俺の半生を支えてきた真情みたいなものも、
この曖昧な拘束の中に絡め取られて、
おいおい、兄ちゃん、ずいぶんと腑抜けになったものじゃねえか、
との内なる声も最近すっかりと鳴りを潜めて、
つまりはそういうことかよ、
あれほど馬鹿にしていた”退屈な大人”って奴に落ち着いちまうってことかよ、
なんて。

でもさ、
退屈な大人にしか判らないささやかな幸せという奴もあるわけで、
そのわだちの中に捕まらないうちに死んでいった友には、
お前、これを知らずに死んじまったんだよな、
と、ちょっと憐憫の情も感じない訳じゃない訳で。
そう、年を食わなくっちゃ判らないことってのも多かったんだぜ、なんて。
俺たちがぶちのめしたつもりになっていた、
あの退屈な大人たちの言い分を改めて嘯いてみたり。

俺がタバコをくわえていた頃、
そう、いつも変らぬ両切りのキャメル。
胡乱な夏をやり過ごした溜まり場の喫茶店のテーブル。
ハートに火をつけてを口ずさみながら江ノ島への海岸通りをぶっ飛ばしていた頃、
まぶしいスポットライトに目を焼きながらさあ始めるか、とカウントを刻み始める時、
残業上がりの夜明けの新宿をとぼとぼと背中丸めて始発の待つ駅に向かっていた時にも、
足元を吹き抜ける砂嵐に呆然と砂漠の地平線を見渡していた時も、
朝まで過ごしたハウスミュージックの轟音からいきなり街に転がり出た時の新鮮な空虚も、
いつもくわえていた両切りのキャメル。
あいつらと過ごした時間、駆け抜けていった時間。
あいつと別れた時に、ずっとくわえていたタバコ。
喉に絡み付いて、煙が目に沁みて、
ああ、この後悔を心に刻み付けるためにも、止めてしまえこんなもの、
と誓ったタバコ。

やはりやめよう、と思った。

という訳で、
休日出社の土曜日、友の引き出しからちくったタバコを一本、耳に挟んで、
お気に入りのイーストリバー、ブルックリン橋を見渡すベンチの上で、
あの頃のテーマ曲、BORN TO LOOSEを歌いながら
友よ、てめえらの分も俺は長生きさせてもらうぜ、
と、吸いかけのタバコを投げ捨ててやることにしよう。

俺が監獄、てめえは棺桶、上等だろ?

Posted by 高見鈴虫 on 23.2007 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
どういう訳だか、
こんな時期にHRから呼び出し。

こともあろうにあのチンカス野郎が、
俺宛にイエローカードを出せ、
とHRにリクエストをして来たのだそうだ。

面談に来たキャシー、
まあ今回はもみ消すけどさ、
あなたらしくもない、
あんな人まともに相手にしないで、
適当にあしらっていればいいのに、と。

だってなきゃしー、
言わせて貰えばあのチンカス野郎、
こともあろうに俺の女に横恋慕、
真夜中10回も20回も無言電話入れてきやがってだなあ、
とは言うに言えずに、
まあな、ありがとうさん、
と言ったきりふって腐れて無言のまま。

で、なにか彼に、メッセージある?
と聞かれて、待ってましたとばかりに、

このチンカス野郎、
てめえが俺の半径5M以内に足を踏み入れた時には、
俺が監獄にはいるか、
てめえが棺桶に入るか、
あるいは多分そのどちらもだってことを忘れんじゃねえぞ、と。

あれあれ、とキャシー。
呆れ顔ながらなんとなくはしゃいだ顔。

格好いいわ、とウインク一つ残してドアを閉めた。



BLACK’N’BLUE 金曜の夜26時

Posted by 高見鈴虫 on 29.2007 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
金曜の夜に、11時まで仕事。
その後、今日で退職する社員(男)とふたり、
最後だから飯でも食うか、奢ってやるよ、と大盤振る舞い。

で、なんか、殺伐とした気分。
だって男二人だぜ、金曜の夜に(笑
おんなでもひっかけに行くか、なんて話ながら、
このダサい格好。この重いかばん。
おいおい、つくづく俺ってダサい中年になったなあ、と。

で、奴と別れた後、
ああ、誰かと話がしたいな、なんて、柄にもなく。
慣れない酒なんか飲んだせいかな、なんて。
会社の女の子に、ねえ、どこで飲んでるの?なんて電話してみようか、とか、
携帯の時計を見たら、もう12時半、
さすがにまずいだろう、と(笑

そう、まずい。
こんな時間に電話なんかしちゃったら、
それこそまずい。
嫌われて終わり、ならまだいいけど、
下手に電話に出られたりしたら、それこそまずい!
そう、それだけはまずい。
仕事にかまけて会社のおんなにお手つきだってさ、
おいおいおい、
これいくらなんでもダサ過ぎる。
そう、俺、どうせ転ぶなら、圭子ちゃんと心に決めてるから(笑
と言うわけで、
凹んだ気持ちをタバコで静めながらふらふら彷徨う夜の街。

だってさ、
こんな状態でどうでもいい若い女なんかと遊びまわっていたら
それこそあいつに申し訳がたたないしさ、
なんて、
しみじみと帰りついた1時過ぎ、
したら、あれ、あいつが、いない・・・・
おいおいおいと(笑

と言うわけで、金曜の夜、26時、
部屋に一人、
大音響で昔好きだったローリング・ストーンズなんて聞いてる。
BLACK AND BLUE,
青痣ってアルバム。
30過ぎた男の、浮気して家族ふいして逃げて、
でもでもでも、で、結局女と別れて、でも帰るところもなし、と。
ありふれた七転八倒の物語。
どこにでもある茶番話が、
ああ、歌詞が身にしみて、涙がにじみそう。

明日の土曜日も朝から仕事。
完全にノーライフ。
ああ、こんな暮らし、こんな人生、なんて、
憩いは必要だよ、なんて、自分に言い訳して、
またタバコを一本。

ああ、俺の圭子ちゃん、今頃なにしてるかな、とか、
ああ、金曜日だし、また真っ最中の頃かな、なんて。
つくづく羨ましいぜ。

あ、ここで言い訳、
実はずっと思ってたこと、
俺、やっぱ男だし、
だから、遊びで付き合う女の子に、
遊んでやった、ってな印象しかなくて、
だから、遊ばれたほうの女の子にも、
遊んでやった、という意識があるなんて、思いもよらなかったから、
ああ、あいつ、遊ばれちゃってるのかな、
なんて思って、一人で滅入ってたけど、
そう、
そんなことないよね。女の子、そんなに弱くない。
俺、自分を、あるいは、男というものを、買い被っていたみたい。

女が強くなった、というのはつまりそういうことで、
男の独りよがりが茶番になったのも、つまりはそういうことで、
そう、イーブンなんだよね、みんな。平等だよ、って。

女が強くなってよかったな、とつくづく思った。
幸せになるには、まずは強さが必要なんだよね。

ああ、凹んでしまった。久しぶりに。酒なんか飲むからだよね。

でも久しぶりに、
真夜中の湘南通りとか、
ガラスの破片が散りばめられたような六本木の交差点とか、
夜明けの新宿とか、
なんか思い出しちゃったよ。

ああ、ごめんなさい。酔っ払ってしまった。
明日は朝8時から仕事。
もう寝ます。
目が覚めたらまたいつもの俺に戻っていますように。

じゃね、おやすみ
XXX

「男の美学」

Posted by 高見鈴虫 on 04.2007 嘗て知った結末   0 comments   0 trackback
俺はたとえ、どんな奴からどれだけぶちのめされようが、
謝らないと決めたら絶対に謝らない自信があるし、
その気になったら、武器でもなんでも使って
殺すつもりで叩きのめしてやるだろうぐらいの器量はあるつもりで、
あるいは同時に、
たいていのことに対して
別にこんな野郎にどう思われようが知ったことじゃない、
と思えてしまう優柔不断さも持ち合わせているつもりで、
つまりは、
男には負けない、という自負を信じて生きてきたつもだが、
ただ、ただ、そんな俺が、
あるいは、俺の周りのつまりはそう言ったタフな連中、
ともするとこんなちんけな俺なんかよりも
ずっとずっとタフな、本物の糞ったれどもが、
しかし、
片手で掴んだだけで砕けそうな肩の、一思いに捻じ切れそうな首の、
子猫のようにしなやかで、えびのようにちんちくりんな、
しかし、あのやわらかくて滑らかでたまらなくいい匂いのする、
あの恐ろしく愛らしい生き物、
つまり、女に対しては、
もうこれ、決定的に、なんの成す術もないところがあって、
ああ、憎めない、なにをされてもなにを言われても、と。

怖いものなしの無法者、
そんな俺たちを本当に打ちのめすことができるのは、
矢でも鉄砲でもなくて、
そんな小娘の口から吐かれる一言の言葉。
俺たちを本当にノックアウトできるのは、
そんな小娘のさりげない視線。

いい男が、そんな小娘の一撃に完全にやられ切って、
ある時にはふさぎ込んで、
ある時には踊りあがって、
そして下手をすると、命を落とすことだってある。

女には勝てない。
なにがあっても、絶対に勝てない。
そう思っていてこそ、男である、
それこそが、糞ったれの男の美学なのだ。
そいつを俺は、無法と放蕩と、そしてロック、
つまりはローリング・ストーンズから学んだ。

今の少年に足りないのは、つまりはそれだな、と思う。
彼らは、母親に愛されていることで、
女をみくびってしまっているのだ。
そしてそんな少年は、
一生をかけてもろくな女と知り合えないだろう。

少年たち、家庭を出て旅にでなさい。
そして、徹底的に女に打ちのめされなさい。
女に打ちのめされれば打ちのめされるほどに、
君はいい男になる筈で、
しかし、あらかじめ言っておくと、
この戦いに終わりはないよ、と。
死ぬまで、養老院から棺おけに入るまで続くのだよ、と。
そしてそして、
この戦いに、勝利はない、と知っておくべきなのだ。
  

プロフィール

Author:高見鈴虫
日本を出でること幾年月。
世界放浪の果てにいまは紐育在住。
人種の坩堝で鬩ぎ合う
紐育流民たちの日常を徒然なく綴る
戯言満載のキレギレ散文集

*お断り 
このブログ記事はフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません藁

©終末を疾うに過ぎて...
無断丸々転載・そのまま転写はご勘弁ちょんまげ

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